バブ6
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ザ...
突如30代くらいの男が男鹿の前に立った
男は警察官の格好をしていたので警察官だとすぐにわかった
警察官はその後に先程から一緒にいた女性と霧雲を見た
「『?』」
「おい君、その子を虐待してたって本当か?」
警察官はベル坊を見る
「見たところ確かに服も着せていないよーだが」
「…何だそりゃ。フザけんなよ、おっさん。むしろオレが虐待されてるっての」
男鹿は警察官のとんだ勘違いに苛立ち、警察官を睨んだ
警察官は男鹿の腕を見て、
「街の不良ってトコか…まったく
クズが
口の聞き方から教えてやる。
とにかく署まで来てもらおーか」
「あ゙ぁ!?」
警察官は男鹿の腕を掴む
『「ちょっ」』
「待って下さい!!」
女性が言い出したので霧雲口を閉じて女性を見る
「そんな確かめもせずに…っ」
「オイオイ
何で君がかばっちゃうわけ?
あーなるほど、そういう事か。君もこいつと同類ってわけだ。幻滅だなー。もう少し頭のいい子かと思ったのに」
「(ハァ!?)」
『ム…』
「まったく、クズはクズ同士すぐくっつくんだよ。バカだから。
君何歳?」
「───…17ですけど」
女性は苛立ちを抑えながら冷静に振る舞う
「ハァー
もう少しさー男見る目持った方がいいよー?不良なんて所詮社会のゴミだからね」
ここまでくると警察官を呼んできたお母様方も言い過ぎだと思ってきた
「─だいたいソイツだってどーせできちゃったガキだろ」
霧雲はプチンと女性から聞こえてきたのが分かった
それと同時に女性は足を踏み出した
「まったく、ガキがガキ育ててこの国の未来が不安になるよ」
女性が腕を振りかぶった時だった
ズンッ
男鹿が警察官の股を足首に架けて蹴り上げた
「ぱう
エ…」
『ナイス辰巳!』
警察官は股を抑えながら男鹿に怒りをぶつけた
しかしなんというダサい格好で言っているので権限もなにもない
「霧雲」
『はーい』
霧雲は警察官を軽々と持ち上げた
「なっ、何をする!?おろせ!!」
「奇遇だな」
『僕もブチこもうと思ってた処だよ』
『「ゴミはゴミ箱に」』
「…~~~っっ!」
ゴワシャン
霧雲は警察官を顔からゴミ箱にいれた
その顔は爽快感が見てとれた
だが周りはそうもいかないわけで
「やっべ
逃げるぞ!」
『ふぁ!?』
男鹿は霧雲を肩に背負ってその場から逃げたのだった
こうして公園デビューは最悪なものとなってしまった
更新10.02.13