バブ6
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「たかいたかー─い」
男鹿はベル坊を投げた
が、男鹿にとってはたかいたかいのつもりなのだ
『ちょっ!』
「Σグフッ」
霧雲はベル坊が男鹿から10メートルくらい離れた時、舐めていたペロペロキャンディーを古市の口に突っ込んでベル坊を追い掛けた
その後を男鹿も追い掛けた
「………………
─しっかし、この先どーなんのかねー
霧雲と間接キッス…」
古市は小さくなったペロペロキャンディーを舐めた
『ベルぼおぉおおぉ!!!』
15メートル離れる寸前、霧雲はなんとかベル坊をキャッチする
だがキャッチした場所は空中だった
『うぇぇえぇええぇえ!!?』
霧雲は受け身が取れないまま、公園でおしゃべりをしたお母様達目掛けて落ちていった
「どけー─っ!!」
男鹿がスライディングをして霧雲をキャッチした
「フーッ
霧雲、大丈夫か?」
『な、なんとか…』
男鹿は霧雲の頭を撫でながらベル坊の足首を掴んで逆さにさせた
「高い高いも命掛けだぜ」
男鹿はベル坊の脇を掴んで立ち上がろうとする
「ちょっとあんた!!」
先程のお母様方だ
「危ないじゃないのよ!!」
「謝りなさいよ!!」
「そーよ!!うちの子がケガしたらどーすんのよ!」
2人のお母様が鬼の形相で怒鳴ってくる
「あーっ!!こいつあれよ!!例の不良!!裸の赤ん坊!!」
もう一人のお母様が男鹿と霧雲とベル坊を差した
「『ムー』」
霧雲とベル坊は指を差され、業と声が聞こえるように悪口を言われたのでいらついた
だが、男鹿の耳には入っていなく変な事を思っていた
「(公園デビューというやつか…!!
公園デビュー
俗に公園で遊ぶ子供とその母親が形成するコミュニティーに初めて参加する事を指す
なお、これに失敗すると、きつい
うーむ…
ここはなんとかして印象をよくせねば…)
霧雲、ベル坊、笑顔だ笑顔」
『え゙…』
霧雲は男鹿の作り笑いを思い出して青冷めた
そして霧雲が思った通りの顔をした
お母様達は怖さのあまり逃げていった
『最近ボク、大人っぽくなったとおもう』
「あ?」
「プッ アハハハハ」
逃げて行ったお母様達の他にも男鹿の顔を見た人がいたみたいで笑っていた
「(ラストチャーンス!!もう失敗は許されんぞ)にがさん
あの」
「ハ」
男鹿は笑っていた人の肩を掴んだ
「オレと付き合って下さい」
「『は?』」