17話
夢小説設定
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自分の席に座り、フゥ2に昔にしたかっちゃんとのお約束は何だったのか聞かれたので答えながらいっくんを待った。
『──ってことがあったの。』
「…それって、ねぇ…。」
「勝己くんが可哀想でうぃす…。」
『え?』
「これじゃ、出久くんも同じ結果になりそうだね…。」
『??』
何が可哀想なのかわからない。
暫くするといっくんが教室に入ってきたので、席を立ちいっくんの下に向かった。
『いっくんおはよ!
私ヒーローになるの!』
「へっ!?」
「ちょっと…言葉が足りませんよ。」
急いで言ったから言葉足らずになってしまった。慌てて言い直す。
『一昨日オールマイトに会って助けて貰ったの。それで私もヒーローになりたいなって。』
「そうなんだ!
じゃあ僕と一緒だね!」
うん。と頷く。
いっくんもオールマイトに憧れてヒーローを目指している。
いっくんはかっちゃんと違ってヒーローになるなとは言わなかった。でも怪我はしないように気を付けてねと念入りに言われた。
「──…そっかぁ。霊和ちゃんはフゥ2達に手伝って貰うんだ。」
『体力はつけるけどね。』
戦う手段を持っていないことを疑問に思われ質問されたので答えたが、いっくんは浮かない顔をする。
「僕も何でもいいから個性欲しかったな…。」
ポツリと独り言のように呟かれた。
「出久…。」
フゥ2とウィスパーが悲しげな顔でいっくんを見る。
「だ、大丈夫ですよ!出久くんだってヒーローになれます!なんなら私が出久くんのサポートをしましょう!」
ウィスパーはいっくんの周りをグルグル回って応援をする。
「普段出久はオレ達が見えないんだから無理でしょ。」
「うっ…。」
「気持ちだけでも嬉しいよ。」
いっくんは笑ってウィスパーをあやす。
『うーん…。個性ってそんなに必要かなぁ?』
「何言ってるんですか。個性がないとヒーロ「黙って!」」
『個性があっても敵みたいに悪用する人も多いし、私はいっくんに個性がなくてもヒーローになれると思ってるよ。』
「…っ!
ありがとう。」
いっくんはへへっと笑って頭を掻く。
私は思ってる事を言っただけなのだから感謝される事はないのだが、いっくんの顔が明るくなったので良しとする。
『──ってことがあったの。』
「…それって、ねぇ…。」
「勝己くんが可哀想でうぃす…。」
『え?』
「これじゃ、出久くんも同じ結果になりそうだね…。」
『??』
何が可哀想なのかわからない。
暫くするといっくんが教室に入ってきたので、席を立ちいっくんの下に向かった。
『いっくんおはよ!
私ヒーローになるの!』
「へっ!?」
「ちょっと…言葉が足りませんよ。」
急いで言ったから言葉足らずになってしまった。慌てて言い直す。
『一昨日オールマイトに会って助けて貰ったの。それで私もヒーローになりたいなって。』
「そうなんだ!
じゃあ僕と一緒だね!」
うん。と頷く。
いっくんもオールマイトに憧れてヒーローを目指している。
いっくんはかっちゃんと違ってヒーローになるなとは言わなかった。でも怪我はしないように気を付けてねと念入りに言われた。
「──…そっかぁ。霊和ちゃんはフゥ2達に手伝って貰うんだ。」
『体力はつけるけどね。』
戦う手段を持っていないことを疑問に思われ質問されたので答えたが、いっくんは浮かない顔をする。
「僕も何でもいいから個性欲しかったな…。」
ポツリと独り言のように呟かれた。
「出久…。」
フゥ2とウィスパーが悲しげな顔でいっくんを見る。
「だ、大丈夫ですよ!出久くんだってヒーローになれます!なんなら私が出久くんのサポートをしましょう!」
ウィスパーはいっくんの周りをグルグル回って応援をする。
「普段出久はオレ達が見えないんだから無理でしょ。」
「うっ…。」
「気持ちだけでも嬉しいよ。」
いっくんは笑ってウィスパーをあやす。
『うーん…。個性ってそんなに必要かなぁ?』
「何言ってるんですか。個性がないとヒーロ「黙って!」」
『個性があっても敵みたいに悪用する人も多いし、私はいっくんに個性がなくてもヒーローになれると思ってるよ。』
「…っ!
ありがとう。」
いっくんはへへっと笑って頭を掻く。
私は思ってる事を言っただけなのだから感謝される事はないのだが、いっくんの顔が明るくなったので良しとする。