12話
夢小説設定
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あれからかっちゃんとは前より仲良くなり、4年生になった今日も一緒に下校していた。
かっちゃんの家の前まで着くとこれからの予定を思い出した。
『今日いっくんがウチに来るけどかっちゃんも来る?』
「は?聞いてねーぞ。」
『言うの忘れてた。』
家の方面が少し違うため途中で別れていたいっくんと約束していたのだが、かっちゃんに言うのを忘れていた。忘れられていたかっちゃんは不満そうな顔をする。
「忘れんぼうな霊和ちゃんも可愛いニャン。」
「あーたね…。」
脚にしがみついてくるジバニャンに呆れた顔をするウィスパー。今日はフゥ2も一緒にいる。
「オレも行く。」
『ホント?よかった!』
「何言ってんだい!今日はアンタの物買いに出かけるから遊ぶ予定いれんなって言ったよね!」
かっちゃんの声が聞こえたのか、かっちゃんのお母さんが出てきた。
「げっ、ババァ…。」
「誰がババァだって!?」
かっちゃんのお母さんは腕でかっちゃんの首を絞める
「ニャハハッ!あのカツキがウケるニャン!」
「もう…。後で泣かされても知らないよ。」
フゥ2がジバニャンを咎めるが聞こえていないのを分かっていて嘲笑っている。
『そっか…、また今度遊ぼうね。』
「ホントごめんね!今度遊んでやってね!」
「じゃぁな…。」
今日はかっちゃんが遊べない事に少々残念に思ったが、予定が入っているのなら仕方がない。
かっちゃんの家を後にして自分の家へ帰った。