バブ11
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男鹿とベル坊、古市の三人はアランドロンの中に入っていった
アランドロンの中を抜けた先には立派な門があった
「あ?此処に霧雲がいんのか?」
男鹿は辺りを見回す
「なぁ、霧雲ちゃんがどーしたよ。
そーいやいなかったけどよ」
何も知らない古市は何故こんな所にいるのか疑問に思った
「この辺に霧雲がいるはずなんだよ。捜せ」
「アブ!」
ベル坊も捜せ!と言う
「あの、」
「あ?」
三人の後ろにはアランドロンがいた
「最初に謝って置きます。すみません」
「「は/へ?」」
「実はですね、此処には霧雲様はいません」
三人の頭にはクエスチョンマークでいっぱいだ
それもそうだ。アランドロンは行きたい所に言えば、必ず言った場所に連れてってくれる
そのおかげで姫川や古市ともすぐに会えたのだから
「何故かはわかりませんが、私の能力ではこの中には入れませんでした」
そうして指差したのはこの目の前にある巨大な門の奥。
ここからかなり離れた所にあるデカすぎるというくらいある巨大な家、いや、城
「だが、霧雲様はこの中にいます。」
古市は白目を向いた
「こん中だな
霧雲!今から行くから待ってろよ!!」
男鹿は屋敷に向かって叫ぶ。ベル坊も真似する
「あのぉ…」
「あ゙?」
挙手する古市を睨みつける
「何がなんだかわかんないんだけど
霧雲ちゃんになんかあったのか?
何でこんな城(?)に?
何で霧雲ちゃんのとこじゃなくてこんなところに?」
古市は先程言った事をもう一度言い、ついでに沢山疑問を問い掛けた
「しらねーよ
だけど霧雲の親父が学校止めるとか吐(ぬ)かしててよ。いきなりで意味わかんねーし…
だから今から霧雲に追求しにいく!」
「はぁ?なんでそんな…
だ、だからって!何でこんなとこ…」
「ん?此処が霧雲ん家だからじゃね?」
「はぁ!!?此処が!?ってことは霧雲ちゃん家金持ち!!?」
「あぁ
知らなかったか?」
「しらねーよ!!!
くそっ 何でこいつばっかしいい思い出来るんだ。俺の方がイイ人なんに…
じゃ、じゃあなんでおっさんの能力でも霧雲ちゃんとこ行けないんだ?」
「それはこの家に結界が張られておるからだ」
「「!?」」
二人が横を向くとアランドロンの隣にヒルダがいた
「おまっ、フツーに現れろっていってんだろ!」
「普通魔界の悪魔退治用結界なんて人間が持っておるわけがない」
「おい 聞けよ!」
煩い男鹿を無視して淡々と説明する
「人間が持っているお守り、お札、十字架とやらは実際は魔界の奴らには効果がない」
「え!?なら人間が持っているお守りやらは役に立たないんですか?」
「いや、それは違う
私がいったのは私がいる魔界での話だ。日本でいる妖怪とやらは知らん。
それに悪さする奴はお守りなどに取り付くこともあるしな
まぁそれはいいとして私達はこの中では力を使えない。坊ちゃまの力もしかりだ」
「はっ こいつの力なんかなくても俺には関係ねー。
霧雲を探すだけだ」
「アブ」
男鹿はそれだけ言うと屋敷に向かって歩き出した
古市も慌てて追い掛けた
────────
───
「なんなんだここはー────っ!!!!」
「ぎゃああぁあぁぁあぁああ!!!!」
「アブー─────っ!!!」
男鹿達は霧雲を捜そうとして、門が開かなかったので門を飛び越えて中に入った
だが警戒音がなり、庭の所瀬間しに槍やら剣やら弾丸やらナイフやらフォークやら…
兎に角人間に当たったら怪我内し死にまでいってしまうものが男鹿達に飛んできた
男鹿と古市は叫びながら逃げ、ベル坊は楽しみ、ヒルダは傘で除け、アランドロンは無言で走っていた
「なんなんだこれぇー────!!!!」
「てか男鹿っ男鹿っ、頭、頭刺さってる!!」
「あ゙あ゙?聞こえねーよ!もっとでけー声出せ!!」
「だから頭!!!
頭になんか刺さってるってぇ!!」
男鹿の頭には木の棒が刺さっていた
抜いてみると細いほうの先はギザギザで、太いほうには模様があった
「んだこれっ!!?箸じゃねーか!?」
「んで箸が!!?
てかホント此処霧雲ちゃん家なの!?」
「はい。確かにこのお屋敷から霧雲様の気配がします」
古市の言葉にアランドロンが答えた
「おい、話はよいから早く安全な所へ逃げるぞ」
「逃げるったってどこに?」
「取り敢えず屋敷ん中だ!中はいんぞ!!!」
男鹿達は屋敷の正面口の扉目掛けて走る
バンッッ
「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ……
た、たすかった…のか?」
「ハァ…ハァ…ハァ……
い、や…まだわかんね……」
「貴様等体力ないな」
「テメーが異常なんだよぉ!!!」
男鹿は息が切れながらもヒルダにキレた
「それより…」
ヒルダは正面口のロビーの真ん前にある馬鹿でかい階段の先に視線を向ける
「おや、騒がしいと思ったら…
何のようだい?悪魔さん達」
階段から降りてきたのは霧雲の父・日向だった
