バブ19
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霧雲達は教室に戻った
「─それにしても、スポーツって一体何させる気かしら─」
「サッカーとか野球っスかね?」
「やった事ねーぞ、そんなもん」
『ドッジボールやりたい!それであれっくすとか言うヤツ倒してやる!』
男鹿の仇だ!と燃える霧雲
しかし男鹿はアレックスに殴られはしたが結果は勝っている。しかも2回も
アレックスが不憫(フビン)に思う古市
話していると、遅い朝会(SHR)が始まった
「はい、えーと…静かにして下さい
突然ですが、今日は転入生を紹介します
君入って…」
佐渡原が言うと、前側の扉が開いた
『「「「!」」」』
「えー、名前は……ヒ…ヒル…?」
「ヒルデガルダです
ヒルダとお呼び下さい」
「アーッ」
聖石矢魔の制服を着たヒルダだった
「先生、私はどこに座ればよいのでしょうか?」
「ん?好きな所に座りなさい。いっぱい空いてるでしょ」
「──なるほど」
そういい、ヒルダは霧雲と男鹿の前に座っている男に"どけ"とだけ言う
そんな横暴に邦枝が批判する
「相変わらず勇ましいな。
しかし私はこの子の世話をしなければならない
席は近い方がいいだろう」
『そうだね
辰巳あんまベル坊のセワしてくんないし
ヒルダがいればたすかるよ!』
「なっ」
「フンッ」
二人の対決に周りは男鹿の取り合いかと応援したり援護したり冷やかしたりする
それに古市が男鹿ハーレムみたいな展開認めないと立ち上がる
だが実はこの二人、男鹿を引っ張り合っているのではなく、ヒルダはベル坊を、邦枝は霧雲の近くに女を近付けさせないためであった
それなのに古市が変に話をこんがらせたために、よくわからない展開になってしまっているのだ
結局ヒルダは席を替わらせ、二人の前の席になった
ベル坊もヒルダの脚の上で上機嫌だ
「たまには悪くないものだな、学校というものも…」
『なんで学校に入ったの?』
「そうだ!何しに来やがった
つかどーやって転入してきたんだよ」
「フン、気になるか?
安心しろ。一個人として正規の手続きでやってきた
今の私は男鹿の従妹で、名門私立からの転入生という設定になっておる。
少々思う所があってな…
それに、私だけではない。アランドロンも来ておるぞ」
「アランドロン…?あのおっさんもな」
『先生とか?』
男鹿と霧雲はアランドロンの教師姿を思い浮かべた
H27.01.12