第1章
夢小説設定
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『ただでさえ、あくしゅみだとおもってましたが、』
##NAME1##の言葉にセバスチャンが言葉を続ける
「さらにのぞき趣味ですか…最悪ですね」
「ノンノン!お仕事よ!
でも…」
チェーンを回し、上から振りかぶる
「そうね!美男、美少女の過去ってちょっと気になるわ!」
セバスチャンはぎりぎりで避けていく
「悪そうな男から…」
一瞬でセバスチャンの背後に回るグレル
「なおさらね!」
セバスチャンは振り向き、死神の鎌を両手で挟んで受け止めた
死神の鎌はセバスチャンの後ろの壁を破壊しながら力を入れ、セバスチャンの肩を切ろうとしていた
##NAME1##は絶体絶命ですか!?と思いながらセバスチャン達を見ていたら、ずっと黙っていたシエルが口を開く
「何故…」
##NAME1##はシエルの方を向く
「何故?今更それを聞いてどうなるって言うの?
あんたと私は今、"番犬"と"罪人(エモノ)"になった」
マダムは少しずつ、二人に近付く
##NAME1##はシエルの前に立ち、シエルを守ろうとしたが、シエルに制されてしまった
「番犬を狩らなければ、狩られるのなら…」
マダムが懐からナイフを出すのが見え、##NAME1##は首に繋かっている一つのネックレスを握った
「道は一つよ!!」
―キンッ
マダムがシエルに向かってナイフを横から振り回した
しかし、シエルには当たらず、##NAME1##が持っている綺麗な彫刻が彫ってある、黒い棒によって防げられていた
マダムは防がれた事で顔が歪む
##NAME1##は力を入れてナイフを弾く
「マダム、医者である貴女が何故人をっ…」
「あんたみたいなガキに言ったってわかりゃしないわ!
一生ね!!」
##NAME1##を突き飛ばし、シエルの首を掴み、壁に押し付けた
「あんたなんか…あんたなんかッ
あんたなんか生まれて来なければ良かったのよ!!」
マダムはシエルの首を左手で掴み、右腕でナイフを上にあげた
『「シエル/坊ちゃん!」』
セバスチャンはグレルを置き、マダムの背後に回った
顔は正に悪魔の顔をして、マダムを襲おうとしていた
「やめろ セバスチャン!!
殺すな!!」
ピタッ
シエルの言葉で我に還るセバスチャン
「……」
息を切りながら右肩を押さえるセバスチャン
『セ、バスチャン…?
セバスチャン!!』
##NAME1##は立ち上がってセバスチャンへと駆けた
「ンフッ セバスちゃんたら根性あるゥV
腕一本ダメにしてまで、そのガキ助けに行くなんて。
それに比べてアンタはなんなの?
マダム!!」
ナイフを足元に転がし、両手で顔を覆い、伏せていたマダムの肩が跳ねた
「さっさとそのガキ、殺っちゃいなさいよ!」