3話
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今日は家族でさくらニュータウンに遊びに来ていた。
『わぁ!イルカさんが泳いでる。』
お母さん、お父さんと手を繋ぎながら海の近くに行くと、丸い水槽の中にイルカが数頭いた。手すりの下から水槽の中を覗くとイルカが近寄ってくる。
つぶらな目が可愛いなぁと思っていると、海の方から軽快な音が聞こえてくる。お母さんも気になったのか海の方を見ると沢山の妖怪が踊っていた。
「ここは妖怪が多いみたいね。」
『そうなの?私、話してくる!』
手を離し、妖怪の下に駆けると私の足音に気付いた一体の妖怪が振り向く。
「見掛けない女の子だ!」
一体が私に気付いたのに続いて、他の妖怪達も此方を見てくる。
「ホントね。何処から来たのかしら?」
「一緒に遊ぼうよぅっ!」
『うん!遊ぼっ。』
「「「イェーイ!!」」」
「ポオーッ!」
海藻みたいな妖怪達がノリノリになっていると、ゴリラみたいな妖怪が驚いている。
「マジかよ!オレ達が見えてんのか!?」
『うん。見えてるよ~。』
「スゴーイ!」
「珍しいわね!」
「ケータ達みたいなのが他にもいたんだ!」
『ケータ?』
「ケータ達も人間だったけどボクたちと友達だったんだ。」
「妖怪ウォッチを使って見えてたのよ。」
「100年以上前の話ですがね。」
『へ~。私以外にも見えてた人がいるんだ。』
100年以上前というと個性が生まれていない時代だ。そんな時代から妖怪が見える人間がいたのに驚いた。
『妖怪ウォッチって何?』
「昔の人間は妖怪ウォッチという時計がないと私たちが見えませんでした。」
「妖怪ウォッチで友達を呼ぶ事も出来るのよ。」
「でも今は妖怪ウォッチは作られていないんだよね~。」
『そっかぁ。』
妖怪ウォッチは私の個性の代わりという感じかぁ。妖怪ウォッチを見てみたかったな。
海藻みたいな妖怪から名前を聞くと、左からメカブちゃん、ワカメくん、コンブさん。何時も一緒にいるみたいだ。
ゴリラみたいな妖怪はシングコング。歌う事が大好きだと教えてもらった。
他にも妖怪はいたが名前を聞いている途中でお母さんが近寄ってきた。
「そろそろ行かないと時間なくなっちゃうわよ。」
ワカメくん達と話し込んでいて、今日は買い物に来ていたのを忘れていた。
『ゴメンね。そろそろ行かなきゃ。』
「此方こそ話してくれてありがとう!久しぶりに人間と話せて楽しかったよ。」
ワカメくんは懐からメダルを取り出すと、私に手渡してきた。他の妖怪も次々に私の掌にメダルを置いていく。
「またさくらニュータウンに来たら遊ぼうね!」
「一緒に踊りましょう!」
『うん!皆またね!』
私はワカメくん達に手を振ってお母さんの所に走った。
お母さんにメダルをリュックサックの中に入れてもらい手を繋ぐ。
「沢山貰ったのね。」
『うん!お友達なの!』
ワカメくんと、メカブちゃんと~と指を折りながら名前を述べていく。お母さんとお父さんは凄いと褒めてくれた。
次に博物館に行くことになり、海の生き物が描かれたトンネルを抜け広い公園を歩く。
「広い池ね~。ボートも乗れるのね。」
瓢箪の形をした池の横を歩きながら池に浮いたボートを見る。
『私もあれに乗りたい!』
「博物館はどうするの?」
『あっちがいいの。』
「じゃあ博物館はバイバイする?」
『ヤだ!両方行きたい!』
博物館にある恐竜の化石が見たいがボートにも乗ってみたい。どちらかだと言われ迷っていると、ボートに乗っている男女二人組みに妖怪が取り憑いているのが見えた。
「どうせ俺と乗っても楽しくないんだろ?」
「どうせ貴方だって私と付き合ってるのが嫌なんでしょ…」
ボートの周りまで暗い空気が漂っている。
『…私、博物館行く。』
私は子供ながらに空気を読んだのだろう。男女を見ていないフリをして博物館へと歩き出した。
──────
博物館は恐竜の化石や大きな手のオブジェなど面白い物が沢山あった。
時間は直ぐに過ぎ、次に商店街に来ていた。この商店街は昔ながらの小売店が並んでいると、大人達に人気の商店街となっている。商店街の中の中華屋さんでお昼を食べて辺りを探索する。
私はオモチャ屋を見付け、そこで遊んでいることになり、お父さんとお母さんは色々な店を回ることになった。
「いーい?お母さんがここにくるまで絶対に此処にいるのよ?」
『はーい!』
私はオモチャに夢中でお母さんの言葉は聞こえていなかった。
──────
『─…お母さん?お父さん?』
気が付いた時には1人だった。
辺りを見回しても、オモチャ屋さんから出て見回しても見付からなかった。
周りにいるのは知らない人間。
瞳から涙が流れそうになる。
「こっちこっち!」
『?』
子供の様な声がしたと思ったら鬼の子が手を振っていた。
『お母さんとお父さんどこにいるのか知ってるの…?』
「こっちこっち!」
鬼の子は答えなかったが知っているのだろうと思い着いて行く事にした。
『…こっちなの?』
「こっちこっち!」
商店街を抜け、信号を渡り、いつの間にか住宅街にいた。
