97話
夢小説設定
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おまけ
~もしも霊和が爆豪に付いて行っていたら…~
A組も一塊で動き…と思った矢先にかっちゃんが一人違う方向へと足を向ける。
「何で付いてくるんだこのクソモブ共!?」
「「なんとなく!」」
切島くん、上鳴くんの後ろからひょこっと顔を出す。
『私はかっちゃんが心配だから!』
かっちゃんって人命救助に向いてないんだもん。
案の定怒ってくるかっちゃんに付いて建物のない山岳ゾーンに来る。
崖の下に救助を求める声がして向かう。
「誰かー!」
「腕を怪我したの!」
「助け「うるせー!!!自分で助かれや!」
「「「はあああ!?」」」
この場にいた全員が「何言ってんだこいつ」という顔をしたのは仕方ないと思う。
「自己流貫きすぎだろ!」
「あーたっていう人はどうしてそういう言い方しか出来ないんですか!」
「さすがに今のはない。」
「バカニャン。」
『もうちょっと優しくしようね。』
「そうだぜ。スゲー大怪我してるかもしんないだろ。」
全員でかっちゃんを責め立てる。
すると怪我人であるHUCの人が考察をし出した。
「いや、我々の設定は救助優先度の低い軽傷者。」
「まさかそれを瞬時に見抜き、我々に自分で動けと?」
『そうだったの!?かっちゃん。』
「凄い良い解釈してくれてんな…。
妖見は高い花瓶買わされそうだな…。」
花瓶は百均ので充分だから買わないよ!
私達は助けるために崖を降りていると、HUCの人がかっちゃんを指差す。
「でもあの言い方はないな。減点。」
「なんだとぉお!!?」
"敵"顔負けの表情に、採点する側が恐怖した。
End