第30憑目
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今日はクリスマス
だがクリスマスといえど仕事とこの程度の行事は関係ない
あるとすれば商品がクリスマス仕様なくらいだ
と、クリスマスイブイブまでは思っていた
クリスマスイブ当日、店長がクリスマスだから今日はミニスカサンタね!と言って二日間サンタの格好になった
アニメ全く関係ねーし…
まあ、クリスマスだからア〇〇イトに来る奴もあんまいなかった
(ぼっちそうな男はいたな!)
客も少ないということで早めにバイトも終わり早々に店を出た
商店街を通り、コックリがパーティーの準備してんのかなぁ。とか考えながらある店に寄る
注文は元々してあったのでレジで受け取りすぐに店を出る
次にケーキ屋でケーキを買い、両手に荷物を持って家に帰る
「たっだいまー!」
「霧雲様!」
「うおっ!?」
玄関開けたと思ったら狗神アニマルバージョンが飛び付いてきた
狗神はパーティー用のトンガリ帽子を被り、クラッカーを持って腹を鳴らす
「食べずにずっと待っててくれたんか?ありがとな」
「違います!
我が君が帰って来ないのです!」
ついでに狐殿も帰っていませんと付け足す
「買い物に出掛け、狐殿もストーキングしに家を出ましたがどこで油売ってるのやら…」
「ふーん
ま、コックリいるなら平気だろ」
狗神を引っ付かせたまま和室に行く
どうやら電気も付けずにクラッカーで遊んでいたようで一ヶ所だけ散らかっている
電気を付け、買ってきたケーキをちゃぶ台の上に置く
あ、信楽の手紙がある
…ふむふむ、またナンパだな
「先にケーキ食べちまおっか!」
「はい!」
いつ帰ってくるかわからないこひなとコックリを待っているより、腹を空かせている狗神と食べて待ってた方がいいだろう
あとでこひなとコックリに文句は言われそうだが
狗神に皿とフォークに包丁を持ってこさせ、俺はケーキの箱を開けてケーキを取り出す
何故かろうそくがついていたので挿しておく
「お持ちいたしました」
人間バージョンに戻った狗神が持ってきてくれた包丁でテキトーにカットする
大きさは不器用な俺が切ったんだからホントにテキトーだ
切ったケーキを皿に乗せようとする
あ、ケーキ倒れた
必死に元に戻そうと奮闘していると皿ごと狗神に奪われる
「おい、返せよ!」
「これは私めが食しますので、霧雲様はこちらをお召し上がりくださいまし」
狗神が皿に乗せてくれたケーキにはサンタの菓子がのっていた
「これ…
こひなが怒るぞ?」
「心配いりません
元々サンタがいないと仰ればよいのです」
大丈夫かな?
こひなもまだ子どもだからこういうものには目がない
いや、カップ麺さえあれば興味なくなるか…
ともかく、俺はいつもこういう装飾品はこひなにあげているので自分が食べたことはない
「これはこひなにやる」
サンタをつまみ上げて残っていたケーキの上に乗せようとした
だが、狗神がサンタを持っていた方の腕を掴んで止められた
「何すんだよ
俺はこういうの食べなくても本体が食べれればそれでいいの」
「たまには自分優先で召し上がっては如何ですか?」
「べつにいつも他人優先ってわけじゃねー」
「そうでございますか?私にはいつもこひな様が一番だと思われているように拝見できますが」
「そんなわけねーだろ
俺はいつも自分の事しか…」
自分は我が儘だと思っている
いつも俺優先で、こひな以外どうでもいいと……
あれ…?こひなが入ってんな…
これがこひな優先ってなってんのか…?
