第1章
夢小説設定
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「それで、今日来たのは前あった電話でのことだよ」
電話とは、霧雲達がフェッロファミリーに捕まった後、シエルが霧雲の正体を知りたく9代目に電話で教えてもらおうとしていた
「だがね、私も霧雲に関しては余り知らないんだよ
あの翼も私が拾った時にはあった物だしね」
「拾った?」
シエルは、霧雲は9代目の孫ではなかったのかと思う
「ああ、今よりもっと小さい時にね
あの時は大変だった
霧雲は人を、特にマフィアを嫌っていたみたいで私達に会うたびに混乱していた
だから私と会うよりも前にマフィアに何かされていたんだろうね」
「何かとはなんだ?」
「さぁ それはよくわからない
それにあの目も……」
「目??普通だと思うが」
「伯爵は見たことがないのかね?
霧雲は能力を使うときに左目が赤くなるんだ」
「そんなの見たことないな
それ以前に能力を使ってるのも翼を出したときが初めてだしな」
「そうか… やっぱり見せたくなかったみたいだね」
「そうだろうな
だが、ドン・ボンゴレは霧雲のことについて調べたことはないのか?」
「私は霧雲が嫌がることはなるべくしたくないんだ
それが霧雲に対して大切なことだろうが、ね
霧雲ならボンゴレには危害を加えないことはわかっているしね…」
「嫌がることはしたくない、か……
確かにそうかもしれないな
霧雲はそういうことに敏感だからな
だが、危害を加えないと言いきれるのか?」
「ああ
絶対ね」