標的49
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ルーチェは部屋を見回した
「派手にやったわねぇ…」
『いいじゃないですか
それにあんな怯えた顔をしてくれて楽しかったです』
「凄い残酷なSっ気ね…
私、##NAME1##の方が悪役に見えたわ」
『えっ、マジ?』
##NAME1##は二つの死体を引きずりながら部屋から出そうとしていた
『あ、今、死体処理班的な人いますか?』
「死体処理班的な人じゃなくてちゃんと死体処理班がいるわよ」
笑いながら粉々になったガラスを片付けるルーチェ
―バンッ
「ボスっ!銃声が聞こえたが何かあったのか!!?」
γが慌てながら入ってきた
『あ、いいとこに来ましたね。これ、片付けておいてください』
持っていた二つの死体をγに見せる
「Σうわっ!」
目の前に出された、血がついた死体
いきなり見せられれば驚くこと間違えない
それなのに##NAME1##は平然と渡し、もう一つの死体も『あとこれも』と上に乗せる
「ちょっ!渡すな!
それより、これどうしたんだ!」
三つの死体を床に捨て、その死体を指差して##NAME1##に聞く
『ああ、殺してもいいってルーチェに言われたので楽しみながら殺りました』
「あら、私は殺してもいいだなんて言ってないわよ?ただ何も言わないわと言っただけよ」
「ボス!そんなこと言ったら##NAME1##は殺るって知ってるだろ!##NAME1##も恐い事言うな!」
『エヘヘッ
γ、私の事よく知ってるじゃないですか』
「笑って言うな!」
「ぐちぐち煩いわよ~?
そんなに怒ってちゃ十年後には禿げちゃうわよ?」
「禿げねー!断言する!」
「あら、わかんないわよ?」
「ないな」
『何の話してんだか……』
γとルーチェを見て溜息をはいた
死体はその後、処理班によって片付けられ、ルーチェの部屋もきちんと戻った
更新09.09.30