標的3
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『リボーン!!!』
リボーンの言葉を遮ろうとする
「そうかっかすんな。いつかはばれんだ」
『……』
「まさかあの…!?」
「そうだぞ」
「ちょっとまって!!オレにもわかるように話してよ!!その紅天使ってなんだよ!」
『私の通り名』
##NAME1##が静かに言う
「獄寺がスモーキン・ボムと言われてるように##NAME1##にもあるんだ。それが紅天使だぞ」
「何で紅?##NAME1##だったら紅じゃなくて蒼とか藍っぽいよね?」
##NAME1##を見ながら問う
「ダメツナ、その紅は見た目じゃねー 紅っていうのは血の色から付けられたんだ」
「え、ええぇぇえ!!」
「紅天使は世界最強だとも言われています
紅天使を見る者はいなく、そいつが通った後は血の山で満たされ、その中に真っ白な羽が落ちていることから付けられたそうです」
獄寺が付け足すように言う
「しかし…本当にテメーなんかが紅天使なんか?」
『…えぇ』
##NAME1##は不服そうにする
「証拠もあるぞ」
「証拠?」
ツナが聞く
「羽だ」
「羽がとうかした?」
「紅天使の由来、羽が落ちているって獄寺が言ってただろ?」
「あっ、そういえば!」
「あれは持っていた羽を落としただけってのもありえますよ?」
「一々戦場に持って行くなんて馬鹿げてんだろ」
「え?じゃあなんで?」
「##NAME1##、見せてやれ」
##NAME1##の方を見て言うリボーン
『………嫌です』
「大丈夫だ こいつらに見せたって怖がるこたぁねーぞ」
『そんなのわかりません』
俯きながら言う
「?どうしたの?」
『綱吉…』
##NAME1##が俯き加減でツナの顔を見る
その顔は恐怖に染まっていた
『綱吉は私がどんな姿でも恐れないでいられますか?』
「え………?」
『私は何故こんなことになってしまったのかまったくわかりません
生まれた時からかもしれません
こんな姿なのは
……あるファミリーに行った時言われたんですよね…
化け物って』
「ど、どういうこと…?」
ツナは息を呑んだ
こんなことは##NAME1##がツナの家に居候をし始めてから、いや、出会った時から全く言われたことはなかった
それは##NAME1##が言いたくなかったのだろうが
『ハハッ やっぱ私が人と関わる事はいけないことなんですかね』
自分を嘲笑うように言う##NAME1##にツナ、獄寺、そしてリボーンも言葉を失う
##NAME1##はとあるファミリーの暗殺に来ていた
##NAME1##は次々と愛用しているロッドで敵を倒していく
しかし次々と敵が出て来て囲まれてしまった
そして一斉に銃の引き金を引かれた
しかし銃に撃たれたのは##NAME1##の反対側にいた仲間
##NAME1##は何処に行ったのかと捜す敵
そしてある一人の敵が上を指差した
「あそこだ!」
「!!」
敵が皆上を向く
その目に映されたのは##NAME1##と##NAME1##の後ろにある真っ白な翼
敵は一瞬天使が舞い降りたと思ったが##NAME1##だとわかり銃をいっきに放った
しかし##NAME1##はすべて避ける
そして次の瞬間その場にいた敵が全員倒れた
『もう終わりですかね』
##NAME1##は静かに地に足をついた
その時、一つの気配が現れた
##NAME1##はそのほうを見ると一人の男性がいた
年齢的に30代後半といったところだった
「お前一人か?」
『……』
##NAME1##は何も答えなかった
「さっきのあれは本物か?」
それにも##NAME1##は答えなかった
「フッ…まるで"化け物"だな」
『!』
そいつの##NAME1##の見る目はとても冷え切っていた
##NAME1##の頭の中では"化け物"と言う言葉が繰り返し響いていた
