13話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
何時までも話し込んでいるのではなんだからとケマモト村を案内して貰った。
山に囲まれているだけあって自然豊かで結構田んぼが多く、近年では田舎暮らしがブームになっているので人口は徐々に増えているんだとか。
木造で建てられた古い小・中学校の横に、鉄筋で高校が数十年前に建てられたと妖怪ガッツKに自慢された。
ケマモト村の真ん中を横切るように流れている川は山の雪解け水で足を入れると凄い冷たかった。
「ここは河童の聖域だから水も綺麗なんだ。」
妖怪ガッツKから緑色のモノを差し出される。
『きゅうり?』
4分の1程度にカットされているきゅうりを受けとる。
「河童の好物だ。川に投げてみろ。」
『う、うん。』
下投げで川の真ん中辺りを狙って投げると、きゅうりが水の中に入る刹那目にも見えない速さできゅうりが消えた。
否、違った。消えたのではなく、反対岸にいる緑色の皮膚、頭の皿、嘴、指の間の水掻き。噂される典型的な見た目の河童がきゅうりを食べていた。
『ほ、本物だ!河童って本当にいたんだ!』
妖怪らしい妖怪に会うのは初めてだったので興奮してしまう。
『本当に妖怪いたんだね!』
「俺たちも妖怪だからね…?」
フゥ2達は世間に知られていない妖怪で見た目も怖くないため、妖怪だとわかっていても妖怪だと余り思っていなく友達としての枠であった。だが、世間に知られていて文献にも載っている河童は本当に妖怪がいるんだと実感させられる。
「河童先輩お久しぶりでうぃっす!嗚呼いつ見ても素敵な肌、輝いているお皿、このウィスパー感激です!」
『んえ?どうしたのウィスパー。変…。』
「ウィスパーは古典妖怪が目にも入れても痛くないくらい憧れているんだよ。だからいつも変なウィスパーがさらに変になるんだ…。」
古典妖怪とは人間にも知れ渡っている古くからいた妖怪で、河童や人魚、座敷わらし、ろくろっ首、一つ目などが有名だ。
ウィスパー達と出会った当初に持っていた妖怪メダルを見せて興奮していたなと思い出した。ちなみにそのメダルは座敷わらしだった。
「河童先輩肩揉みまやしょうか?あ、喉乾いてませんか?今すぐ高級グリーンスムージーをお作りします!それともお腹が空いてますかね!?」
『…。』
「ウィスパーキモいニャン。」
「うん。キモい。」
「ウザいな。」
ウィスパーは暫く河童の周りとあれこれ飛び回っていた。
h30.02.03
山に囲まれているだけあって自然豊かで結構田んぼが多く、近年では田舎暮らしがブームになっているので人口は徐々に増えているんだとか。
木造で建てられた古い小・中学校の横に、鉄筋で高校が数十年前に建てられたと妖怪ガッツKに自慢された。
ケマモト村の真ん中を横切るように流れている川は山の雪解け水で足を入れると凄い冷たかった。
「ここは河童の聖域だから水も綺麗なんだ。」
妖怪ガッツKから緑色のモノを差し出される。
『きゅうり?』
4分の1程度にカットされているきゅうりを受けとる。
「河童の好物だ。川に投げてみろ。」
『う、うん。』
下投げで川の真ん中辺りを狙って投げると、きゅうりが水の中に入る刹那目にも見えない速さできゅうりが消えた。
否、違った。消えたのではなく、反対岸にいる緑色の皮膚、頭の皿、嘴、指の間の水掻き。噂される典型的な見た目の河童がきゅうりを食べていた。
『ほ、本物だ!河童って本当にいたんだ!』
妖怪らしい妖怪に会うのは初めてだったので興奮してしまう。
『本当に妖怪いたんだね!』
「俺たちも妖怪だからね…?」
フゥ2達は世間に知られていない妖怪で見た目も怖くないため、妖怪だとわかっていても妖怪だと余り思っていなく友達としての枠であった。だが、世間に知られていて文献にも載っている河童は本当に妖怪がいるんだと実感させられる。
「河童先輩お久しぶりでうぃっす!嗚呼いつ見ても素敵な肌、輝いているお皿、このウィスパー感激です!」
『んえ?どうしたのウィスパー。変…。』
「ウィスパーは古典妖怪が目にも入れても痛くないくらい憧れているんだよ。だからいつも変なウィスパーがさらに変になるんだ…。」
古典妖怪とは人間にも知れ渡っている古くからいた妖怪で、河童や人魚、座敷わらし、ろくろっ首、一つ目などが有名だ。
ウィスパー達と出会った当初に持っていた妖怪メダルを見せて興奮していたなと思い出した。ちなみにそのメダルは座敷わらしだった。
「河童先輩肩揉みまやしょうか?あ、喉乾いてませんか?今すぐ高級グリーンスムージーをお作りします!それともお腹が空いてますかね!?」
『…。』
「ウィスパーキモいニャン。」
「うん。キモい。」
「ウザいな。」
ウィスパーは暫く河童の周りとあれこれ飛び回っていた。
h30.02.03