25話
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今日はご馳走だとはしゃぐお母さん。お父さんにも電話して買い物に行った。
お母さんが出掛けて数分後に電話が鳴った。
『はい。』
<<霊和ぢゃん…?>>
ガラガラの声で私の名を呼ぶ。
『…いっく、ん?』
まさかと思った。
<<ゔん…っ。
僕、受かった…。受かったん゙だよ。
無理だと…ズゥッ…思ってたのに、良かったよぉ…。>>
いっくんは泣いていた。時々鼻を啜りながら、拙いながらもそれでも私に伝えてきた。
『うん。おめでとう。
私も受かったよ。
いっくんと雄英行けるんだね。私嬉しいよ。』
<<ゔん…っ!>>
力強く返してくれた。
暫くはいっくんが泣き止まなかったので話は進まなかったが、それでも合格通知の話、雄英に行ったら何したいだとか、どんな先生がいるのだろうかと胸を膨らませて話を楽しんだ。
買い物に行ったお母さんが帰ってきたことで会話は終了した。
電話を切って受話器を置くと、数秒もせずに電話が鳴った。
近くにいたから私が出ると、私だと直ぐにわかったのかかっちゃんが怒鳴ってきた。
<<いつまで出ねーんだテメーん家はァ!!>>
『ごめん。さっきまでいっくんと話してたんだ。』
<<あのクソナードがぁっ!!>>
どうやらいっくんと話している最中に何度も電話をしてきていたみたいだ。会話をしながら履歴を見ると10回も来ていた。
<<──…んで、テメーも受かったんだろうな?>>
『ん。行くよ。
かっちゃんは?』
<<行くに決まってらぁ。>>
『そっか!良かった。
これで皆一緒に行けるね!』
"皆"と言ってすぐに私とかっちゃんだけではないことに気が付いたみたいだ。
<<はぁ゙!?皆ってデクもか!?>>
『もうまたデクって言う…。いっくんだよ。』
<<フンッ。
10ポイントで雄英行けるなんて甘ェ採点だな。>>
まさかかっちゃんは知らないのだろうか?
合否通知で知らされるのではないのか?
『いっくんはレスキューポイントを稼いで合格したんだって。』
<<…アレか。>>
ヒーローたるもの人助けしてこそだ。とかそんな感じの事を言われたのだろう。かっちゃんは渋い声をして話を変えた。
かっちゃんともいっくんと同じくらいして電話を切ると、お母さんが大量の料理を作っていた。
食べきれるだろうか心配になった。
H30.05.08
お母さんが出掛けて数分後に電話が鳴った。
『はい。』
<<霊和ぢゃん…?>>
ガラガラの声で私の名を呼ぶ。
『…いっく、ん?』
まさかと思った。
<<ゔん…っ。
僕、受かった…。受かったん゙だよ。
無理だと…ズゥッ…思ってたのに、良かったよぉ…。>>
いっくんは泣いていた。時々鼻を啜りながら、拙いながらもそれでも私に伝えてきた。
『うん。おめでとう。
私も受かったよ。
いっくんと雄英行けるんだね。私嬉しいよ。』
<<ゔん…っ!>>
力強く返してくれた。
暫くはいっくんが泣き止まなかったので話は進まなかったが、それでも合格通知の話、雄英に行ったら何したいだとか、どんな先生がいるのだろうかと胸を膨らませて話を楽しんだ。
買い物に行ったお母さんが帰ってきたことで会話は終了した。
電話を切って受話器を置くと、数秒もせずに電話が鳴った。
近くにいたから私が出ると、私だと直ぐにわかったのかかっちゃんが怒鳴ってきた。
<<いつまで出ねーんだテメーん家はァ!!>>
『ごめん。さっきまでいっくんと話してたんだ。』
<<あのクソナードがぁっ!!>>
どうやらいっくんと話している最中に何度も電話をしてきていたみたいだ。会話をしながら履歴を見ると10回も来ていた。
<<──…んで、テメーも受かったんだろうな?>>
『ん。行くよ。
かっちゃんは?』
<<行くに決まってらぁ。>>
『そっか!良かった。
これで皆一緒に行けるね!』
"皆"と言ってすぐに私とかっちゃんだけではないことに気が付いたみたいだ。
<<はぁ゙!?皆ってデクもか!?>>
『もうまたデクって言う…。いっくんだよ。』
<<フンッ。
10ポイントで雄英行けるなんて甘ェ採点だな。>>
まさかかっちゃんは知らないのだろうか?
合否通知で知らされるのではないのか?
『いっくんはレスキューポイントを稼いで合格したんだって。』
<<…アレか。>>
ヒーローたるもの人助けしてこそだ。とかそんな感じの事を言われたのだろう。かっちゃんは渋い声をして話を変えた。
かっちゃんともいっくんと同じくらいして電話を切ると、お母さんが大量の料理を作っていた。
食べきれるだろうか心配になった。
H30.05.08