バブ8
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「霧雲!霧雲!?」
男鹿は辺りをキョロキョロ見回す
「テメー霧雲に何もしなかったよな」
男鹿は邦枝を睨み付ける
『辰巳、だいじょーぶだよぉ』
声がしたと同時に美破は頭を地面に叩き付けられていた
『僕がガマンしてんだからさ、
邪魔すんなよ』
「六道…っ」
美破が地面に叩き付けられた原因は邦枝のすぐ横にいた
霧雲は美破に強烈な踵落としをしていたのだ
それも助走有りのジャンプをしてのだ
元々力がありすぎるというくらいある霧雲の力がもっと増えたのだから美破は一たまりもなかった
「…なにを…してくれてんのよ、このボケがぁぁっっっ!!!」
頭を上げた美破の顔は酷かった
「てゆーか何なのあんた!?さっきまでボコボコにやられてたクセに空気読みなさいよっ!!あんたの出番はもう終わりなの!!こっから先は女王対決でしょ!?そーゆー流れなの!!わっかんないかなぁ!?あーもうっ!!本当信じらんない!!私の美しい顔をよくも……絶対ぶっ殺すから」
ドゴッ
霧雲は美破が何かいっていたが関係なくもう一度美破に踵落としを喰らわせた
だって霧雲は美破の話なんかなんにも聞いていないのだから
『うっさいオカマ』
「ちょっとおおお
ひどいじゃないのっ!!
あんた悪魔!?さっきから乙女の顔を容赦なくガンガンと──…」
ボコッ
今度は霧雲の鉄拳で言葉を捩伏せた
「ごらぁぁああっっ!!
まだ人が話してる途中でしょー!!
てゆーか、さっきから、その赤ん坊の顔がムカつくんですけど…!!」
ベル坊は霧雲に抱かれながらニヤニヤしていた
美破は涙目になって歯は抜け、鼻潰れ、鼻血が出、皮膚には擦り傷がすごい
「あの…もうそのへんで…」
「やめとけ、やめとけ
今の霧雲じゃ、女だからって何させるかわかんねーぞ
霧雲は玩具で遊んでる時に止めると暴れるからな」
邦枝は美破があまりにも可哀相で止めにはいるが男鹿に止められてしまった