25話
夢小説設定
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入試から1週間後、ついに合否通知が届いた。
封筒には四角い物が入っていて、何なのか弄っていると映像が飛び出した。
<<私が投影された!>>
ナンバー1ヒーローで私の憧れのオールマイトが映っている。
「おぉホログラムですか!時代は進んでいますね~!」
「じじくさいからそういう事言わないでくれない。」
ウィスパーとジバニャンがホログラムのオールマイトで遊んでいる。
<<えぇっと、妖見少女は…筆記試験474点、ヴィランポイントが51点。うんこれだけで合格だ!>>
『っ』
軽く言われて流してしまいそうになるが合格と言われた。
雄英に行けるのだ。
嬉しさの余り声が出ない。
私の代わりにフゥ2達がどんちゃん騒ぎで喜んでいる。ウィスパーなんかタブレット端末を弄っている。
<<だがここで話は終わりじゃないよ。実はヴィランポイントの他にレスキューポイントなるものがあってね、ヒーローたるもの人助けしてこそのヒーローだ。
私達は監視カメラをありとあらゆる所に設置して君たちの行動を見ていた。
君はギミックを前にして立てなくなった者を守るためにギミックを倒した。そして君の個性なのか怪我人も治してくれたね。>>
あれは半分自分にも非があるのだが、コレは通信機械ではないので返事が出来ないのを悔やまれる。
<<しかも試験終了後にも怪我人を治してくれたようだね。あそこにいた救護人が不思議がっていたよ!これもポイントに入っているよ。
しかしね、試験終了後君は試験官の指示通りに動かなかった。そこは減点対象に入ってる。
世の中はルールに縛られているんだ。そこから脱する事はいけないよ。>>
フゥ2とジバニャンから痛い目線を浴びる。
反省してます…。
<<それでもレスキューポイントは25点!
総合点2位だよ!>>
オールマイトは雄英で会おうと言って映像は消えた。
「──…いろいろ言いたい事はあるけど、まぁいっか。
霊和ちゃんおめでと!」
「皆さんにも知らせましたよ~!
お祝いコメントが鳴り止まないです!」
「霊和ちゃんなら雄英でもやってけるニャン!」
ピコンピコンとウィスパーのタブレット端末が鳴るのを耳に入れながら、お母さんに合格したことを知らせた。