68話
夢小説設定
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オマケ
~事件捜査から数日後~
「もうイヤよー!助けてー!!」
『わっ!?
え、なに、なんでいるの!?成仏したんじゃなかったの!?』
先日成仏したはずの幽霊の女の子が部屋に飛び込んで来た。
「したわよ成仏!したけど転生するために、見たことない子孫の守護霊させられるわ、変な修行させられるわ、もうイヤだわ!」
『へぇ、死んだ後の事って仏教の教えそのまんまなんだぁ。』
「もう転生とかどうでもいいわ!私貴女の守護霊になってずっと此処に居る!」
『此処に!?』
女の子の発言に驚いていると、部屋の扉がバンッと開いた。
「嫌な予感がして帰ってきたよ!!何も変わったことないよね!?…あっ!!?」
『お父さん…。仕事どうしたの?』
「そんなんほっぽってきたよ!
こんの悪霊め!娘に取り憑いたら滅するって言っただろ!」
「誰が悪霊よ!!」
「成仏したのは嘘か!
娘をタブらかすためにしたんだな!」
「そんなわけないでしょ!あんたホント子離れしなさいよ!」
喧嘩が勃発してしまったみたいで騒がしくする二人。
幽霊が見えないフゥ2達は冷めた目でお父さんを見る。
「一人で騒がしいんですけど…。」
「叫びたいお年頃なのでしょう。」
「どんな年頃ニャン。」
『っ~……喧嘩するなら二人とも私の部屋から出てって!』
その後、無理矢理お父さんを仕事に戻させ、女の子は迎えに来た鬼のような死神のような人に連れられて帰っていった。
End