バブ6
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熱すぎるわけでもなく、寒くもない初夏
男鹿、霧雲、古市、ベル坊は公園のベンチに座っていた
ベル坊はミルクを飲み、霧雲はペロペロキャンディーを舐め、男鹿と古市は空を見て動かない
「…また、やっちまったな…」
「────……
あぁ やっちまった……」
『なにが?』
男鹿と古市が話すが霧雲は話に着いてこれていないが、昨日の姫川の件の事を話している
「ケンカしねーとかさ、マジで無理じゃね?」
『「………ごめん/すまん」』
……………………
気まずい空気が3人の間を抜ける
「あやまんなよ、先に
ボロカス言えなくなるじゃねーか」
『「ごめん/すまん」』
……………………
「だから、
謝んなっていってんだろ!!
ぶっ殺すぞコラッ!!」
「はぁ!?
キレてんじゃねーか結局!!」
「全っ然キレてませんけどねーっ!!」
男鹿はくわっと目を見開かせ顔の影を濃くして古市を睨む
「てめーが捕まったりしなけりゃこんな風にならなかったんだよ
見ろ、これ!!霧雲も一緒に変なタトゥーみたいになっちまったじゃねーか!!」
男鹿は霧雲の左腕を掴み古市に見せる
二人の腕には繩王紋から伸びる線が幾つもあった
「つか そもそも誰のせいで捕まったと思ってんだ!!」
「オレのせいだってゆーんですか!?」
「てめーのせーだろーが!!」
「……………」
「……………」
───いや…
「と、いうよりも、今回は完全にヒルダさんにハメられたな…」
『うん…』
「あぁ あの女狐…結局捕まったふりかよ…
ったく、今思い出してもムカつくぜ。あの乳女」
古市は昨日のことを思い出して何故か恥ずかしがっている
『辰巳はムネでかいほうがスキ?』
「なっ!?」
霧雲らいきなり出された質問
「む、むねなんかどうだっていいだろ」
『そっか!よかった!ね、ベル坊』
霧雲はベル坊にも話をするが、ベル坊は近くにいた親子をみていた
親子は"たかいたかい"をしていた
『ベル坊?』
「ダ」
要求するような目で霧雲を見ながら親子を指差した
『辰巳、ベル坊がたかいたかいしたいって』
「…………………;」