バブ22
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また出馬のサーブが飛んでくる
ボールの落下地点に霧雲が素早く動く
『(ここだ!)』
ボールは霧雲の腕に当たる
『(ボールを受け止めるように腕を引いて、速度を落とす。そして、ナツメに軽いボールを……、返す!)』
ボールは見事、ネット前の夏目の元に返った
<<おぉーっと!なんと、六道選手が殺人サーブを上げました!!>>
『辰巳!』
「ああ!」
夏目がトスしたボールを男鹿が打った
ボールはラインギリギリに入った
<<なんと石矢魔チームに点が入りました!>>
『やったー!』
「霧雲!!」
男鹿が霧雲を抱き上げる
一瞬驚いた霧雲だが、直ぐに笑顔を向ける
『へへっ
ちゃんと上げたよ!』
「ああ。さすが俺の彼女だぜ!」
『っ!
…へへッ』
霧雲の頬に口付けると、霧雲は顔を赤くして笑った
東条や姫川たちも霧雲に近付こうとしたが、あまりの甘い雰囲気に近付けなかった
その後も点を取られながらも5点取った
しかし霧雲の両腕は真っ赤に腫れ上がり痛みもあった
「霧雲ちゃん、もう交代しよう?」
段々と精度が下がっていると感じたセッターの夏目が邦枝と交代するよう促す
『まだ出来る!』
「いいえ。もう充分やってくれたわ
あとは私に任せて!」
「邦枝!」
腕の痛みが治まった邦枝がコートに入ってくる
『イけるの?』
「ええ
今から全部のボール、私が拾って拾って拾いまくるわ」
邦枝の言葉に霧雲は頷く
『勝ってよ』
「そこはジャンプ風に、"皆で勝つんだ!"だろ
そこにテメーも入ってっかんな」
『!』
神崎の言葉に目を大きくする
だがすぐに顔を弛める
『絶対勝つよ!』
「「「「「「おおうっ!!」」」」」」