90話
夢小説設定
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雄英高校敷地内、校舎から徒歩5分の場所に"ハイツアライアンス"という築3日の学生寮の前に集合する。
着いた時には時間5分前で既に皆集まっていて私達が最後だった。
視線を感じながら皆の後ろに付くと、相澤先生が喋り出す。
「──…とりあえず一年A組、無事にまた集まれて何よりだ。」
「皆、入寮の許可降りたんだな。」
「私は苦戦したよ~。」
「普通そうだよね。」
とくに透ちゃんと響香ちゃんは合宿で倒れるほどの被害を負ったことで、本当に雄英に預けていいのかと反対されたらしい。
「無事集まれたのは先生もよ。会見を見た時は居なくなってしまうのかと思って寂しかったの。」
「俺もびっくりさ。まぁ、色々あんだろうよ。」
相澤先生は頭を掻いて目を反らす。
フゥ2は目敏く気付き、考察を呟く。
「内通者調べだろうね。この(学校の)中にいるなら自分の手の内にいる方が都合がいいから。」
内通者か…。全く尻尾を出さないので誰かわからない。
「さて、これから寮について軽く説明するが…──その前に一つ、当面は合宿で取る予定だった仮免取得に向け動いていく。」
"敵"襲撃のせいでたった3日で合宿が終わってしまった。個性強化の鍛練はたったの2日という短時間でレベルアップ出来るような軽さではない。
「大事な話だ。いいか?
切島、八百万、轟、緑谷、飯田。この5人はあの晩、あの場所に、爆豪救出へ赴いた。」
「けろ…、」
梅雨ちゃんの零れる声以外誰も何も発さない。お喋りの多い三奈ちゃんや上鳴くんでさえも。
「その様子だと、行く素振りは皆も把握していた訳だ。
色々棚上げした上で言わせてもらうよ。オールマイトの引退が無けりゃ俺は爆豪、耳郎、葉隠以外全員除籍処分にしてる。」
皆の息を飲む音がした。
私も除籍対象…そりゃそうだよね。そのくらい危険な事をして怒られたんだもん。
「行った5人はもちろん、把握しながら止められなかった12人は理由はどうあれ、俺達の信頼を裏切ったことに変わりない。
妖見は正規の手続きはしたが無駄に前線に出て迷惑を掛けた。
全員正規の手続きをし、正規の活躍をして、信頼を取り戻してくれるとありがたい。」
“以上。さぁ中に入るぞ、元気に行こう”
相澤先生がそう言って寮の入口に向かったが、皆酷く落ち込んだ顔をして重い空気が足を動かさない。
そんな中、かっちゃんは上鳴くんを見えない所に連れて行き、放電した光が見え、ウェーイ状態になった上鳴くんが出てきた。
それを見て笑いが起こる。
かっちゃんはいつまでもしみったれていられたら後気味悪いと上鳴くんをアホにし、切島くんに現金を渡して解決しようとしていた。
若干無理矢理ではあったが重かった空気は無くなりいつものA組の明るさを取り戻した。
寮の中に移動し、相澤先生が詳しい説明をする。
「1棟1クラス。右が女子棟左が男子棟と分かれている。
ただし1階は共同スペースだ。食堂や風呂・洗濯はここで。」
外から見ても大きかったが、中も広々としていた。ここを21人で使うなんて贅沢に思う。
「聞き間違いかな…?
風呂・洗濯が共同スペース?夢か?」
「男女別だ。お前いい加減にしとけよ?」
「はい。」
そっかお風呂は別になるのか。ジバニャンのお風呂どうしようかな…?
水嫌いなジバニャンをどうして洗おうか悩む。理想は私と一緒にお風呂だけど、ジバニャンは一応オスだから女子風呂じゃダメかな?誰もいない時なら女子風呂でもいいかな?
「部屋は2階から、1フロアに男女各4部屋の5階建て。
一人一部屋。エアコン、トイレ、冷蔵庫にクローゼット付きの贅沢空間だ。」
更にはベランダもあったので、うんがい鏡はここにしよう。
「部屋割りはこちらで決めた通り、各自事前に送ってもらった荷物が部屋に入っている。
とりあえず今日は部屋作ってろ。明日また今度の動きを説明する以上解散!!」
