94話
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圧縮訓練開始から5日。
その間に妖力の強化のために常日頃からフゥ2と合体してウィスパーに取り憑き、訓練ではジバニャンの合体で組み手から相手の個性に合わせて合体しての特訓に移行した。
時には二属性持ちの轟くんと力のぶつけ合いをしたりもした。
今日は妖術放ちっぱなしの持続力アップをしていた。
中央が騒がしくなって意識がちょっと変わっただけで怒られる。
だが他の人も手を止めてしまったので、エクスプラズマ先生も集中力が削がれて中央に向かう。
中央には1年B組担任のブラドキング先生と、その後ろにB組全員が揃っていた。
A組よりも重傷者が多かったみたいで今日から訓練開始だ。
集団の中に物間くんを見付けて少し心が弾む。
手を繋げなくても妖怪が見える珍しい存在なのだ。是非とも友達になりたい。嫌われていようと話が出来る間柄になりたいのだ。
しかし話をすることはなくB組と交代になり、この日の特訓は終わった。
部屋に戻ると、妖魔界に完成したメダルを取りに行った。
重量は以前の妖怪図鑑入れと変わらず、形も妖怪図鑑入れも機器みたいな見た目であるが大差ない。
付けてみると身体にフィットしていて何処かにぶつけたりもせず動きやすい。
試しに召喚する呪文を言うと、メダルが胸の前まで飛び出してきて柔く回りながらその場で浮いた。
「どうだい。なかなか良いだろ。
どんなに動き回っていてもそれこそ逆立ちしていても取りやすい位置に滞在するようにしたんだ。」
『使いやすいよ!飛行中も使用出来るんだ。』
「俺の時も欲しかったくらい凄いよ!」
更には名前を言っただけで誤って出てこないように、召喚呪文の名前を言うより前(私の友達、出てきて/力を貸して)がアンロックキーになっているらしい。
その後何度も召喚や合体をして安全性や安定性を確認した。
シャッチー・バーグや開発してくれた人達にお礼を言い、学校に帰れば相澤先生にメダル入れを正式なヒーローコスチュームとして申請してもらった。許可が下りるには数日掛かるとのことだ。
寮に戻った時には夕飯の時間を一時間も過ぎていた。クラスメイトは皆お風呂に入ってる頃だろう。
フゥ2達と遅い夕飯を食べて、お風呂に行こうと一端部屋に戻ろうとすると、私を除く女子全員がソファーで寛いでいた。何故かお茶子ちゃんだけ浮いている。
『皆もうお風呂出ちゃったんだ。』
「一足お先に堪能しちゃったよー。
霊和どこ行ってたん?」
『コスチュームの事でいろいろね。
今日完成して申請通してるところだよ。』
「皆何処かしら改良してるんやね。」
お茶子ちゃんの言葉に全員頷く。
「それはそうと聞いてよー!
お茶子が恋してるんだって!」
「あばばばっだから違うんやって!」
「隠さないでいいのだよ!で、誰誰??」
「ゲロッちまいな。自白した方が罪軽くなるんだよ。」
お茶子ちゃんは顔を真っ赤にしながら否定した。
恋かぁ…私にはよくわからない感情だ。
好きな異性と聞かれればそれはいっくんとかっちゃんと答える。
でも二人も好きなんて恋と言えないだろうし、もしそうだとしても浮わついてるだろとツッコミを入れたくなる。
梅雨ちゃんが無理に詮索しないと咎め、皆そろそろ部屋に戻ろうってことになった。
お風呂に入るはずだった私も慌てて部屋に戻った。
R02.11.18
その間に妖力の強化のために常日頃からフゥ2と合体してウィスパーに取り憑き、訓練ではジバニャンの合体で組み手から相手の個性に合わせて合体しての特訓に移行した。
時には二属性持ちの轟くんと力のぶつけ合いをしたりもした。
今日は妖術放ちっぱなしの持続力アップをしていた。
中央が騒がしくなって意識がちょっと変わっただけで怒られる。
だが他の人も手を止めてしまったので、エクスプラズマ先生も集中力が削がれて中央に向かう。
中央には1年B組担任のブラドキング先生と、その後ろにB組全員が揃っていた。
A組よりも重傷者が多かったみたいで今日から訓練開始だ。
集団の中に物間くんを見付けて少し心が弾む。
手を繋げなくても妖怪が見える珍しい存在なのだ。是非とも友達になりたい。嫌われていようと話が出来る間柄になりたいのだ。
しかし話をすることはなくB組と交代になり、この日の特訓は終わった。
部屋に戻ると、妖魔界に完成したメダルを取りに行った。
重量は以前の妖怪図鑑入れと変わらず、形も妖怪図鑑入れも機器みたいな見た目であるが大差ない。
付けてみると身体にフィットしていて何処かにぶつけたりもせず動きやすい。
試しに召喚する呪文を言うと、メダルが胸の前まで飛び出してきて柔く回りながらその場で浮いた。
「どうだい。なかなか良いだろ。
どんなに動き回っていてもそれこそ逆立ちしていても取りやすい位置に滞在するようにしたんだ。」
『使いやすいよ!飛行中も使用出来るんだ。』
「俺の時も欲しかったくらい凄いよ!」
更には名前を言っただけで誤って出てこないように、召喚呪文の名前を言うより前(私の友達、出てきて/力を貸して)がアンロックキーになっているらしい。
その後何度も召喚や合体をして安全性や安定性を確認した。
シャッチー・バーグや開発してくれた人達にお礼を言い、学校に帰れば相澤先生にメダル入れを正式なヒーローコスチュームとして申請してもらった。許可が下りるには数日掛かるとのことだ。
寮に戻った時には夕飯の時間を一時間も過ぎていた。クラスメイトは皆お風呂に入ってる頃だろう。
フゥ2達と遅い夕飯を食べて、お風呂に行こうと一端部屋に戻ろうとすると、私を除く女子全員がソファーで寛いでいた。何故かお茶子ちゃんだけ浮いている。
『皆もうお風呂出ちゃったんだ。』
「一足お先に堪能しちゃったよー。
霊和どこ行ってたん?」
『コスチュームの事でいろいろね。
今日完成して申請通してるところだよ。』
「皆何処かしら改良してるんやね。」
お茶子ちゃんの言葉に全員頷く。
「それはそうと聞いてよー!
お茶子が恋してるんだって!」
「あばばばっだから違うんやって!」
「隠さないでいいのだよ!で、誰誰??」
「ゲロッちまいな。自白した方が罪軽くなるんだよ。」
お茶子ちゃんは顔を真っ赤にしながら否定した。
恋かぁ…私にはよくわからない感情だ。
好きな異性と聞かれればそれはいっくんとかっちゃんと答える。
でも二人も好きなんて恋と言えないだろうし、もしそうだとしても浮わついてるだろとツッコミを入れたくなる。
梅雨ちゃんが無理に詮索しないと咎め、皆そろそろ部屋に戻ろうってことになった。
お風呂に入るはずだった私も慌てて部屋に戻った。
R02.11.18