バブ2
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──ここは県下最凶
ヤンキー率120%と呼ばれる不良校
石矢魔高校
校舎は窓のガラス割れているが薄暗く、落書きがそこら中にある
その校舎の廊下のど真ん中を歩くのは……
「おい見ろ
男鹿と六道ちゃんだ」
「あの伝説の…」
「硬中のデーモンアバレオーガと雪姫…」
「あの"美女と野獣"か」
「しっ 聞こえるぞ」
不良の一人が話を止めるが、不良達の声は男鹿にはしっかりと聞こえていた
(霧雲には聞こえていません)
不良達は男鹿を避けて端へよるが、ある二人の不良は違った
その二人は男鹿と霧雲の前へ立ち塞がった
「よう男鹿、六道」
「へへっ てめー、調子こいてんじゃねーぞ?
今日は殺す」
『…………』
「………………」
男鹿はズボンのポケットに手を入れ、霧雲は背負っていたリュックサックの中に手を突っ込む
「ひっ」
「刃物かっ!?
バカっ それは校則違反だぞ!!」
そう言って二人を止める不良二人組
見た目は悪いが、中味はちゃんと校則を守る良い人みたいだ
しかし、男鹿と霧雲が出した物は不良の思っていたものと、全然違った
ガラガラとプー〇んのぬいぐるみだ
男鹿は金髪の男を、霧雲は黒髪の男を、それぞれ持っているもので殴った
それは一瞬の出来事だった
「─ったく、ベル坊が起きちまったらどーすんだ」
『しずかにしろよー』
男鹿の背中には学ランを掴んで寝ているベルゼバブ基(もとい)ベル坊がいた
「アブ…」