第1章
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「昔はワルツがふしだらと言われていましたが、今は女王のお陰でワルツはメイン級のダンス
この間の様なステップでは子爵を誘惑できませんよ」
「ゆっ…!?」
「話し方に歩き方、ダンスや仕草や誘惑の仕方まで家庭教師(わたし)とマダムが一日でみっちり体に叩き込んで差し上げますよ
・・・・
お嬢様方…?」
『え…方ってことはわたしも……!?』
セバスチャンとマダムはシエルと霧雲にジリジリと来る
すかさず劉はシエルと霧雲を掴んで逃げないようにした
「『いっ…
いやだぁあああ!!』」
霧雲はこの時初めてシエルの気持ちがわかった
「セバスチャン…貴様」
「そーよー
設定通りちゃんとやってくれなきゃー
劉は若い燕約」
「アイジンでーす」
腕を組みながらいう劉
「シエルは田舎から出てきた私の姪っ子役」
「……」
ムスッとするシエル
「シエルの友達の霧雲」
『はいっ!』
ニッコリと笑う霧雲
「セバスチャンはシエルの家庭教師(チューター)役
グレルはいつも通りだけど」
「おくさまあああー~」
ガーンと落ち込むグレル
「だからっ…
なんで僕が"姪っ子"役なんだ!」
「私、女の子が欲しかったのよね!
フワッフワなドレスの似合う可愛い子」
「それだったら霧雲だけでいいだろう!!」
「ってのはまぁ冗談としてファントムハイヴってバレたらマズいんでしょ?
第一!
身なりのいい執事連れたせきがんの少年だなんて見る人が見りゃ、すぐアンタだってバレるわよ!」
『たしかに…』
「それが1番いい変装じゃない
それにドルイット子爵って守備範囲バリ広の女好きらしいから、そっちの方が都合いいって!」
「なっ…!?」
「おっしゃっていたじゃないですか
"どんな手段でも使う"んでしょう?」
真実をいわれ、シエルは言い返せない