標的55
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一ヶ月ぶりに制服に腕を通した
『学校、久しぶりですね…』
沢山の制服を着た生徒達が校門を潜り、校舎に入っていく
『あ、風紀委員……!
やばっ…』
校門の前に立っていた、学ランを着ている風紀委員の人を見て思い出した
雲雀恭弥との約束を
『行かないとですよね…』
走って応接室に向かった
―コンコンコン
『雲雀さんいますか~』
ガチャっと音を鳴らしながら扉を開ける
『!』
開けた瞬間、銀色のものが目の前に迫っていた。おもわず反射して、壁まで下がった
さっきまでいた所を見ると、銀色の棒が刺さっていて、その部分が凹(へこ)んでいた
「やぁ。おかえり。
随分遅かったね」
『た、ただいまです』
銀色の棒、基、トンファーを持って現れた雲雀がいた
『あの、何なんですか。これは…』
「何ってトンファーだよ」
『それは分かってますよ!』
冷汗をかく##NAME1##
「君が帰ってくるのが遅いのが悪いんでしょ。それに帰って来たの昨日の朝じゃないか」
『遅いんですか?
まぁ確かに昨日帰ってきましたが、昨日は綱吉の家にいましたから…』
「そこだよ。何で草食動物の所なんか行ってるの。僕言ったよね?帰ってきたら言う事があるって」
確かに言ってはいた
しかし帰ってきてすぐとは言っていない
『別にいいじゃないですか!!
私にだっていろいろやることがあるんです!
ハァ…もういいです。話たい事ってなんですか?』
相変わらず我が儘な雲雀と話すのは疲れたので、とっとと要件だけ聞いて教室に行きたかった
「…いい」
『へ?』
雲雀はボソッとしか言わなく、##NAME1##には聞こえなかった
「もういい。話す気失せた
(それに僕の思い違いだったんだ。今一緒に居ても何も思わない。イライラするだけだ)」
雲雀はこの気持ちが分からなかった
嫉妬だったなんて
更新09.11.11