『……じゃない……』
「あ?」
『け…の…ゃない…化け物じゃない… 化け物じゃない!!!』
##NAME1##が叫んだ途端床が崩れ始めて火柱が立ち、いろんな生き物が現れた
「うわぁぁぁぁああ!!」
『ふざけるな!!ふざけるな!!』
##NAME1##は狂ったように何度も言う
そのうちにもどんどん屋敷は崩れていく
その中、男の悲鳴が聞こえた
##NAME1##は気がつくとベッドの上にいた
『あ、れ………』
「ちゃおっス」
『リボーン…』
気がつくと##NAME1##の上にはリボーンが座っていた
「調子はどうだ?」
『大丈夫ですけど…何故此処に?私、任務で……!』
##NAME1##は顔を伏せた
「任務は成功したぞ。屋敷は崩壊してたけどな」
『…そうです、か』
「また無茶したんだってな。力の使い過ぎだぞ」
『向こうが悪いんです』
「だからってアレを使う事ねーだろ」
『気まぐれ』
「嘘つくな」
『嘘じゃないです。普段だってアレ使ってますし』
「屋敷を壊すのは使ったことねーじゃねーか」
『……』
##NAME1##は言い返せなかった
それもリボーンが言ったことは正しかったからだ
「なんか言われたのか?」
『ッ』
##NAME1##は小さくだが反応した
「気にすんじゃねー」
『………』
「##NAME1##はそれくらいでダメになっちまうな弱い奴じゃねーだろ」
『………』
「それに、――――」
「前も言っただろ?」
リボーンは##NAME1##を真っ直ぐ見る
「##NAME1##、」
##NAME1##はツナに呼ばれ、恐る恐る見る
「##NAME1##がどんな姿になってもオレは##NAME1##から逃げていかないよ
##NAME1##がどんな姿だろーとオレの友達には変わらない
そりゃあ##NAME1##がマフィアだって聞いた時は驚いたし関わりたくないって思った
でも今、一緒にいるじゃん。##NAME1##はマフィアの前にオレの友達だから一緒にいるんだ
##NAME1##はオレがマフィアのボスってだけで一緒にいたの?」
『! 違う!!ツナのこと、そんなふうに思ってない!最初はそうだったかもしれません
でも今は友達だと思っています!!』
##NAME1##は必死に言う
「オレもだぞ
オレは##NAME1##の姿知ってても一緒にいるだろ」
『リボーン……』
「そんなに気にすっことねーんじゃねーか?オレだってんなこと気にしねーしよ」
『スモーキン……』
「な、全然大丈夫だろ?気にすることないんだ」
『! ……はい!そうですね!』
##NAME1##は顔を上げた
そして
『皆、ありがとうございます!!』
最高の笑顔で礼を言った
そんな##NAME1##を見ていた3人は顔を赤くした
『あの、その、証拠ですけど……』
頬をかき、目を泳がす
「証拠?…あぁさっきの」
『その、見せますね!』
「え!?いいの??でも嫌ならいいんだよ?」
『いいえ!綱吉だったら大丈夫な気がします。見てくれますか?』
「………」
ツナは困ってリボーンを見る
「いいんじゃねーのか?オレも久しぶりに見てーしな」
リボーンはツナの視線に気付いて言う
「…じゃあいいかな?」
『では……』
##NAME1##はそういいカッターシャツを脱ぎ始めた
「なっ」
「##NAME1##何してんのー―!?」
「何顔赤くしてんだ馬鹿ども
ちゃんとTシャツ着てるだろ」
「あ、ホントだ」
『じゃあ見せますねぇ~』
そう言って##NAME1##は目を閉じた
次に目を開けると左目は紅くなっており、『六』の文字が現れた
そして##NAME1##の後ろから真っ白な翼が現れた
その翼は本物の天使のようだった
真っ白な羽根に覆われた##NAME1##はとても綺麗だった
『どーですか?やっぱり恐い…ですか?』
「…ううん
綺麗だよっ
本物の天使みたい!
