標的42
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もう一度やって来たこの場所
もう、失敗を起こさない。そう決意し、拳を力一杯に握る
「いい?」
『si』
二人は慌ただしい屋敷の中へと入っていった
最初に入った時と同様、##NAME1##は一階、ブイオは二階
しかし違う事は兎に角虱潰しに殺していく事。無表情で相手の話は聞かず、全く情も挟まず殺す以外の事はしない。人形の如く…―――
気付けば周りには##NAME1##以外誰も"生きた"者はいない
ただ、##NAME1##だけがぽつんと立っていた
カツン
カツンッ
##NAME1##の革靴の音が屋敷中に響き渡る
気配がして足を止めて後ろを見る
「お前が紅天使か?」
『………』
20代後半細身の体型の男性が##NAME1##に聞く。だが##NAME1##は無言だ
「ボンゴレにいるのは本当か?」
『…………』
「ボンゴレ十代目の護衛をしているのは本当か?」
『………………』
男はいろいろ聞いてくるが##NAME1##は無言を突き通す
「十代m『並盛にいるお前の仲間は誰だ』」
いつもより何倍もの低い声。
「何の事だかわからないな」
『しらばっくれないで下さい
このファミリーのドンさん』
「!」
男は目を見開いた
「何故わかった」
『僕を嘗めないで頂きたい。さっき貴方のお仲間さんが言っていたんですよ。貴方は寝てるって、ね。貴方パジャマじゃないですか。それでボスさんなんじゃないかと思いましてね』
「だがこの時間に寝ている奴がいなくても可笑しくはないと思うが?」
『そうですね。しかし僕は"勘"だけはいいんです』
「馬鹿か!勘なんてふざけてる!」
『ふざけてなんかいませんよ』
クスッと笑う##NAME1##。
それに男は背筋を凍らせた
『君、僕を捕まえようとしていたみたいですね。』
「ああ。お前みたいなのがいれば世界は俺のものだからな!」
『しかし残念。僕は君みたいな所へ行く気全くないですからね
僕がいる場所はボンゴレだけです』
―バンッッ
血が噴いた