第28憑目
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休日の朝、朝ごはんが出来ていなくてこひなと信楽と一緒にコックリの部屋に行ったら大変な事になっていた
「お姉ちゃん達、誰だ?」
「「「「…」」」」
ブカブカな和服を着たケモミミの男の子が口に指をくわえていた
首にはコックリと同じ鈴を付けている
狗神に聞いたらコックリが若返りの水を飲んで、頭ごと幼児化してしまったらしい
「コックリさんが壊れた」
「ついに壊れたな…」
育児疲れで自分も若くなって体力を戻そうとでも思って飲んだのだろうか
しかし完全に飲む量を間違えたな
こひなはコックリの頭を叩いて直そうとする
「おちつけ
たたいてなおるのはかでんだけだぜ」
「あーああーん!たたいたー!」
幼児化したコックリは痛みで泣き出す
「これは本格的に元に戻さねばなのです」
「とりあえず、なきやますか」
信楽は自分の水着写真集を見せて泣き止まそうとするが泣き止まず、狗神がオモチャのガラガラを鳴らすが泣き止まず、こひなが福笑いしても泣き止まず…
「はぁ、もう…
狗神のあやかし方はいいと思うんだけどな…
コックリ、お前男の子だろ?
男の子が叩かれたくらいじゃ泣いちゃダメだ」
コックリが座り込んでいるので俺も座って頭を撫でる
「うわーん!
ふえっ…だって痛いんだもん…っ!」
「俺は男だからな。叩かれても泣かねーぜ?
コックリもそれくらいで泣いてちゃ、大人にはなれねーよ」
「うぅ、ぐす…
オレ男だもん…
ないてない…っ」
「ほら、目拭いて、鼻チーンして」
「うん…」
なんとか泣き止まさせることができた
「霧雲兄さん凄いのです
将来は保育士ですか?」
「んや、保育士は給料と仕事量が釣り合わないからやらない」
一日中働いて、休みの日もお遊戯会の準備とか色んなので潰れるんだぜ?
そんなもんやりたくない
「そういや、朝飯どうしよ…」
「オレお腹空いた…」
「ばぶー」
狗神の腹が盛大に鳴る
「これはもしや、市松もお世話する流れ…」
「俺だけじゃ3人は無理だから手伝ってくれるよな?」
「どうしませう…」
とは言ってもコックリがいないと困る
俺とこひなじゃ、狗神と信楽のミルクは作れても俺達の飯は作れない
「ところで皆さん今の状態でもアニマルになれるのです?」
「「「なれるぞ」」」
3人はアニマルバージョンになる
こひなは黒電話を持ち、何処かに掛ける
「これなら保健所に引き取って貰えるのです」
「おー!考えつかなかったぜ!こひな天才だな!」
「「「やめてー!」」」
3人に止められた
「ジョークなのです」
「ジョークだったのか」
「大人を呼ぶのです」
「すけっと?」
そんなんいたっけ?
考えていると、縁側の廊下を走ってくる足音が聞こえた
物凄い勢いで駆けてきて現れたのはタマだった
「呼ばれて飛び出てニャニャニャニャーン!
三丁目のタマですにゃ!」
「毎回自己紹介ありがとうございます」
「母も一緒にゃー!」
そう言って三味線を引く
母さんって三味線になっちゃったのか…お可哀想に…
合掌しておいた
「三味線落ち、まだ信じていたのですか?」
「にゃ?」
なんだ嘘かよ!
こひなはタマにコックリ達のことを説明して、手伝ってほしいと頼み込む
「まぁ、まあまあ
可愛らしいボクたち。お人形さんみたいにゃ!
