第1章
夢小説設定
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『可愛いvV』
霧雲はしゃがんで猫をゆっくりと抱き上げる
頭を撫でると猫は目を細めて気持ち良さそうにする
『フフッ』
周りから見ればとても和む、そんな雰囲気だ
その時、
――バンッ
『っ!?』
霧雲は音のした方に振り向く
そこには少し息切れをしたセバスチャン
『せ、セバスチャン!?』
「! 霧雲様!お戻りになられてたのですね」
『さきほ…ど?』
「?」
霧雲は腕時計を見る
『あ もう一時間くらいここにいました』
「な!!(このバ…いや、霧雲様には言えません 可愛いです)…そうですか
おや…」
セバスチャンは霧雲が抱いていた猫を見る
その瞬間セバスチャンの周りにはキラキラしたものが
「(嗚呼、この組み合わせ程良いものはない)」
「ほらほら
そんなに慌てなくても沢山ありますから…」
セバスチャンはどこからか餌を持ってきて猫に食べさせる
『すごい食いっぷりですねぇ』
そういう霧雲の頬も緩んでいる
猫は食べ終わり頭をかく
と、その時セバスチャンが首を横に振る
『どうかしましたか?』
「猫はいいですね」
『そうですね』
霧雲が質問したこととは全く違う言葉が返ってきたが霧雲は気にしない
ぷにゅ。
セバスチャンは猫を抱き肉球を押す
「嗚呼…貴女の手はやわらかいですね…
いつまでもこうしたい…」
『猫ちゃんいやがってます…』
今度はセバスチャンの周りにふわふわとしたものが
「ですが私はもう行かなくては」
セバスチャンは猫を下ろす
「霧雲様もそろそろお屋敷の中に入らしてください」
『はい』
「ではまた明日お待ちしていますよ」
霧雲が先に中に入りセバスチャンは猫に手を振ってから中に入った