いやいや、カップ麺をこひなに食べられれば怒る
食べ物の恨みはハンパない
「貴方様は自分の事は二の次で私は心配しております…
もう少し私共に我が儘を仰られてよろしいのですよ?」
「べつに心配せんでも…」
グダグダ言う俺に嫌気がさしたんだろう
狗神は俺が持っていたサンタを奪い取り、俺の口の中に突っ込んできた
「っ!…ふん…っ…んんっ…やめっ」
「私に頼ってください
私はいつも霧雲様を想っております」
「たよっ…ち、が…ぅんっ」
口の中に狗神の指まで入ってきて上手く喋る事が出来ない
サンタの甘い菓子が狗神の指や舌や上顎の間を動いているのが分からなくなるくらい、狗神の指が激しく口の中をせめてくる
「ん、ンンっ……ぷはぁっ」
「霧雲様の唾液でヨゴレてしまいましたね…」
「お前が口ん中に突っ込むからっ…
!おい!何して…っ」
狗神はあろうことか俺のツバがついた指を舐めとった
「止めろって!」
「どうしてですか?愛しい霧雲様の体液は全て私のモノです」
うおぉっ
人生で一番鳥肌が立ったかも…!
俺は止めさせるために狗神の手を引っ張るが、狗神は頭事後ろに避(ヨ)けて俺から離れようとする
「おまっ、離れんじゃねぇよ!」
「そうしないと舐めさせてくれないでしょう?」
「当ったり前じゃ!!」
俺は止めさせるのに夢中で気が付かなかった
狗神が後ろに避けるから、狗神が舐めているのを止めるために狗神の上に乗る形になっていた
気が付いた時には俺の腰を反対の腕で掴まれていた
「何処触って…っ」
「霧雲様がこんな積極的になってくださるなんて……
夢のようでございます」
「え、あ、いや、そんなつもりじゃ…!」
腰を引かれ、狗神の股とくっつかせる形になった
「このまま戴(イタダ)いてもよろしいですよね」
「疑問符なし!?
あ、さわん、な…っ!ダメだって…「ただいまー!」っ!?」
アブナイ展開になっていた処に陽気なコックリが入ってきた
その後ろからこひなも入ってくる
「「・・・・・」」
「うあ、い、や、これはちが…」
「おや、早かったですね
もう少し遅ければ先にイタダイテいたのに…」
固まっているコックリとこひなの目を気にせず、俺の頬にキスしてくる狗神
「お前止めろって…!」
「良いではありませんか」
「ちょ、ダメだって…!」
「何してんだー!!」
その後も襲おうとしてくる狗神に、復活したコックリの鉄槌が下った
だがクリスマスといえど仕事とこの程度の行事は関係ない
あるとすれば商品がクリスマス仕様なくらいだ
と、クリスマスイブイブまでは思っていた
クリスマスイブ当日、店長がクリスマスだから今日はミニスカサンタね!と言って二日間サンタの格好になった
アニメ全く関係ねーし…
まあ、クリスマスだからア〇〇イトに来る奴もあんまいなかった
(ぼっちそうな男はいたな!)
客も少ないということで早めにバイトも終わり早々に店を出た
商店街を通り、コックリがパーティーの準備してんのかなぁ。とか考えながらある店に寄る
注文は元々してあったのでレジで受け取りすぐに店を出る
次にケーキ屋でケーキを買い、両手に荷物を持って家に帰る
「たっだいまー!」
「霧雲様!」
「うおっ!?」
玄関開けたと思ったら狗神アニマルバージョンが飛び付いてきた
狗神はパーティー用のトンガリ帽子を被り、クラッカーを持って腹を鳴らす
「食べずにずっと待っててくれたんか?ありがとな」
「違います!
我が君が帰って来ないのです!」
ついでに狐殿も帰っていませんと付け足す
「買い物に出掛け、狐殿もストーキングしに家を出ましたがどこで油売ってるのやら…」
「ふーん
ま、コックリいるなら平気だろ」
狗神を引っ付かせたまま和室に行く
どうやら電気も付けずにクラッカーで遊んでいたようで一ヶ所だけ散らかっている
電気を付け、買ってきたケーキをちゃぶ台の上に置く
あ、信楽の手紙がある
…ふむふむ、またナンパだな
「先にケーキ食べちまおっか!」
「はい!」
いつ帰ってくるかわからないこひなとコックリを待っているより、腹を空かせている狗神と食べて待ってた方がいいだろう
あとでこひなとコックリに文句は言われそうだが
狗神に皿とフォークに包丁を持ってこさせ、俺はケーキの箱を開けてケーキを取り出す
何故かろうそくがついていたので挿しておく
「お持ちいたしました」
人間バージョンに戻った狗神が持ってきてくれた包丁でテキトーにカットする
大きさは不器用な俺が切ったんだからホントにテキトーだ
切ったケーキを皿に乗せようとする
あ、ケーキ倒れた
必死に元に戻そうと奮闘していると皿ごと狗神に奪われる
「おい、返せよ!」
「これは私めが食しますので、霧雲様はこちらをお召し上がりくださいまし」
狗神が皿に乗せてくれたケーキにはサンタの菓子がのっていた
「これ…
こひなが怒るぞ?」
「心配いりません
元々サンタがいないと仰ればよいのです」
大丈夫かな?
