第17憑目
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休日で、夜からバイトが入っているのでそれまでずっと寝ていた
だが、携帯に着信があり出るとバイト先の店長からだった
そういや、店長の事は話題に出すが詳しくは教えていなかったな
店長は今年三十路のオバサンでかなり腐っているヤツだ
いつも俺の制服を考え、特注で作らせているらしい
そして俺に着させニヤニヤしている変態だ
その変態店長からの電話で、明日のシフトを代えてほしいとのこと
明日も休みだし何もすることないから了承しといた
コックリに知らせなきゃか…
温い布団から出たくないんだが仕方ない
俺は寝間着のまんまコックリを探し出した
………………
………………
………いねぇ
家中探しても見つかんねー
買い物でも行ってんのかと思ったけど、こひながいたから買い物ではないと思う
庭の方探してみっかな…
縁側にあったコックリの草履がなかったから庭にいるはず!
あの蔵に入ったら危ねーから急がんと!
俺は辺りを見回しながらちょい走り蔵に向かう
蔵には掃除姿のコックリがいて、やっぱここかと思った
「おー霧雲。少しは掃除しようと思ってな」
「ここは危ねーから手は付けんなよ」
「…え?」
俺はコックリに近付きながら注意する
だが、それは遅かった
コックリの手にあった箱から光が出てきたのだ
「「うわあぁぁぁぁああ!」」
光が俺達を包み込む
辺りは光と煙とホコリに包まれ自分の姿が見えなくなる
「ケッホケッホ」
「うっ」
やっと煙がなくなり俺が咳き込んでいると、コックリが何かに仰天した
「俺が女になってる!?」
「はあ!?」
コックリを見るとホントに女体化しているコックリがいた
背が小さくなり、肩幅も小さく、瞳の大きさ、顔の掘りの深さ、唇の厚さ、身体のライン。それにオッパイまで出来ている
「いやぁーっ!変化で戻れねーぜ
ナニコレ…」
コックリは慌てふためく
「だから危ねーっつったんに…」
コックリの開けた箱の中を覗くと、"開けるなといったのに(笑)"と書いてある紙しか入っていない
コックリはその紙を破き、狐火で焼き尽くす
「俺ん家の蔵は呪いグッズばっかだ。恐らくこの箱の呪いは性転換して今までの生活を全て変えてしまい困らせようと…」
「そんな解説いらん!
どうにかして解く方法はないのか!?」
「確かこれは…」
知ってはいるが言っていいのだろうか
言ってしまっては逆に意識してしまい余計に解けなくなってしまうのでは…
「知らんほうが身のためだ」
「そんなに恐ろしい方法なのか!?」
コックリがツッコンでくるが、いつもの声じゃないから違和感が凄い…
「まあ、そのうち直るんじゃね?」
「他人事だと思って…!」
他人事だし
「どーすんだよコレェ…
このままじゃこひな達の前に出られないぞ」
「出りゃいいじゃん」
「信楽がうるせーんだよ」
「まぁ、確かに」
女なら誰でもいいようなヤツだもんなぁ
俺がどうにかしようと蔵を漁ってると、コックリが古ぼけた姿見の前に立つ
「それナルシストになる鏡だぞ…って遅かった」
コックリが姿見の前でポーズを決める
ん?
なんか可笑しいな…
っ!
これは素だ!!
素でポーズしてんぞコイツ!
コックリは元々ナルシストだったのか…!
俺が驚きのあまり固まっていると蔵の扉から、鏡の前で決めポーズしているコックリを見つめるこひながいた
こひなも蔵の中に入ってきてコックリのことで話し合う
「お姉さんになってるのです」
「うん」
だがホント女体化だけですんでよかった
下手すれば死ぬものもあるらしいし
そのことをコックリにいったら俺ん家総出でひかれた
「ところで俺の女バージョンどう思う?」
コックリがポーズを決め俺達に見せ付ける
「可愛い?美人?」
「ど・う・お・も・う?
コックリさんは心霊らしさも狐らしさもなく、キャラ付けも男子なのに家事好きというギャップが唯一のアイデンティティーですが、今日でもはや三次元でも珍しくもなくただの家事好きなお姉さんになると、ギャップが0になり薄いキャラがますます薄まってしまうのです
もっとアピールするポイントを作るのです」
「…そんな編集さんみたいな意見は求めてない」
ごめん
フォローできない
俺達は他に戻る方法はないのか話し合う
こひなが信楽と狗神に相談すれば。と聞くがコックリが断固拒否する
だが、呆気なく信楽と狗神に見付かってしまった
「狐…」
「何だよっ」
コックリは信楽の目線に冷や汗をかき一歩下がる
だが、すぐに信楽との距離はなくなり手を取られる
これはセクハラされると誰もが思った
だが、全く違う言葉が返ってくる
「おっさん、働くよ」
え!あのクソニートがか?
酒も煙草も博打も止めるとも言い出す
「結婚してくれ」
やっぱりそういうことか
だが信楽、知ってるか?
