「ｾﾞｰ…ｾﾞｰ…」

『大丈夫ですか？』

「ｾﾞｰ…つ、かれた…

ゴ…ゴメン…
無理矢理引っ張ったりして……」

『大丈夫ですよ
しっかし動物園って不思議な所なんですね！』

「え？」

『今日は連れて来てくれてありがとうございます！』

ツナは顔を赤くする


「ガル」


「(うるさいなー
いいとこなのにー
………………！)

うっ

うそぉ～～～～！！」


大きな音がした方を見ると立派な髦(たてがみ)がある雄ライオンと雌ライオンがいた


<<お客樣にお知らせします。
先程の爆発により檻が半壊し、ライオンが逃げ出しました。>>

「『なっ/えっ ！！？』」

<<大変危険です。すみやかに園外へ避難してください>>

「(獄寺君のダイナマイトで…！！)」


雄ライオンが##NAME1##に向かって襲ってきた


『ええぇぇ！！』

「##NAME1##！！！

それはダメー！！」


ツナが##NAME1##とライオンの間に入り込み、##NAME1##の盾になった


『綱吉！』

「(死ん…だぁ…)」


「極限！！」

―バゴッ


「(え！？)」


なんと了平がライオンを殴っていた


『了平先輩！』

「うむ
やはり動物園にきたらこのくらいせねば割があわん

今日から俺のリングネームは極限ライオンパンチニスト了平！！」


―ドガンｯ


また後方から爆発音が聞こえた


「ったく動物園ってのはうるせーぜ
捕まえりゃいーんだろ？」

「獄寺君！！」


ライオンを脇に抱えながらやってくる獄寺


プスッ


「何にしたらおいしいかしら？」

「ぐはっ！！」


ライオンに睡眠薬がはいった注射をするビアンキ
ビアンキを見た獄寺はライオンと一緒に倒れる


「大丈夫ですか二人とも！」

「ツナ兄～！」

「また派手に遊んでんなー」


ハル、フゥ太、山本、京子、ランボ、イーピンも来た


「ど…どうして？」

「どうしてじゃないでしょ？
あんたのために皆此処に呼び出されたのよ」

「え？」

「そろそろお前にもレオンやエンツィオみたいな相棒ペットが必要だと思ってな」

「リボーン！」

いつの間にかリボーンがいた


「皆にツナにあう動物を選んでもらおうと動物園に呼び出したんだ」

「でも皆忙しくて時間があわなかったので時間の会う人同士で現地集合にしたんです」

「えっ…じゃあ！(##NAME1##はデートのつもりじゃなかったんだ…)」


ガックリしたツナだった









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