バブ2
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「ってなんだよこのラブコメ。途中から話変わってんじゃねーかよ!
つか、ただの自慢じゃねーか!」
「その後、またあの女と話したが、やべーことにオレと霧雲の両方がベル坊から15メートル以上離れると即死レベルで泣くらしい」
『そうなの!?』
「そっちの話をしろー!!」
「─と、いうわけでな…今やこのありさまさ…」
「…ちょ、ちょっとまて…
じゃあなにか?一つ屋根の下なの?あのゴスロリちゃんと?
オレが半壊した家でしょっぱい思いしてる時に……
ゴスロリ巨乳ちゃんと!?
家族公認!?おしかけ女房?
何それ!?なに、そのラブコメ展開!?
何でお前だけ!?」
「くいつくとこそこ?」
『ヒルダと辰巳をラブコメにすんな!
辰巳としていーのはボクだけだかんな!!』
「うっせーんだよ
こっちはテメーらのせいで彼女と別れちまったんだからな!?」
「ばか
お前、こっちは命かかってんだぞ」
三人で言い争っているとベル坊の悲鳴が聞こえた
三人が見てみると、ベル坊は2年の三人組に捕まっていた
「よ~、男鹿君、六道ちゃん」
「パパになったんだって?」
「フミーッ」
「ダメだな~。子供はしっかり見ておかないと」
「ヴ~」
ベル坊にナイフを向ける長髪の男
ベル坊は今にも泣きそうだった
「『動くなっ!!』」
「──そう動くな…
─ってえ?」
「わかった…わかったかたらてめぇ、それ以上動くなよ…動いたらぶっ殺す」
「お…おう…(それオレのセリフじゃね?)」
物凄い迫力で不良達を動かせないようにする男鹿
「『(今何メートルだ。(ちくしょおぉ))』」
二人はヒルダにいわれた、15メートル以上離れたら即死という言葉を思い出していた
「フフッ…あの二人があせってやがる…」
「ああ
やれるぜ。これ」
「──まちな」
「あ?誰だ?今とりこみ中…
うっ…あんたらは…
石矢魔の双頭竜…!!
真田(マサダ)兄弟!!」
「男鹿と六道をやるのはオレ達だぜ」
『ダレ?』
「おいおい……
ぬけがけはいけねーなぁ…」
「キラーマシーン安倍!!」
「──おっと、オレを忘れてもらっちゃ困るぜ」
「グッナイト下川まで!!
な…なんてこった…
2年幹部がせーぞろいじゃねーか!!」
「だから誰?」
霧雲達の周りを2年の幹部と呼ばれている者が囲んだ
「ど…どーするよ…ヤベーよ、これ…」
「………くっ…」
『うわっ』
ベル坊を拉致った不良が幹部達に怯み一歩下がったが、霧雲の背中に当たった
男鹿も気付いたみたいでニヤッと笑った
「お帰りなさいっ!!!」
「ただいまっ…ブッ」
男鹿はベル坊を持っていた長髪男の顔面を殴った
その隙に霧雲がベル坊を助ける
「てめぇ、次勝手に離れたら踏みつぶすぞ」
「アー」
「帰るぞ」
『はーい』
二人は歩いたが、すぐに安倍と下川という2年に塞がれてしまった
「フーン…君達が無配のルーキー、男鹿辰巳君と六道霧雲君…ね
男鹿君そんなにモテるよーには見えないケド、それ本当に君の子?」
「んな事ぁどーでもいい
勝負だ。勝負しろ」
「『あー/えー?
めんどくせぇ』」
最初にきたへぼい不良三人組が二人にいろいろ言ってくる
『うるさいよ』
─ドスン
いつの間にか霧雲は安倍と下川の間にいた
安倍と下川は胃液を口からはき、腹を押さえていた
『よしっ!
たつみぃ!早く帰ろっ』
「おう」
「…へぇ やるねぇ、ルーキー」
今度は真田兄弟が前後にいた
真田弟はナイフを取り出し、真田兄はチェーンソーを取り出した
「ガキごと真っ二つにしてやるよ」
真田兄弟が同時に男鹿の元に走った
真田兄弟が武器を振りかざす、その少し前だった
男鹿が兄の頭を地面に埋め、霧雲が弟に回し蹴りをし、仕上げにベル坊の電撃が真田兄弟に当たった
───…こうして
後に全国の不良達を恐怖のどん底にたたき落とす伝説…
子連れ番町、べるぜバブは─…
始まった
更新09.12.26