男は結婚ごときで今までの生活は簡単には変えられないらしいぜ
コックリは中身は男だと言うが、信楽は完璧な生娘だと言ってコックリを困らせる
その後に信楽がコックリは年増だと口に出してしまい顔面を蹴られていた
…どうでもいい事だったな
だが、携帯に着信があり出るとバイト先の店長からだった
そういや、店長の事は話題に出すが詳しくは教えていなかったな
店長は今年三十路のオバサンでかなり腐っているヤツだ
いつも俺の制服を考え、特注で作らせているらしい
そして俺に着させニヤニヤしている変態だ
その変態店長からの電話で、明日のシフトを代えてほしいとのこと
明日も休みだし何もすることないから了承しといた
コックリに知らせなきゃか…
温い布団から出たくないんだが仕方ない
俺は寝間着のまんまコックリを探し出した
………………
………………
………いねぇ
家中探しても見つかんねー
買い物でも行ってんのかと思ったけど、こひながいたから買い物ではないと思う
庭の方探してみっかな…
縁側にあったコックリの草履がなかったから庭にいるはず!
あの蔵に入ったら危ねーから急がんと!
俺は辺りを見回しながらちょい走り蔵に向かう
蔵には掃除姿のコックリがいて、やっぱここかと思った
「おー霧雲。少しは掃除しようと思ってな」
「ここは危ねーから手は付けんなよ」
「…え?」
俺はコックリに近付きながら注意する
だが、それは遅かった
コックリの手にあった箱から光が出てきたのだ
「「うわあぁぁぁぁああ!」」
光が俺達を包み込む
辺りは光と煙とホコリに包まれ自分の姿が見えなくなる
「ケッホケッホ」
「うっ」
やっと煙がなくなり俺が咳き込んでいると、コックリが何かに仰天した
「俺が女になってる!?」
「はあ!?」
コックリを見るとホントに女体化しているコックリがいた
背が小さくなり、肩幅も小さく、瞳の大きさ、顔の掘りの深さ、唇の厚さ、身体のライン。それにオッパイまで出来ている
「いやぁーっ!変化で戻れねーぜ
ナニコレ…」
コックリは慌てふためく
「だから危ねーっつったんに…」
コックリの開けた箱の中を覗くと、"開けるなといったのに(笑)"と書いてある紙しか入っていない
コックリはその紙を破き、狐火で焼き尽くす
「俺ん家の蔵は呪いグッズばっかだ。恐らくこの箱の呪いは性転換して今までの生活を全て変えてしまい困らせようと…」
「そんな解説いらん!
どうにかして解く方法はないのか!?」
「確かこれは…」
知ってはいるが言っていいのだろうか
言ってしまっては逆に意識してしまい余計に解けなくなってしまうのでは…
「知らんほうが身のためだ」
「そんなに恐ろしい方法なのか!?」
コックリがツッコンでくるが、いつもの声じゃないから違和感が凄い…
「まあ、そのうち直るんじゃね?」
「他人事だと思って…!」
他人事だし
「どーすんだよコレェ…
このままじゃこひな達の前に出られないぞ」
「出りゃいいじゃん」
「信楽がうるせーんだよ」
「まぁ、確かに」
女なら誰でもいいようなヤツだもんなぁ
俺がどうにかしようと蔵を漁ってると、コックリが古ぼけた姿見の前に立つ
「それナルシストになる鏡だぞ…って遅かった」
コックリが姿見の前でポーズを決める
ん?
なんか可笑しいな…
っ!
これは素だ!!
素でポーズしてんぞコイツ!
コックリは元々ナルシストだったのか…!
俺が驚きのあまり固まっていると蔵の扉から、鏡の前で決めポーズしているコックリを見つめるこひながいた
こひなも蔵の中に入ってきてコックリのことで話し合う
「お姉さんになってるのです」
「うん」
だがホント女体化だけですんでよかった
下手すれば死ぬものもあるらしいし
そのことをコックリにいったら俺ん家総出でひかれた
「ところで俺の女バージョンどう思う?」
コックリがポーズを決め俺達に見せ付ける
「可愛い?美人?」
「ど・う・お・も・う?
コックリさんは心霊らしさも狐らしさもなく、キャラ付けも男子なのに家事好きというギャップが唯一のアイデンティティーですが、今日でもはや三次元でも珍しくもなくただの家事好きなお姉さんになると、ギャップが0になり薄いキャラがますます薄まってしまうのです
もっとアピールするポイントを作るのです」
「…そんな編集さんみたいな意見は求めてない」
ごめん
フォローできない
俺達は他に戻る方法はないのか話し合う
こひなが信楽と狗神に相談すれば。と聞くがコックリが断固拒否する
だが、呆気なく信楽と狗神に見付かってしまった
「狐…」
「何だよっ」
コックリは信楽の目線に冷や汗をかき一歩下がる
だが、すぐに信楽との距離はなくなり手を取られる
これはセクハラされると誰もが思った
だが、全く違う言葉が返ってくる
「おっさん、働くよ」
え!あのクソニートがか?
酒も煙草も博打も止めるとも言い出す
「結婚してくれ」
やっぱりそういうことか
だが信楽、知ってるか?
男は結婚ごときで今までの生活は簡単には変えられないらしいぜ
コックリは中身は男だと言うが、信楽は完璧な生娘だと言ってコックリを困らせる
その後に信楽がコックリは年増だと口に出してしまい顔面を蹴られていた
…どうでもいい事だったな
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