第13憑目
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暗い夜道を歩っていると、交差点の横道から信楽に会った
そのまま一緒に帰ろうということになった
「──…またコックリの金でパチンコか?」
「いや、今日は化かした家の金でね」
この化け狸はどうにかならんのか!?
コックリも同じ化かす系の妖怪なのに、あれほどのオカンブリようは凄いぞ!?
「あいつはもと神だからおじさんとは違うんだよ」
「そーいうもんか?」
家の敷地に入り、玄関の戸を開ける
まだ皆夕飯を食べているだろうから和室に行くと、コックリとこひなは飯を食べ、女バージョンの狗神がこひなにくっついていた
女バージョンの狗神には以前、胸を揉むというセクハラがあってから会ってなかったな
そう考えていると、後ろにいた信楽がいつの間にか狗神の後ろにいた
「美人だ。美人がいる」
光より速く移動したような…
そんなわけないよなー!と思いながら台所に行って、ぱっぱっと手を洗って自分用の料理を持つ
まだ温かいからチンする必要もないな
和室に戻ると、銃を持った狗神に、額から血を流している信楽がいた
「お嬢さん、お小遣いあげるから、おじさんと…もふっ゙!ご飯でも…もふっ゙!ごはっ!」
「……」
「粘っこいナンパと、全て殺せば解決すると言わんばかりの女か」
こひなが二人の間にいるのが可哀想だ
「(我が家の風紀が乱れ始めている。こひなと霧雲の教育に悪い!)
おい信楽!」
コックリが止めてくれんかな?
俺はもうどうでもいいやと食事をしだす
「我が家でナンパをするのはよせ!こひなと霧雲の教育上よくないし、ハレンチ禁止だ!」
「それもそうだな。
じゃあ、ガールハンターならいいだろ?」
どこに違いがあるんだ
ナンパもガールハンターも意味は一緒じゃねーか
牛乳を飲みながら、こひなを俺の方に引き寄せる
狗神がこひなごと俺に抱き着いてくる
「キャインキャイン!
信楽が厭らしい目で見てきます!
私、狸殿が恐ろしゅうございます!」
「い、いいから離れろ!こひなが潰れる!」
それに大人の(見た目が)女に抱き着かれたことなんかないんだから俺が緊張する!
だが、狗神は俺の話を聞いていないのか余計に体重を乗せてくる
「く、るしい…」
「おい!本当にこひなが危ねーから!」
俺はこひなに余り負担を掛けないようにと後ろに下がる
だがそれ以上に狗神が押してくるので、俺は倒れてしまった
「いてて…」
打った頭を撫で、俺に覆い被さってくる狗神を見ると、顔を赤らめヨダレを垂らしていてだらしない
ハッキリ言って気持ち悪いし、俺が危ない気がする
「ううぅ…!うふっ…うふっうふっ…エヘヘ…!」
「ひぃぃぃい!!」
「へいっ」
俺の上にいた狗神が消え、コックリとこひなが俺を抱き締めてくる
「この駄犬が!」
「霧雲兄さんに近付かないでください」
狗神は顔をタンスにぶつけるも、すぐに起き上がって先程の気持ち悪い顔をしてこちらを見つめてくる。
その後ろには狗神を邪な目で見る信楽
すっげーカオスな夕食となってしまった
.
そのまま一緒に帰ろうということになった
「──…またコックリの金でパチンコか?」
「いや、今日は化かした家の金でね」
この化け狸はどうにかならんのか!?
コックリも同じ化かす系の妖怪なのに、あれほどのオカンブリようは凄いぞ!?
「あいつはもと神だからおじさんとは違うんだよ」
「そーいうもんか?」
家の敷地に入り、玄関の戸を開ける
まだ皆夕飯を食べているだろうから和室に行くと、コックリとこひなは飯を食べ、女バージョンの狗神がこひなにくっついていた
女バージョンの狗神には以前、胸を揉むというセクハラがあってから会ってなかったな
そう考えていると、後ろにいた信楽がいつの間にか狗神の後ろにいた
「美人だ。美人がいる」
光より速く移動したような…
そんなわけないよなー!と思いながら台所に行って、ぱっぱっと手を洗って自分用の料理を持つ
まだ温かいからチンする必要もないな
和室に戻ると、銃を持った狗神に、額から血を流している信楽がいた
「お嬢さん、お小遣いあげるから、おじさんと…もふっ゙!ご飯でも…もふっ゙!ごはっ!」
「……」
「粘っこいナンパと、全て殺せば解決すると言わんばかりの女か」
こひなが二人の間にいるのが可哀想だ
「(我が家の風紀が乱れ始めている。こひなと霧雲の教育に悪い!)
おい信楽!」
コックリが止めてくれんかな?
俺はもうどうでもいいやと食事をしだす
「我が家でナンパをするのはよせ!こひなと霧雲の教育上よくないし、ハレンチ禁止だ!」
「それもそうだな。
じゃあ、ガールハンターならいいだろ?」
どこに違いがあるんだ
ナンパもガールハンターも意味は一緒じゃねーか
牛乳を飲みながら、こひなを俺の方に引き寄せる
狗神がこひなごと俺に抱き着いてくる
「キャインキャイン!
信楽が厭らしい目で見てきます!
私、狸殿が恐ろしゅうございます!」
「い、いいから離れろ!こひなが潰れる!」
それに大人の(見た目が)女に抱き着かれたことなんかないんだから俺が緊張する!
だが、狗神は俺の話を聞いていないのか余計に体重を乗せてくる
「く、るしい…」
「おい!本当にこひなが危ねーから!」
俺はこひなに余り負担を掛けないようにと後ろに下がる
だがそれ以上に狗神が押してくるので、俺は倒れてしまった
「いてて…」
打った頭を撫で、俺に覆い被さってくる狗神を見ると、顔を赤らめヨダレを垂らしていてだらしない
ハッキリ言って気持ち悪いし、俺が危ない気がする
「ううぅ…!うふっ…うふっうふっ…エヘヘ…!」
「ひぃぃぃい!!」
「へいっ」
俺の上にいた狗神が消え、コックリとこひなが俺を抱き締めてくる
「この駄犬が!」
「霧雲兄さんに近付かないでください」
狗神は顔をタンスにぶつけるも、すぐに起き上がって先程の気持ち悪い顔をしてこちらを見つめてくる。
その後ろには狗神を邪な目で見る信楽
すっげーカオスな夕食となってしまった
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