101話
夢小説設定
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袋から出してもらい合体を解除する。
『袋に入れられたなんて初めて…。』
「俺の憶測が当たってたみたいだね!」
『…やっぱりえんらえんらと違う個性なんですね。』
遠形先輩と話そうとしたが集合が掛かってしまった。
「ギリギリTINTIN見えないよう努めたけど、すみませんね女性陣!」
『まる見えでした。』
「HAHAHAHAごめん!」
男性の性器は見慣れてるというほどではないが、時折全裸な幽霊を見るので羞恥とかはない。
「訳分からず、腹パンされただけなんですが…。」
「俺の“個性”強かった?」
「強すぎッス!」
「ズルイや!私のことも考えて!」
「すり抜けるしワープだし、轟みたいなハイブリッドですか!?」
通形先輩の質問に、瀬呂くん達がそう言う。
「いや1つ!」
予想は当たっていたみたいだ。
波動先輩が手を上げる。
「は~い!私知ってるよ個性!
ねぇねぇ言っていい?言っていい?"透過"!」
「そう!俺の個性は透過なんだよね!
君達がワープと言うあの移動は推察された通り、その応用さ!」
「どういう原理でワープを?」
通形先輩の個性に興味津々なのか、いっくんはメモを取る真似をしながら尋ねる。
「全身個性発動すると、俺の体はあらゆるものをすり抜ける。あらゆる…すなわち地面もさ。」
「じゃああれ…地面に落っこちてたってこと?」
潜ってたんじゃないんだ。
「そう。地中に落ちる…そして落下中に個性を解除すると不思議なことが起きる。質量のあるものが重なり合う事はできないらしく、弾かれてしまうんだよね!
つまり俺は、瞬時に地上へ弾き出されてるのさ。これがワープの原理。
体の向きやポーズで角度を調整して、弾かれた先を狙うことができる!」
三奈ちゃんがゲームのバグみたい。なんて比喩を言った。
「攻撃は全てスカせて、自由に瞬時に動けるのね。やっぱりとても強い個性。」
「いいや、強い個性にしたんだよね。」
『?』
「個性発動中は肺が酸素を取り込めない。吸っても透過しているからね。
同様に鼓膜は振動を網膜は光を透過する。あらゆるものがすり抜ける。それは何も感じることができずただただ質量を持ったまま落下の感覚だけがある、ということなんだ。」
胃が上がるような感覚はあるということかな?紐無しバンジーをやってる気分になりそう。
「分かるかな?そんな感じだから壁ひとつ抜けるにしても片足以外発動、もう片方の足を解除して接地、そして残った足を発動させすり抜け。
簡単な動きにもいくつか工程が要るんだよね。」
「急いでる時ほどミスるな、俺だったら。」
「おまけに何も感じなくなってるんじゃ動けねぇ…。」
「そう、案の定俺は遅れた。ビリっけつまであっという間に落っこちた。服も落ちた。
この個性で上にいくには遅れだけはとっちゃダメだった。予測!!周囲よりも速く!!時に欺く!!なにより予測が必要だった!!
そしてその予測を可能にするのが経験!経験則から予測を立てる!」
私を見て、「君に対抗出来たのも俺の経験則からだよ。」と言われた。
体育祭やオールマイトとオール・フォー・ワンの時の事を見て私が複数の能力を使えることを知っていて、今回同じすり抜けの個性を使ってきたからコピーの個性だと考えた。しかし遠形先輩の個性で腕が取れることはない。コピーの個性でないと判断し、腕が取れることからすり抜けの個性でもない、実体があるのだと考えた。
だから一か八かで身体の一部に攻撃するのではなく、全体を動けなくするために拘束するに至った。
私でも思い浮かばなかったのに、遠形先輩は頭も良いようだ。
「長くなったけどこれが手合わせの理由!言葉よりも経験で伝えたかった!
インターンにおいて我々はお客ではなく1人のサイドキック!プロとして扱われるんだよね!
それはとても恐ろしいよ……。時には人の死にも立ち会う……!
けれど怖い思いも辛い思いも全てが学校じゃ手に入らない一線級の経験!
俺はインターンで得た経験を力に変えてトップを掴んだ!
ので!怖くてもやるべきだと思うよ1年生!!」
力強く拳を握りながら力説した通形先輩の言葉に思わず鳥肌が立つ。先輩の強さを経験した分すごく説得力がある。
それほど有意義なものなんだ、インターンって……。
やりたかったよー!!
相澤先生の意地悪っ!!