こひなもまだ子どもだからこういうものには目がない
いや、カップ麺さえあれば興味なくなるか…
ともかく、俺はいつもこういう装飾品はこひなにあげているので自分が食べたことはない
「これはこひなにやる」
サンタをつまみ上げて残っていたケーキの上に乗せようとした
だが、狗神がサンタを持っていた方の腕を掴んで止められた
「何すんだよ
俺はこういうの食べなくても本体が食べれればそれでいいの」
「たまには自分優先で召し上がっては如何ですか?」
「べつにいつも他人優先ってわけじゃねー」
「そうでございますか?私にはいつもこひな様が一番だと思われているように拝見できますが」
「そんなわけねーだろ
俺はいつも自分の事しか…」
自分は我が儘だと思っている
いつも俺優先で、こひな以外どうでもいいと……
あれ…?こひなが入ってんな…
これがこひな優先ってなってんのか…?
いやいや、カップ麺をこひなに食べられれば怒る
食べ物の恨みはハンパない
「貴方様は自分の事は二の次で私は心配しております…
もう少し私共に我が儘を仰られてよろしいのですよ?」
「べつに心配せんでも…」
グダグダ言う俺に嫌気がさしたんだろう
狗神は俺が持っていたサンタを奪い取り、俺の口の中に突っ込んできた
「っ!…ふん…っ…んんっ…やめっ」
「私に頼ってください
私はいつも霧雲様を想っております」
「たよっ…ち、が…ぅんっ」
口の中に狗神の指まで入ってきて上手く喋る事が出来ない
サンタの甘い菓子が狗神の指や舌や上顎の間を動いているのが分からなくなるくらい、狗神の指が激しく口の中をせめてくる
「ん、ンンっ……ぷはぁっ」
「霧雲様の唾液でヨゴレてしまいましたね…」
「お前が口ん中に突っ込むからっ…
!おい!何して…っ」
狗神はあろうことか俺のツバがついた指を舐めとった
「止めろって!」
「どうしてですか?愛しい霧雲様の体液は全て私のモノです」
うおぉっ
人生で一番鳥肌が立ったかも…!
俺は止めさせるために狗神の手を引っ張るが、狗神は頭事後ろに避(ヨ)けて俺から離れようとする
「おまっ、離れんじゃねぇよ!」
「そうしないと舐めさせてくれないでしょう?」
「当ったり前じゃ!!」
俺は止めさせるのに夢中で気が付かなかった
狗神が後ろに避けるから、狗神が舐めているのを止めるために狗神の上に乗る形になっていた
気が付いた時には俺の腰を反対の腕で掴まれていた
「何処触って…っ」
「霧雲様がこんな積極的になってくださるなんて……
夢のようでございます」
「え、あ、いや、そんなつもりじゃ…!」
腰を引かれ、狗神の股とくっつかせる形になった
「このまま戴(イタダ)いてもよろしいですよね」
「疑問符なし!?
あ、さわん、な…っ!ダメだって…「ただいまー!」っ!?」
アブナイ展開になっていた処に陽気なコックリが入ってきた
その後ろからこひなも入ってくる
「「・・・・・」」
「うあ、い、や、これはちが…」
「おや、早かったですね
もう少し遅ければ先にイタダイテいたのに…」
固まっているコックリとこひなの目を気にせず、俺の頬にキスしてくる狗神
「お前止めろって…!」
「良いではありませんか」
「ちょ、ダメだって…!」
「何してんだー!!」
その後も襲おうとしてくる狗神に、復活したコックリの鉄槌が下った
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