バブ4
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ある日の事だった
朝、目を覚まし、起き上がって目を擦っていた時だ
『んにゅ……なにコレ…』
左手の甲に落書きなのかよくわらないピンク色のマークがあった。
勿論霧雲自らが付けたのではない
ゴシゴシ擦ってみたが全く消えない
『きえない……』
擦っていた手を止め洗面所へと向かった
今度は石鹸を付け洗うが、やはり消えない
『てぇ、いたい……』
力強くやりすぎたせいで赤くなってしまった手の甲
泡を取り、赤くなってしまった手の甲を撫でてから顔を洗い始めた
───────
────
それから数十分後、学校に着き廊下を走っていく
何故か廊下の端には何十人もが壁に顔から突っ込んでいる男の姿があった
霧雲の頭には?が浮かんでいたが、無視して走っていく
一方、霧雲より先に学校についた男鹿
しかし意識は朦朧としていた
「ん?どこだここ?」
学校に来ていたのもわからなかったようだった
「いかんいかん 意識がもーろーとして変なトコ来ちまったぞ」
見るとそこは3-D
一年校舎とは全く違う場所に来ていた
「くそっ…ベル坊の夜泣きがひどくて睡眠不足て…笑い話にもならねぇ…」
目を擦りながら背中にしがみついているベル坊を見る
ベル坊は男鹿の心など知らずぐっすりと寝ている
「……このヤロー、気持ちよさそーに眠りやがって
………!…何だこれ?」
男鹿の右手の甲には赤いものでかかれたマーク
それは霧雲と色違いの同じものだった
『たつみー!』
「んぁ!霧雲」
霧雲は男鹿のもとへ走ってきた
『コレ見て!』
左手を出してくる霧雲
「これ、オレと同じだ」
男鹿も右手を出す
『オソロイだ!』
「おぉ…これはあれだな」
『ん?』
二人の隣にいたのはヒルダ
「ほほう。確かにこれは…見事なまでにあれですなぁ…」
「うむ。あれだ」
反対側にいたのは以前川から流れてきたおっさん
「あ、私は次元転送悪魔アランドロンです」
『六道霧雲です!』
アランドロンと霧雲は握手を交わした
「さすがですなぁ。まさかこんなに早くあれが出るとは」
「うぉおおおおおいっ!!!
…ってめぇら何でここに
つーか何!?何なのアレって…!!何このキモイの!!」
寝不足のせいか一瞬後れて驚く男鹿
霧雲を抱きしめヒルダとアランドロンから離れる
「騒ぐな
忘れ物を届けに来ただけだ」
『あ!アリガトー』
霧雲は男鹿の手からするりと抜け、ヒルダからベル坊のミルクを預かる
「うはっ ゲキマブねーちゃん発見!!」
「すげーっ お宝だ、お宝!!」
たまたま通り掛かった三人組がヒルダをナンパしてきた
「何しにきたのー?一人?」
「ダメだよ。こんな所にそんな格好で来ちゃ~」
その後、ヒルダに殺られた三人組(殺してはおらん byヒルダ)
それを周りで見ていた者達はヒルダのことを男鹿の嫁だといっていた