標的39
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難無く屋敷の中に入り、ブイオと別れて歩いている
『(誰もいない…何で?)』
##NAME1##が思っている通り、全く人がいないのだ
『(あ……)』
電気が点いた部屋があった。##NAME1##はばれないように部屋の中を覗くがそこには誰もいない
『(おかしい……何処かでバレたんですかね……)』
##NAME1##は不思議に思ったが中には入らずに違う部屋へと歩き出した
廊下を曲がろうとした時、敵ファミリーの者と思われる者がいた
一人はスーツをキッチリ着こなし、もう一人はかなりチャラチャラした感じの人だ
##NAME1##は音を立てないように近付いた
「ボスは無事か?」
「ああ。今は寝室で寝ていらっしゃる」
「ならいいが…
ボスに何かあったらすぐに報せよ」
『(病気かなんかですかね…)』
敵ファミリーの二人は別れて別々の方に歩いて行った
『(やはりいきなりの、しかも情報のない(調べるのめんどくさかった)状態で来るべきではありませんでしたね…)』
##NAME1##は二人を刀で切って、奥へと進んだ
所変わってブイオの方は……
「(ん~、なんで皆イナイ?)」
二階も全く人が居なかった
どんどん歩いて行くと騒がしい部屋があった
中を覗くと沢山の人が居た。広い机の周りに沢山の人が椅子に座っている。
会議中なのか、よくわからないがこちらにとっては都合がいい。一気に仕留める事が出来るのだから
ブイオが入ろうとした時、聞き覚えのある単語が耳に入った
「紅天使を我がものにし、」
「そうすれば私達はこの世界を手に入れ、」
「ボンゴレを闇に落とし入れることが出来る!」
ブイオは驚いた
紅天使とは今一階にいる##NAME1##の事なのだから、今、ここに連れて来ては危ないと思った
ブイオは階段を降り、##NAME1##を捜す
―ガタッ
「っ!!」
ブイオは誤って落ちていた(?)物を蹴ってしまい、音を立ててしまった
「誰だ!」
「!(ヤバイナ……
ウン、ヤバイ…………
1番ヤバイのは……
ルーチェに怒られる!!)」
こんな時に限って場間違いな事を言って(実際には思ってる)いるブイオであった
怒鳴り声が##NAME1##まで聞こえていた
『(ブイオの奴、ヘマやらかしましたね……しかしなんで同じ階から?)』
ブイオが一階にいる理由を知らない##NAME1##は不思議に思った
『しかし此処には有能な術師はいないんですかねぇ……』
普通に大きくもなく、小さくもない声で喋る。しかし、此処には##NAME1##以外がいないので誰にも聞かれる心配はない
「##NAME1##!」
『?』
何か呼ばれる声がし、振り返るとブイオが走ってきた
『あれ、ブイオは二階担当のはずでは?』
「それがちょっと事情が…
それより今は退散シマスよ」
『え?なんで』
「いいから!」
ブイオは##NAME1##の手を握って近くの窓から外に出た
遉アルコバレーノというべきか、##NAME1##が追い付けないようなくらいの速さで走るブイオ。しかも##NAME1##はブイオ、赤ん坊に手を繋がれているのだから体制もきつい
だが、二人は走った
更新09.07.1