第1章
夢小説設定
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12月のある日、エリザベスと、エリザベスの母・フランシスがファントムハイブ家に訪ねてきた
「お久しぶりにお目にかかります。ミッドフォード侯爵夫人(マーショネス・オブ・ミッドフォード)
"今日"もまた予定よりお早いご到着で…」
そう言うのは髪もボサボサでリボンネクタイも曲がった状態のシエル
その後ろにセバスチャンと珍しくドレスを着た##NAME1##がいた
「堅苦しい挨拶は結構
今起きたという顔ですね、ファントムハイブ伯爵(アール・オブ・ファントムハイブ)?」
「いえ、そのような…「やーんっ 寝起きのシエルもかわいー──っ」ぐえっ」
エリザベスがシエルに抱き着く
『(シエルさいなーんι)』
首を締められているシエルを見て哀れな目で見る##NAME1##
「エリザベス!挨拶もなしに無礼なマネはよしなさい」
「ごっ ごめんなさいお母様!!」
『(リジーもひさん…ι)
ミッドフォードこーしゃくふじん、おはつにお目にかかります。##NAME1##ともうします』
「ファントムハイブ伯爵家に世話になっているレディとは貴殿ですか」
『おせわになっております』
あまり綺麗ではないが、しっかりと上級英話で話をする
「ふむ、教育もいきとどいているみたいだな」
『?
ありがとうございます』
「お久しぶりにお目にかかります
侯爵夫人、エリザベス様、ようこそいらっしゃいました
本日は遠方より───…
?」
セバスチャンはフランシスにずっと見られていることに気付き、言葉を止める
「あの…えっと…」
どんどん顔を近付けるフランシス
「私の顔に何か…」
「 いやらしい顔だな
お前は!
相変わらず」
「『プッ』」
セバスチャンは唖然とした
「生まれつきこの顔でして「それに!執事(おまえ)も主(シエル)も男のクセにダラダラと前髪を伸ばしおってうっとうしい!」
「ヒッ!!」
フランシスはセバスチャンの前髪を掴む
「タナカを見習え!!」
「おっ おばさま!?」
「お待ち下さ…」
「ちょっ、
ああああぁあぁああ!」
『(女でよかったです)』
前髪を弄られているシエルとセバスチャンを見て切実に思った