第1章
夢小説設定
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マダム・レッドの
英国淑女講座
子爵邸に行く前
「嫌だ!!」
「もーっ
ここまで準備しといて男らしくないわよ!」
「その服を持って言うセリフか?」
シエル達は着て行く服を決めている真っ最中だ
マダムは沢山のドレスを持って来て、シエルに選ばせている
(シエルは嫌がっているが)
「まあまあ、決まったものはしょうがない
時には腹をくくるのも大切だよ伯爵
ちなみに我はチャイナドレスなんか珍しくて良いと思うんだけど、どうかな?」
言いながら劉はピンクの桜柄のチャイナドレスを見せる
それにシエルは怒りを増す
「あらっ
ダメよ!
英国上級階級の淑女は舞踏会の時は上質で厚手の絹のドレスって決まってるんだから」
「そんな決まりがあるのかい?」
『(劉の顔可愛い…///)』
全くマダムの話を聞かないヒロイン、霧雲
「シエルは若いからピンクがいいわね
丈も短くする?
若いから許されるわよー」
「あーそりゃーかわいいねーピンク」
マダムと劉はミニ丈ドレスのシエルを想い浮かべる
「やめんかっ!!」
霧雲はボーっと眺めている
「そーだ」
マダムは何か思い出したように言いだす
「どーした、マダム」
「霧雲のドレスは忘れてたわ」
『ほへ
マジですか』
「それだけではありませんよ」
『?』
先程までいなかったセバスチャンがいた
「どんな舞踏会も始めは"カドリール"という曲で始まります
そして次に"ワルツです"
曲は大体18曲から24曲
曲目はおそらく7曲がカドリール
そのうち3曲がランサーズ次にワルツが7曲
円舞曲(ガロップ)が4曲
そしてポルカ1曲という処が妥当です
つまり!
以前付け焼き刃で覚えて頂いたワルツだけでは一晩乗り切れません
しかも男女ではステップが逆!!」