そういうことならお任せにゃ!」
3人はタマに抱き着かれて頬擦りまでされる
コックリは照れ、狗神は嫌がり、信楽はデレッとして、反応はいつもと変わらない
「タマさんは子供のお世話慣れているのです?」
「臓器の位置なら完璧だにゃん!」
「臓器…?」
「人体模型図?」
タマも危ない奴だな…
「そーれそれそれ
たかいたかいだにゃ!」
タマは抱いていた信楽をたかいたかいで上に投げ、天井に信楽がぶつかる
日本家屋は天井低いんだから…
床で伸びている信楽を抱き上げる
「たかいたかいしたら動かなくなったにゃ」
「がく…」
「「(他界他界だな/なのです)」」
「なんか抜けちゃったよ!」
コックリが涙目で俺の後ろに隠れて信楽の魂を目で追う
「動かなくてお人形さんみたいだから私にくださいにゃ」
タマは俺から信楽を奪い取り抱える
あげはしないが世話は任せるよ
魂はなんとか身体に戻しておいた
「お姉ちゃん達、誰だ?」
「「「「…」」」」
ブカブカな和服を着たケモミミの男の子が口に指をくわえていた
首にはコックリと同じ鈴を付けている
狗神に聞いたらコックリが若返りの水を飲んで、頭ごと幼児化してしまったらしい
「コックリさんが壊れた」
「ついに壊れたな…」
育児疲れで自分も若くなって体力を戻そうとでも思って飲んだのだろうか
しかし完全に飲む量を間違えたな
こひなはコックリの頭を叩いて直そうとする
「おちつけ
たたいてなおるのはかでんだけだぜ」
「あーああーん!たたいたー!」
幼児化したコックリは痛みで泣き出す
「これは本格的に元に戻さねばなのです」
「とりあえず、なきやますか」
信楽は自分の水着写真集を見せて泣き止まそうとするが泣き止まず、狗神がオモチャのガラガラを鳴らすが泣き止まず、こひなが福笑いしても泣き止まず…
「はぁ、もう…
狗神のあやかし方はいいと思うんだけどな…
コックリ、お前男の子だろ?
男の子が叩かれたくらいじゃ泣いちゃダメだ」
コックリが座り込んでいるので俺も座って頭を撫でる
「うわーん!
ふえっ…だって痛いんだもん…っ!」
「俺は男だからな。叩かれても泣かねーぜ?
コックリもそれくらいで泣いてちゃ、大人にはなれねーよ」
「うぅ、ぐす…
オレ男だもん…
ないてない…っ」
「ほら、目拭いて、鼻チーンして」
「うん…」
なんとか泣き止まさせることができた
「霧雲兄さん凄いのです
将来は保育士ですか?」
「んや、保育士は給料と仕事量が釣り合わないからやらない」
一日中働いて、休みの日もお遊戯会の準備とか色んなので潰れるんだぜ?
そんなもんやりたくない
「そういや、朝飯どうしよ…」
「オレお腹空いた…」
「ばぶー」
狗神の腹が盛大に鳴る
「これはもしや、市松もお世話する流れ…」
「俺だけじゃ3人は無理だから手伝ってくれるよな?」
「どうしませう…」
とは言ってもコックリがいないと困る
俺とこひなじゃ、狗神と信楽のミルクは作れても俺達の飯は作れない
「ところで皆さん今の状態でもアニマルになれるのです?」
「「「なれるぞ」」」
3人はアニマルバージョンになる
こひなは黒電話を持ち、何処かに掛ける
「これなら保健所に引き取って貰えるのです」
「おー!考えつかなかったぜ!こひな天才だな!」
「「「やめてー!」」」
3人に止められた
「ジョークなのです」
「ジョークだったのか」
「大人を呼ぶのです」
「すけっと?」
そんなんいたっけ?
考えていると、縁側の廊下を走ってくる足音が聞こえた
物凄い勢いで駆けてきて現れたのはタマだった
「呼ばれて飛び出てニャニャニャニャーン!
三丁目のタマですにゃ!」
「毎回自己紹介ありがとうございます」
「母も一緒にゃー!」
そう言って三味線を引く
母さんって三味線になっちゃったのか…お可哀想に…
合掌しておいた
「三味線落ち、まだ信じていたのですか?」
「にゃ?」
なんだ嘘かよ!
こひなはタマにコックリ達のことを説明して、手伝ってほしいと頼み込む
「まぁ、まあまあ
可愛らしいボクたち。お人形さんみたいにゃ!
そういうことならお任せにゃ!」
3人はタマに抱き着かれて頬擦りまでされる
コックリは照れ、狗神は嫌がり、信楽はデレッとして、反応はいつもと変わらない
「タマさんは子供のお世話慣れているのです?」
「臓器の位置なら完璧だにゃん!」
「臓器…?」
「人体模型図?」
タマも危ない奴だな…
「そーれそれそれ
たかいたかいだにゃ!」
タマは抱いていた信楽をたかいたかいで上に投げ、天井に信楽がぶつかる
日本家屋は天井低いんだから…
床で伸びている信楽を抱き上げる
「たかいたかいしたら動かなくなったにゃ」
「がく…」
「「(他界他界だな/なのです)」」
「なんか抜けちゃったよ!」
コックリが涙目で俺の後ろに隠れて信楽の魂を目で追う
「動かなくてお人形さんみたいだから私にくださいにゃ」
タマは俺から信楽を奪い取り抱える
あげはしないが世話は任せるよ
魂はなんとか身体に戻しておいた