私はインターンに行けないことを恨んだ。
R04.06.07
『袋に入れられたなんて初めて…。』
「俺の憶測が当たってたみたいだね!」
『…やっぱりえんらえんらと違う個性なんですね。』
遠形先輩と話そうとしたが集合が掛かってしまった。
「ギリギリTINTIN見えないよう努めたけど、すみませんね女性陣!」
『まる見えでした。』
「HAHAHAHAごめん!」
男性の性器は見慣れてるというほどではないが、時折全裸な幽霊を見るので羞恥とかはない。
「訳分からず、腹パンされただけなんですが…。」
「俺の“個性”強かった?」
「強すぎッス!」
「ズルイや!私のことも考えて!」
「すり抜けるしワープだし、轟みたいなハイブリッドですか!?」
通形先輩の質問に、瀬呂くん達がそう言う。
「いや1つ!」
予想は当たっていたみたいだ。
波動先輩が手を上げる。
「は~い!私知ってるよ個性!
ねぇねぇ言っていい?言っていい?"透過"!」
「そう!俺の個性は透過なんだよね!
君達がワープと言うあの移動は推察された通り、その応用さ!」
「どういう原理でワープを?」
通形先輩の個性に興味津々なのか、いっくんはメモを取る真似をしながら尋ねる。
「全身個性発動すると、俺の体はあらゆるものをすり抜ける。あらゆる…すなわち地面もさ。」
「じゃああれ…地面に落っこちてたってこと?」
潜ってたんじゃないんだ。
「そう。地中に落ちる…そして落下中に個性を解除すると不思議なことが起きる。質量のあるものが重なり合う事はできないらしく、弾かれてしまうんだよね!
つまり俺は、瞬時に地上へ弾き出されてるのさ。これがワープの原理。
体の向きやポーズで角度を調整して、弾かれた先を狙うことができる!」
三奈ちゃんがゲームのバグみたい。なんて比喩を言った。
「攻撃は全てスカせて、自由に瞬時に動けるのね。やっぱりとても強い個性。」
「いいや、強い個性にしたんだよね。」
『?』
「個性発動中は肺が酸素を取り込めない。吸っても透過しているからね。
同様に鼓膜は振動を網膜は光を透過する。あらゆるものがすり抜ける。それは何も感じることができずただただ質量を持ったまま落下の感覚だけがある、ということなんだ。」
胃が上がるような感覚はあるということかな?紐無しバンジーをやってる気分になりそう。
「分かるかな?そんな感じだから壁ひとつ抜けるにしても片足以外発動、もう片方の足を解除して接地、そして残った足を発動させすり抜け。
簡単な動きにもいくつか工程が要るんだよね。」
「急いでる時ほどミスるな、俺だったら。」
「おまけに何も感じなくなってるんじゃ動けねぇ…。」
「そう、案の定俺は遅れた。ビリっけつまであっという間に落っこちた。服も落ちた。
この個性で上にいくには遅れだけはとっちゃダメだった。予測!!周囲よりも速く!!時に欺く!!なにより予測が必要だった!!
そしてその予測を可能にするのが経験!経験則から予測を立てる!」
私を見て、「君に対抗出来たのも俺の経験則からだよ。」と言われた。
体育祭やオールマイトとオール・フォー・ワンの時の事を見て私が複数の能力を使えることを知っていて、今回同じすり抜けの個性を使ってきたからコピーの個性だと考えた。しかし遠形先輩の個性で腕が取れることはない。コピーの個性でないと判断し、腕が取れることからすり抜けの個性でもない、実体があるのだと考えた。
だから一か八かで身体の一部に攻撃するのではなく、全体を動けなくするために拘束するに至った。
私でも思い浮かばなかったのに、遠形先輩は頭も良いようだ。
「長くなったけどこれが手合わせの理由!言葉よりも経験で伝えたかった!
インターンにおいて我々はお客ではなく1人のサイドキック!プロとして扱われるんだよね!
それはとても恐ろしいよ……。時には人の死にも立ち会う……!
けれど怖い思いも辛い思いも全てが学校じゃ手に入らない一線級の経験!
俺はインターンで得た経験を力に変えてトップを掴んだ!
ので!怖くてもやるべきだと思うよ1年生!!」
力強く拳を握りながら力説した通形先輩の言葉に思わず鳥肌が立つ。先輩の強さを経験した分すごく説得力がある。
それほど有意義なものなんだ、インターンって……。
やりたかったよー!!
相澤先生の意地悪っ!!
私はインターンに行けないことを恨んだ。
R04.06.07
