56.5話
夢小説設定
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何とかしなければ!僕はダメでも霊和ちゃんだけでも!
疲労しきった身体を動かそうとした時、
「偽物が蔓延るこの社会も。徒に"力"を振りまく犯罪者も、」
縄で拘束していたはずのヒーロー殺しが、脳無に飛び付き隠し持っていたナイフで脳無の脳みそを刺した。
「粛清対象だ…ハァ…ハァ。
全ては正しき社会の為に。」
エンデヴァーさんが駆け付ける。
「何故一カタマリでつっ立っている!!?
そっちに一人逃げたハズだが!!?」
エンデヴァーさんは倒れた脳無ではなく、ヒーロー殺しに目を向ける。
「エンデヴァー…。」
「ヒーロー殺し!!!」
姿を知っていたのか、ヒーロー殺しを見て飛び掛かろうとするが、グラントリノに止められる。
「偽物…正さねば…誰かが…血に染まらねば…!
"英雄(ヒーロー)"を取り戻さねば!!
来い、来てみろ、贋物ども。
俺を殺していいのは本物の英雄(オールマイト)だけだ!!」
ヒーロー殺しのその威圧感に、その場にいた誰もが圧倒され身動き一つできなかった。
No.2であるエンデヴァーでさえも……。
これが本物の殺気なのかと恐怖した。
だが、その威圧感は直ぐに消えた。
「気を、失っている…。」
威圧感なくなったが、暫くは空気が変わることがなく呆然としていた。
後から聞いた話、この時ヒーロー殺しは折れた肋骨が肺に刺さっていたそうだ。
その後、警察が到着してヒーロー殺しは捕えられ、僕達4人は病院へと運び込まれた。
どうしてヒーロー殺しは僕達を助けてくれたのか、ヒーロー殺しの言う英雄と偽物とはなんなのか……。
ヒーロー殺しが残した動画によって後に更なる脅威が僕達に迫るのはそう遠くない未来だった。
H31.04.13
疲労しきった身体を動かそうとした時、
「偽物が蔓延るこの社会も。徒に"力"を振りまく犯罪者も、」
縄で拘束していたはずのヒーロー殺しが、脳無に飛び付き隠し持っていたナイフで脳無の脳みそを刺した。
「粛清対象だ…ハァ…ハァ。
全ては正しき社会の為に。」
エンデヴァーさんが駆け付ける。
「何故一カタマリでつっ立っている!!?
そっちに一人逃げたハズだが!!?」
エンデヴァーさんは倒れた脳無ではなく、ヒーロー殺しに目を向ける。
「エンデヴァー…。」
「ヒーロー殺し!!!」
姿を知っていたのか、ヒーロー殺しを見て飛び掛かろうとするが、グラントリノに止められる。
「偽物…正さねば…誰かが…血に染まらねば…!
"英雄(ヒーロー)"を取り戻さねば!!
来い、来てみろ、贋物ども。
俺を殺していいのは本物の英雄(オールマイト)だけだ!!」
ヒーロー殺しのその威圧感に、その場にいた誰もが圧倒され身動き一つできなかった。
No.2であるエンデヴァーでさえも……。
これが本物の殺気なのかと恐怖した。
だが、その威圧感は直ぐに消えた。
「気を、失っている…。」
威圧感なくなったが、暫くは空気が変わることがなく呆然としていた。
後から聞いた話、この時ヒーロー殺しは折れた肋骨が肺に刺さっていたそうだ。
その後、警察が到着してヒーロー殺しは捕えられ、僕達4人は病院へと運び込まれた。
どうしてヒーロー殺しは僕達を助けてくれたのか、ヒーロー殺しの言う英雄と偽物とはなんなのか……。
ヒーロー殺しが残した動画によって後に更なる脅威が僕達に迫るのはそう遠くない未来だった。
H31.04.13