91話
夢小説設定
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お茶子ちゃん達と分かれて部屋に行くと、6畳の広さの部屋に段ボールが沢山積まれていた。
フゥ2達と手分けして仕分けしていく。
トイレの扉とは逆の壁にも扉があり開けてみると、もう1つ部屋が点在していた。広さも6畳になっていて元の部屋と左右対称になっている。
「ワンルームじゃなかったんですね~。」
「アレなんニャン?紙が落ちてるニャンよ。」
狭くない部屋の真ん中にポツンと封筒が置かれていた。拾って中身を読むとそれは根津からだった。
『"4人では狭いと思い、フゥ2くん達の部屋を作りました。自由に使ってください。根津より。"』
「これってもしかして、俺たちのために部屋と部屋の間に扉作っちゃった感じ??」
フゥ2の視線の先には廊下に繋がる扉がある。
「太っ腹ですね~。
霊和ちゃんと一緒の部屋で構わないんですけどね。」
「俺っちは霊和ちゃんと一緒の部屋で過ごすニャン。」
「じゃあ俺の一人部屋にしていい!?」
反対意見は出なかったのでフゥ2の部屋になった。まあ普段は私と一緒にいるのでこの部屋を使うのは寝る時くらいだろう。
夕食までまだまだ時間があり何しようかと考えていると、うんがい鏡が光って来客を知らせた。
「遊びに来たわよー!」
「引っ越しおめでとうズラ。」
「綺麗なところですね。」
ふぶき姫、コマ兄弟、海藻トリオなど、友達がぞろぞろと入り込んできた。
「引っ越しするって聞いて皆で駆け付けたズラ。部屋作りは進んでるズラ?」
「粗方終わりましたよ。」
「もんげー!オラ達意味なかったズラ。」
「終わったのなら丁度いいわ!引っ越しパーティーしましょ!」
ふぶき姫は元々手伝いする気なかったのかパーティー道具を沢山取り出してきた。
アッチーソウルブラザーズやパーティー系妖怪も呼び、フゥ2の部屋でどんちゃん騒ぎが始まった。
いつも腹ペコなひも爺とジバニャンでチョコボーの早食い対決を応援していると、チャイムが鳴ったので離脱して部屋を移動した。
扉を開けると梅雨ちゃんを覗いた女子全員が集まっていた。
『どうしたの?』
「男子の部屋覗きに行こうZE!」
『面白そうだね!私も見に行きたい!』
常闇くんの部屋は真っ暗なのかな?とワクワクする。
『ちょっと出てくるね~。』
フゥ2達に声を掛けて部屋を出ると、慌ててウィスパーが追いかけて来た。
肝心の男子達にはまだ言っていなかったようで、1階で寛いでいた男子達の部屋へ強行突破してお披露目が始まった。
一番近い2階のいっくんの部屋に皆でぞろぞろとお邪魔する。
「わああ、駄目駄目!!」
『まだ片付いてなかった?』
「そういうわけじゃないけど…、」
言い渋っているいっくんを皆で押し退けて入ると、アメリカ国旗カラーで纏められた空間になっていた。
『なんだ、ちゃんと片付いてるよ。』
「いつものお部屋ですねー。」
いっくん家のいっくんの部屋同様綺麗に片付いている。
何で拒否したのか疑問だ。
ただ、それは私とウィスパーだけだったみたいで、他の人は感激していた。
「オールマイトだらけだ、オタク部屋だ!!」
「…憧れなんで…、恥ずかしぃ…。」
壁のポスターだったり棚にはオールマイト関連のグッズがところ狭しと並べられ、いっくんの部屋は皆の興味を引いた。
「やべえ、何か始まりやがった…!!」
「でもちょっと楽しいぞ、これ。」
次は常闇くんの部屋に行く。
「くだらん…。」
ドアの前で通せん坊をする常闇くんを三奈ちゃんと透ちゃんが無理矢理退かした。
「暗っ!怖っ!」
「貴様ら…。」
想像通り暗かった。
遮断カーテンで日の光を遮り、明かりは数個のスタンドライトなど弱い光しかない。その光も白や黄色ではなく紫色で不気味だった。
骸骨や十字架のペンダントなども飾ってある。
「幽霊いませんよね!?」
『いない…けど、あんまり入りたくないな。』
常闇くんの次は青山くん。
ミラーボールに大量の鏡、ラメの入った毛布に、光輝く甲冑。
「眩しい!!」
「眩しいじゃなくてまばゆい!」
キラキラしてる物好きだもんね。
目が開けられなくなる前に部屋を出る。
「楽しくなってきたぞ。
あと2階の人は…。」
『えっと、峰田くんだったかな。』
峰田くんの部屋を見ると、ドアから顔を覗かせて手招きする峰田くんがいた。
「入れよ…。すげえの見せてやんよ。」
『凄いの?見たい見たい!』
「3階行こ。」
「妖見さんも行きましょう。」
『え!?峰田くんの部屋は?』
「どうせくだらないだろ。
見る必要ない。」
「見たら呪われますよ。」
響香ちゃんに背中を押され、峰田くんの部屋を見ることなく3階に向かった。