それにやっぱり##NAME1##は##NAME1##だ」
ツナは##NAME1##の綺麗さにまた、顔を真っ赤にさせた
『…綱吉…』
思わず##NAME1##も赤くなった
「ああ、」
『スモーキンも…』
獄寺にも言われ余計に赤くさせた
『ホント、ボンゴレの皆は優しいですね』
この言葉には誰にも聞こえなかった
「##NAME1##を日本に来させてよかったかもな」
リボーンは笑い合っている3人を見て呟いた
「天使……」
そして、その一部始終を見ていた男がいたのには誰も気付かなかった
更新09.02.21
リボーンの言葉を遮ろうとする
「そうかっかすんな。いつかはばれんだ」
『……』
「まさかあの…!?」
「そうだぞ」
「ちょっとまって!!オレにもわかるように話してよ!!その紅天使ってなんだよ!」
『私の通り名』
##NAME1##が静かに言う
「獄寺がスモーキン・ボムと言われてるように##NAME1##にもあるんだ。それが紅天使だぞ」
「何で紅?##NAME1##だったら紅じゃなくて蒼とか藍っぽいよね?」
##NAME1##を見ながら問う
「ダメツナ、その紅は見た目じゃねー 紅っていうのは血の色から付けられたんだ」
「え、ええぇぇえ!!」
「紅天使は世界最強だとも言われています
紅天使を見る者はいなく、そいつが通った後は血の山で満たされ、その中に真っ白な羽が落ちていることから付けられたそうです」
獄寺が付け足すように言う
「しかし…本当にテメーなんかが紅天使なんか?」
『…えぇ』
##NAME1##は不服そうにする
「証拠もあるぞ」
「証拠?」
ツナが聞く
「羽だ」
「羽がとうかした?」
「紅天使の由来、羽が落ちているって獄寺が言ってただろ?」
「あっ、そういえば!」
「あれは持っていた羽を落としただけってのもありえますよ?」
「一々戦場に持って行くなんて馬鹿げてんだろ」
「え?じゃあなんで?」
「##NAME1##、見せてやれ」
##NAME1##の方を見て言うリボーン
『………嫌です』
「大丈夫だ こいつらに見せたって怖がるこたぁねーぞ」
『そんなのわかりません』
俯きながら言う
「?どうしたの?」
『綱吉…』
##NAME1##が俯き加減でツナの顔を見る
その顔は恐怖に染まっていた
『綱吉は私がどんな姿でも恐れないでいられますか?』
「え………?」
『私は何故こんなことになってしまったのかまったくわかりません
生まれた時からかもしれません
こんな姿なのは
……あるファミリーに行った時言われたんですよね…
化け物って』
「ど、どういうこと…?」
ツナは息を呑んだ
こんなことは##NAME1##がツナの家に居候をし始めてから、いや、出会った時から全く言われたことはなかった
それは##NAME1##が言いたくなかったのだろうが
『ハハッ やっぱ私が人と関わる事はいけないことなんですかね』
自分を嘲笑うように言う##NAME1##にツナ、獄寺、そしてリボーンも言葉を失う
##NAME1##はとあるファミリーの暗殺に来ていた
##NAME1##は次々と愛用しているロッドで敵を倒していく
しかし次々と敵が出て来て囲まれてしまった
そして一斉に銃の引き金を引かれた
しかし銃に撃たれたのは##NAME1##の反対側にいた仲間
##NAME1##は何処に行ったのかと捜す敵
そしてある一人の敵が上を指差した
「あそこだ!」
「!!」
敵が皆上を向く
その目に映されたのは##NAME1##と##NAME1##の後ろにある真っ白な翼
敵は一瞬天使が舞い降りたと思ったが##NAME1##だとわかり銃をいっきに放った
しかし##NAME1##はすべて避ける
そして次の瞬間その場にいた敵が全員倒れた
『もう終わりですかね』
##NAME1##は静かに地に足をついた
その時、一つの気配が現れた
##NAME1##はそのほうを見ると一人の男性がいた
年齢的に30代後半といったところだった
「お前一人か?」
『……』
##NAME1##は何も答えなかった
「さっきのあれは本物か?」
それにも##NAME1##は答えなかった
「フッ…まるで"化け物"だな」
『!』
そいつの##NAME1##の見る目はとても冷え切っていた
##NAME1##の頭の中では"化け物"と言う言葉が繰り返し響いていた
『……じゃない……』
「あ?」
