バブ14
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霧雲が起きたのは倒れてから数時間後だった
霧雲が起きた時、視界いっぱいにベル坊の男の勲章があったのには驚いていた
その後、美咲には寂しいから戻ってきたと嘘を付いて、古市も連れて夕食を一緒にすることになった
それというのもラミアと宮廷薬師のフォルカスの帰国祝いに…
「――では始めようか
坊っちゃまの全快祝いだ」
ヒルダはヒラヒラエプロンをして、三角巾を頭に縛っている
そして沢山のバーベキューの具材がのったお盆を持っている
ヒルダの隣ではエプロンを着けたラミアが具が乗った皿を頭の上で持っている
男鹿家の庭では肉を焼く音が響き、煙が発(タ)っている
霧雲は古市とフォルカスの隣に座って肉を食べている
『これ、あげる』
霧雲は古市が持っている皿に緑色の物体を置く
「――…霧雲ちゃん…コドモじゃないんだから…」
皿に置かれたものとはピーマンだ
『にがいからヤ』
「食べなさい」
『ヤ』
そういって霧雲はフォルカスの方を向いてしまう
古市の額に血管が浮いた
「こらーー!!」
古市はピーマンを無理矢理霧雲の口に突っ込もうとする
『ヤーダー!!』
古市の顔を押して自分から離そうとするが、腕の長さが全く違う為全く意味がない
口に無理矢理突っ込み口を閉じさせる
『ん゙ーん゙ーっ』
「食べなさい!」
もう一度同じ言葉を言い、噛むようにさせるが
『ブッ』
古市の腕が緩んだ瞬間、息を吸って口の中に入っていたものごと吹いた
「Σうわっ!
きたなっ!」
古市の顔にピーマンがくっ付いた
「……」
『………(汗)?』
何も言わず全く動かない古市に霧雲は不審に思う
『ふるいち…?』
「霧雲ちゃん……」
『う、ん…?』
「無理矢理でも食べさせてやる!!!」
古市は焼いていた網の上からピーマンを取り、霧雲の口へ持っていく
『やだよーっ!!』
霧雲は立って逃げた
その後を古市が追う
その時、キッチンから戻ってきた男鹿が呆れて見ていた
『いーかげんにしろぉー!』
「なら食べろ!好き嫌いはダメだろ!」
『にがいんだもんー!』
「だからデカくなれないんだよ!」
古市の一言に霧雲は立ち止まった
古市が追い付き霧雲に近付く
「Σゔっ」
古市はおもいっきし腹を蹴られた
『ヒルダー!古市が僕のことブジョクするー!!』
霧雲はヒルダに抱き着く
ヒルダも嫌ではないらしく、霧雲の頭を撫でている
「人の傷を抉(エグ)るとは最低だな」
古市はショックの余り石化した
その時、ラミアがヒルダを呼んだ
「花火やりましょーよー!」
ラミアは花火のパックを持って振っている
『花火!』
霧雲はラミアの持っている花火を見て、目を輝かせた
「な、なによ。あんたもやりたいの?」
『うん!
あと、僕のことは霧雲ってよんでね』
「霧雲…?」
『うん!』
ラミアは照れたように顔を赤めた
それに霧雲は笑った
「あらぁ」
「おー」
「ほー」
美咲の提案により、霧雲とヒルダ、ラミアは浴衣に着替えて花火をしていた
男鹿夫婦に古市は三人の姿に見惚れていた
「みてみてベルゼ様」
『に゙ゃっ!あぶない!』
両手で花火を持って振り回すラミアから霧雲は遠ざかる
それをベル坊は笑って見ていた
「あんたがドンクサイからよ」
『ドンクサくないもん!あと霧雲って呼んでよ!』
「ふんっ
気が向いたらね」
素直ではないラミア
顔が赤くなっていた
散々花火で遊んだ霧雲は疲れて古市と男鹿のもとに行く
「ふーん…ほんまかい」
『?』
古市と男鹿で何か話していたみたいで、古市は関西弁でツッコんでいた
なんの話かと聞くと、ラミア達が帰ることと、霧雲が魔界に明日行くとのこと
『あー、うん。そうだね…』
霧雲はあれ(古市がツッコみでほんまかいと言った事)は駄洒落なのかと苦笑した
しかしその話を聞いていたもう1人には、そうはいかないわけで
「――…さむっ」
冷たい目をしたラミアが古市を見下ろしていた
「何、あんた今の…ジョーク?
