バブ17
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ボクは不思議に思いながらも、問いかけられた声によってしこー(思考)は遮られた
「おー霧雲、遅かったな」
『──…たつみ』
たつみが前から二番目の席で頬杖をしてこちらを見ていた
ボクはたつみの脚の上に座る
「おいおい…
霧雲の席はここじゃねーだろ」
『んーん。今日からここ(辰巳の上)がボクの席なの!』
「へーへー」
たつみが拒否してこないってことはいーんだ!
『えへへ~』
ボクがギュッて抱き着けば、辰巳は頭を撫でてくれた
あ、ベル坊もしてくれた!
放課後になって、もう帰る時間
辰巳がボクを立たせて、辰巳は自分のとボクのバックを持ち教室から出る
セントイシヤマはボク達石矢魔の人たちの家から離れているため、電車通学だ
ボクはあまり電車を乗ることがないからこれから乗るのが楽しみ(朝は電車どころじゃなかったもん。精神面で)
駅に行くため少し長い橋を歩いていると、辰巳がくしゃみをした
「あーっ
やべぇなこれは…
風邪か!」
『え!?だいじょーぶ?』
「バカのくせして何言ってやがる」
古市が辰巳を冷めた目で見てる
「いやー、魔界から帰ってからこっち調子悪くてよー。
ほらっ、オレって意外とデリカットだろ?」
『?』
「デリケートな」
『ああ!』
思わず手を叩いた
「そこを間違って憶えてる時点でデリケートじゃねぇ。
つーかなんだ?意外とデリカットって…
妙にゴロがいいな。
アホなドラマのタイトルみてー」
「あー…メガネの外タレ(外国人タレント)が意外と頑張る話な」
『いがいとね』
辰巳も別に体調悪そうには感じないし大丈夫だろう
商店街を歩いてると古市の腕が引かれ、店と店の間の暗い所へ連れ込まれた。
それに何故かボク達も巻き込まれた
ボク達の周りには沢山のハゲ
「噂には聞いてるぜー。
石矢魔ぁ、てめーら今日からあの坊っちゃん(聖石矢魔)高校に通ってんだってなぁ」
なんでこいつ学ラン着てんのに、ボタン閉めないんだろ。
中なんも着てないじゃん。
キモッ
話を無視して目の前の相手に悪態ついてると、辰巳がそいつを壁にめり込ませた
「めりこみがイマイチ…
今日はダメだな」
「そーか?」
『なんか力のイレカタかわった?』
「わかんの!?」
古市がなんか言ってるけど無視
古市だもん
何故か後ろの方が騒がしく感じ、後ろを振り向くと、男の人と女の人がハゲに捕まっていた
そういえば、このハゲ連中は帝毛高校の人達らしい
「てめェ、こら、待ちやがれ!!
こいつが見えねーか!?」
『サンシタがやることだ…』
以前のリーゼントの言葉を思い出す
「こいつらをまきこんだとあっちゃ、てめーらもただじゃすまねーよなぁ」
捕まっている二人はどうやらセントの人みたいだ
「…な?」
辰巳はどーすんだ、これ?と顔で古市を見るが、古市も同じような顔をしている
ちょっと、こっち向かないでよ。
その時、ハゲの後ろから国枝が来て倒してくれた
その後、国枝と辰巳とボクの三人でテイモーの人達をボッコボコにした
『ありがとね』
「いやー、助かりましたよー」
「べ…別に…
学級委員の仕事まかされて、遅くなっただけよ!」
『でも、助かったよ?
ありがと!』
「……」
国枝はボク達から顔を背けてしまった
『?』
不思議がってると、先程捕まっていた男の人の方が床にひれ伏せていた
「男鹿さんっ!!どうかオレを舎弟にして下さいっ」
………………………
………………………
…………え?
更新12.02.24
「おー霧雲、遅かったな」
『──…たつみ』
たつみが前から二番目の席で頬杖をしてこちらを見ていた
ボクはたつみの脚の上に座る
「おいおい…
霧雲の席はここじゃねーだろ」
『んーん。今日からここ(辰巳の上)がボクの席なの!』
「へーへー」
たつみが拒否してこないってことはいーんだ!
『えへへ~』
ボクがギュッて抱き着けば、辰巳は頭を撫でてくれた
あ、ベル坊もしてくれた!
放課後になって、もう帰る時間
辰巳がボクを立たせて、辰巳は自分のとボクのバックを持ち教室から出る
セントイシヤマはボク達石矢魔の人たちの家から離れているため、電車通学だ
ボクはあまり電車を乗ることがないからこれから乗るのが楽しみ(朝は電車どころじゃなかったもん。精神面で)
駅に行くため少し長い橋を歩いていると、辰巳がくしゃみをした
「あーっ
やべぇなこれは…
風邪か!」
『え!?だいじょーぶ?』
「バカのくせして何言ってやがる」
古市が辰巳を冷めた目で見てる
「いやー、魔界から帰ってからこっち調子悪くてよー。
ほらっ、オレって意外とデリカットだろ?」
『?』
「デリケートな」
『ああ!』
思わず手を叩いた
「そこを間違って憶えてる時点でデリケートじゃねぇ。
つーかなんだ?意外とデリカットって…
妙にゴロがいいな。
アホなドラマのタイトルみてー」
「あー…メガネの外タレ(外国人タレント)が意外と頑張る話な」
『いがいとね』
辰巳も別に体調悪そうには感じないし大丈夫だろう
商店街を歩いてると古市の腕が引かれ、店と店の間の暗い所へ連れ込まれた。
それに何故かボク達も巻き込まれた
ボク達の周りには沢山のハゲ
「噂には聞いてるぜー。
石矢魔ぁ、てめーら今日からあの坊っちゃん(聖石矢魔)高校に通ってんだってなぁ」
なんでこいつ学ラン着てんのに、ボタン閉めないんだろ。
中なんも着てないじゃん。
キモッ
話を無視して目の前の相手に悪態ついてると、辰巳がそいつを壁にめり込ませた
「めりこみがイマイチ…
今日はダメだな」
「そーか?」
『なんか力のイレカタかわった?』
「わかんの!?」
古市がなんか言ってるけど無視
古市だもん
何故か後ろの方が騒がしく感じ、後ろを振り向くと、男の人と女の人がハゲに捕まっていた
そういえば、このハゲ連中は帝毛高校の人達らしい
「てめェ、こら、待ちやがれ!!
こいつが見えねーか!?」
『サンシタがやることだ…』
以前のリーゼントの言葉を思い出す
「こいつらをまきこんだとあっちゃ、てめーらもただじゃすまねーよなぁ」
捕まっている二人はどうやらセントの人みたいだ
「…な?」
辰巳はどーすんだ、これ?と顔で古市を見るが、古市も同じような顔をしている
ちょっと、こっち向かないでよ。
その時、ハゲの後ろから国枝が来て倒してくれた
その後、国枝と辰巳とボクの三人でテイモーの人達をボッコボコにした
『ありがとね』
「いやー、助かりましたよー」
「べ…別に…
学級委員の仕事まかされて、遅くなっただけよ!」
『でも、助かったよ?
ありがと!』
「……」
国枝はボク達から顔を背けてしまった
『?』
不思議がってると、先程捕まっていた男の人の方が床にひれ伏せていた
「男鹿さんっ!!どうかオレを舎弟にして下さいっ」
………………………
………………………
…………え?
更新12.02.24