「こっちこっち!」
鬼の子はある一軒の空き家の前に止まり、…消えた。
『わぁ!イルカさんが泳いでる。』
お母さん、お父さんと手を繋ぎながら海の近くに行くと、丸い水槽の中にイルカが数頭いた。手すりの下から水槽の中を覗くとイルカが近寄ってくる。
つぶらな目が可愛いなぁと思っていると、海の方から軽快な音が聞こえてくる。お母さんも気になったのか海の方を見ると沢山の妖怪が踊っていた。
「ここは妖怪が多いみたいね。」
『そうなの?私、話してくる!』
手を離し、妖怪の下に駆けると私の足音に気付いた一体の妖怪が振り向く。
「見掛けない女の子だ!」
一体が私に気付いたのに続いて、他の妖怪達も此方を見てくる。
「ホントね。何処から来たのかしら?」
「一緒に遊ぼうよぅっ!」
『うん!遊ぼっ。』
「「「イェーイ!!」」」
「ポオーッ!」
海藻みたいな妖怪達がノリノリになっていると、ゴリラみたいな妖怪が驚いている。
「マジかよ!オレ達が見えてんのか!?」
『うん。見えてるよ~。』
「スゴーイ!」
「珍しいわね!」
「ケータ達みたいなのが他にもいたんだ!」
『ケータ?』
「ケータ達も人間だったけどボクたちと友達だったんだ。」
「妖怪ウォッチを使って見えてたのよ。」
「100年以上前の話ですがね。」
『へ~。私以外にも見えてた人がいるんだ。』
100年以上前というと個性が生まれていない時代だ。そんな時代から妖怪が見える人間がいたのに驚いた。
『妖怪ウォッチって何?』
「昔の人間は妖怪ウォッチという時計がないと私たちが見えませんでした。」
「妖怪ウォッチで友達を呼ぶ事も出来るのよ。」
「でも今は妖怪ウォッチは作られていないんだよね~。」
『そっかぁ。』
妖怪ウォッチは私の個性の代わりという感じかぁ。妖怪ウォッチを見てみたかったな。
海藻みたいな妖怪から名前を聞くと、左からメカブちゃん、ワカメくん、コンブさん。何時も一緒にいるみたいだ。
ゴリラみたいな妖怪はシングコング。歌う事が大好きだと教えてもらった。
他にも妖怪はいたが名前を聞いている途中でお母さんが近寄ってきた。
「そろそろ行かないと時間なくなっちゃうわよ。」
ワカメくん達と話し込んでいて、今日は買い物に来ていたのを忘れていた。
『ゴメンね。そろそろ行かなきゃ。』
「此方こそ話してくれてありがとう!久しぶりに人間と話せて楽しかったよ。」
ワカメくんは懐からメダルを取り出すと、私に手渡してきた。他の妖怪も次々に私の掌にメダルを置いていく。
「またさくらニュータウンに来たら遊ぼうね!」
「一緒に踊りましょう!」
『うん!皆またね!』
私はワカメくん達に手を振ってお母さんの所に走った。
お母さんにメダルをリュックサックの中に入れてもらい手を繋ぐ。
「沢山貰ったのね。」
『うん!お友達なの!』
ワカメくんと、メカブちゃんと~と指を折りながら名前を述べていく。お母さんとお父さんは凄いと褒めてくれた。
次に博物館に行くことになり、海の生き物が描かれたトンネルを抜け広い公園を歩く。
「広い池ね~。ボートも乗れるのね。」
瓢箪の形をした池の横を歩きながら池に浮いたボートを見る。
『私もあれに乗りたい!』
「博物館はどうするの?」
『あっちがいいの。』
「じゃあ博物館はバイバイする?」
『ヤだ!両方行きたい!』
博物館にある恐竜の化石が見たいがボートにも乗ってみたい。どちらかだと言われ迷っていると、ボートに乗っている男女二人組みに妖怪が取り憑いているのが見えた。
「どうせ俺と乗っても楽しくないんだろ?」
「どうせ貴方だって私と付き合ってるのが嫌なんでしょ…」
ボートの周りまで暗い空気が漂っている。
『…私、博物館行く。』
私は子供ながらに空気を読んだのだろう。男女を見ていないフリをして博物館へと歩き出した。
──────
博物館は恐竜の化石や大きな手のオブジェなど面白い物が沢山あった。
時間は直ぐに過ぎ、次に商店街に来ていた。この商店街は昔ながらの小売店が並んでいると、大人達に人気の商店街となっている。商店街の中の中華屋さんでお昼を食べて辺りを探索する。
私はオモチャ屋を見付け、そこで遊んでいることになり、お父さんとお母さんは色々な店を回ることになった。
「いーい?お母さんがここにくるまで絶対に此処にいるのよ?」
『はーい!』
私はオモチャに夢中でお母さんの言葉は聞こえていなかった。
──────
『─…お母さん?お父さん?』
気が付いた時には1人だった。
辺りを見回しても、オモチャ屋さんから出て見回しても見付からなかった。
周りにいるのは知らない人間。
瞳から涙が流れそうになる。
「こっちこっち!」
『?』
子供の様な声がしたと思ったら鬼の子が手を振っていた。
『お母さんとお父さんどこにいるのか知ってるの…?』
「こっちこっち!」
鬼の子は答えなかったが知っているのだろうと思い着いて行く事にした。
『…こっちなの?』
「こっちこっち!」
商店街を抜け、信号を渡り、いつの間にか住宅街にいた。
「こっちこっち!」
鬼の子はある一軒の空き家の前に止まり、…消えた。