もう一回言ってみてよ。ほれっ
"あたし達魔界に帰るんだー"」
「うるせーよ!!とっとと帰れよ!!」
古市は後悔の念で顔を赤くさせた
霧雲が起きた時、視界いっぱいにベル坊の男の勲章があったのには驚いていた
その後、美咲には寂しいから戻ってきたと嘘を付いて、古市も連れて夕食を一緒にすることになった
それというのもラミアと宮廷薬師のフォルカスの帰国祝いに…
「――では始めようか
坊っちゃまの全快祝いだ」
ヒルダはヒラヒラエプロンをして、三角巾を頭に縛っている
そして沢山のバーベキューの具材がのったお盆を持っている
ヒルダの隣ではエプロンを着けたラミアが具が乗った皿を頭の上で持っている
男鹿家の庭では肉を焼く音が響き、煙が発(タ)っている
霧雲は古市とフォルカスの隣に座って肉を食べている
『これ、あげる』
霧雲は古市が持っている皿に緑色の物体を置く
「――…霧雲ちゃん…コドモじゃないんだから…」
皿に置かれたものとはピーマンだ
『にがいからヤ』
「食べなさい」
『ヤ』
そういって霧雲はフォルカスの方を向いてしまう
古市の額に血管が浮いた
「こらーー!!」
古市はピーマンを無理矢理霧雲の口に突っ込もうとする
『ヤーダー!!』
古市の顔を押して自分から離そうとするが、腕の長さが全く違う為全く意味がない
口に無理矢理突っ込み口を閉じさせる
『ん゙ーん゙ーっ』
「食べなさい!」
もう一度同じ言葉を言い、噛むようにさせるが
『ブッ』
古市の腕が緩んだ瞬間、息を吸って口の中に入っていたものごと吹いた
「Σうわっ!
きたなっ!」
古市の顔にピーマンがくっ付いた
「……」
『………(汗)?』
何も言わず全く動かない古市に霧雲は不審に思う
『ふるいち…?』
「霧雲ちゃん……」
『う、ん…?』
「無理矢理でも食べさせてやる!!!」
古市は焼いていた網の上からピーマンを取り、霧雲の口へ持っていく
『やだよーっ!!』
霧雲は立って逃げた
その後を古市が追う
その時、キッチンから戻ってきた男鹿が呆れて見ていた
『いーかげんにしろぉー!』
「なら食べろ!好き嫌いはダメだろ!」
『にがいんだもんー!』
「だからデカくなれないんだよ!」
古市の一言に霧雲は立ち止まった
古市が追い付き霧雲に近付く
「Σゔっ」
古市はおもいっきし腹を蹴られた
『ヒルダー!古市が僕のことブジョクするー!!』
霧雲はヒルダに抱き着く
ヒルダも嫌ではないらしく、霧雲の頭を撫でている
「人の傷を抉(エグ)るとは最低だな」
古市はショックの余り石化した
その時、ラミアがヒルダを呼んだ
「花火やりましょーよー!」
ラミアは花火のパックを持って振っている
『花火!』
霧雲はラミアの持っている花火を見て、目を輝かせた
「な、なによ。あんたもやりたいの?」
『うん!
あと、僕のことは霧雲ってよんでね』
「霧雲…?」
『うん!』
ラミアは照れたように顔を赤めた
それに霧雲は笑った
「あらぁ」
「おー」
「ほー」
美咲の提案により、霧雲とヒルダ、ラミアは浴衣に着替えて花火をしていた
男鹿夫婦に古市は三人の姿に見惚れていた
「みてみてベルゼ様」
『に゙ゃっ!あぶない!』
両手で花火を持って振り回すラミアから霧雲は遠ざかる
それをベル坊は笑って見ていた
「あんたがドンクサイからよ」
『ドンクサくないもん!あと霧雲って呼んでよ!』
「ふんっ
気が向いたらね」
素直ではないラミア
顔が赤くなっていた
散々花火で遊んだ霧雲は疲れて古市と男鹿のもとに行く
「ふーん…ほんまかい」
『?』
古市と男鹿で何か話していたみたいで、古市は関西弁でツッコんでいた
なんの話かと聞くと、ラミア達が帰ることと、霧雲が魔界に明日行くとのこと
『あー、うん。そうだね…』
霧雲はあれ(古市がツッコみでほんまかいと言った事)は駄洒落なのかと苦笑した
しかしその話を聞いていたもう1人には、そうはいかないわけで
「――…さむっ」
冷たい目をしたラミアが古市を見下ろしていた
「何、あんた今の…ジョーク?
もう一回言ってみてよ。ほれっ
"あたし達魔界に帰るんだー"」
「うるせーよ!!とっとと帰れよ!!」
古市は後悔の念で顔を赤くさせた