『け…の…ゃない…化け物じゃない… 化け物じゃない!!!』
##NAME1##が叫んだ途端床が崩れ始めて火柱が立ち、いろんな生き物が現れた
「うわぁぁぁぁああ!!」
『ふざけるな!!ふざけるな!!』
##NAME1##は狂ったように何度も言う
そのうちにもどんどん屋敷は崩れていく
その中、男の悲鳴が聞こえた
##NAME1##は気がつくとベッドの上にいた
『あ、れ………』
「ちゃおっス」
『リボーン…』
気がつくと##NAME1##の上にはリボーンが座っていた
「調子はどうだ?」
『大丈夫ですけど…何故此処に?私、任務で……!』
##NAME1##は顔を伏せた
「任務は成功したぞ。屋敷は崩壊してたけどな」
『…そうです、か』
「また無茶したんだってな。力の使い過ぎだぞ」
『向こうが悪いんです』
「だからってアレを使う事ねーだろ」
『気まぐれ』
「嘘つくな」
『嘘じゃないです。普段だってアレ使ってますし』
「屋敷を壊すのは使ったことねーじゃねーか」
『……』
##NAME1##は言い返せなかった
それもリボーンが言ったことは正しかったからだ
「なんか言われたのか?」
『ッ』
##NAME1##は小さくだが反応した
「気にすんじゃねー」
『………』
「##NAME1##はそれくらいでダメになっちまうな弱い奴じゃねーだろ」
『………』
「それに、――――」
「前も言っただろ?」
リボーンは##NAME1##を真っ直ぐ見る
「##NAME1##、」
##NAME1##はツナに呼ばれ、恐る恐る見る
「##NAME1##がどんな姿になってもオレは##NAME1##から逃げていかないよ
##NAME1##がどんな姿だろーとオレの友達には変わらない
そりゃあ##NAME1##がマフィアだって聞いた時は驚いたし関わりたくないって思った
でも今、一緒にいるじゃん。##NAME1##はマフィアの前にオレの友達だから一緒にいるんだ
##NAME1##はオレがマフィアのボスってだけで一緒にいたの?」
『! 違う!!ツナのこと、そんなふうに思ってない!最初はそうだったかもしれません
でも今は友達だと思っています!!』
##NAME1##は必死に言う
「オレもだぞ
オレは##NAME1##の姿知ってても一緒にいるだろ」
『リボーン……』
「そんなに気にすっことねーんじゃねーか?オレだってんなこと気にしねーしよ」
『スモーキン……』
「な、全然大丈夫だろ?気にすることないんだ」
『! ……はい!そうですね!』
##NAME1##は顔を上げた
そして
『皆、ありがとうございます!!』
最高の笑顔で礼を言った
そんな##NAME1##を見ていた3人は顔を赤くした
『あの、その、証拠ですけど……』
頬をかき、目を泳がす
「証拠?…あぁさっきの」
『その、見せますね!』
「え!?いいの??でも嫌ならいいんだよ?」
『いいえ!綱吉だったら大丈夫な気がします。見てくれますか?』
「………」
ツナは困ってリボーンを見る
「いいんじゃねーのか?オレも久しぶりに見てーしな」
リボーンはツナの視線に気付いて言う
「…じゃあいいかな?」
『では……』
##NAME1##はそういいカッターシャツを脱ぎ始めた
「なっ」
「##NAME1##何してんのー―!?」
「何顔赤くしてんだ馬鹿ども
ちゃんとTシャツ着てるだろ」
「あ、ホントだ」
『じゃあ見せますねぇ~』
そう言って##NAME1##は目を閉じた
次に目を開けると左目は紅くなっており、『六』の文字が現れた
そして##NAME1##の後ろから真っ白な翼が現れた
その翼は本物の天使のようだった
真っ白な羽根に覆われた##NAME1##はとても綺麗だった
『どーですか?やっぱり恐い…ですか?』
「…ううん
綺麗だよっ
本物の天使みたい!
それにやっぱり##NAME1##は##NAME1##だ」
ツナは##NAME1##の綺麗さにまた、顔を真っ赤にさせた
『…綱吉…』
思わず##NAME1##も赤くなった
「ああ、」
『スモーキンも…』
獄寺にも言われ余計に赤くさせた
『ホント、ボンゴレの皆は優しいですね』
この言葉には誰にも聞こえなかった
「##NAME1##を日本に来させてよかったかもな」
リボーンは笑い合っている3人を見て呟いた
「天使……」
そして、その一部始終を見ていた男がいたのには誰も気付かなかった
更新09.02.21