8話
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幼稚園を卒業し、小学生になりました。
小学生は幼稚園より拘束時間が長くて大変だけど勉強は楽しい。
かっちゃんの家でいっくんも一緒に宿題をやることになり、フゥ2達も連れてかっちゃんの家に向かっている。いっくんは別に来るらしく今はいない。
「勝己くんのお家は初めてですね!」
『そうだっけ?』
ウィスパーがそわそわしている。
フゥ2達が来るまではよく行ってたが、フゥ2達という友達が出来てからはかっちゃん家ではなくいっくん家に行っていた。何でもウィスパーとジバニャンを家に入れたくないとのこと…。ジバニャンとかっちゃんはウマが合わなく、ウィスパーは何か嫌。とのことだ。ちなみにフゥ2とはそれなりに仲が良い。
なので家で遊ぶ時は私の家かいっくん家になっている。
だが今日はどちらも客が来る事になっているのでかっちゃん家になった。
「嗚呼、勝己くん家に行くだけなのに胸が高まっています!うぃす!」
「ウィスパー、ドキ土管が取り憑いてるよ…。」
「うぃす!?」
ウィスパーに古代の人が作ったとされるツボのような土管がくっついていた。
「アッチに行ってくださいっ!!」
「仕方ないな~。」
ドキ土管はそう言いながらウィスパーから手を離す。ウィスパーは浮いているわけで、ドキ土管は重力に逆らわず地面に落ちる。
割れる!そう思ったが身体は動かなかった。
「な~んちゃって!割れると思った?」
ドキ土管は着地間際に手足で衝撃を和らげて着地していた。身体にはひび一つ入っていない。
『うん…。』
「ドキ土管のイタズラ知ってるけどドキドキしちゃったよ…。」
「いつ見ても心臓に悪いニャン…。」
ドキ土管はイタズラが成功して満足げ笑いながらに消えてしまった。
「全く人騒がせな妖怪ですね!」
「まぁドキ土管はドキドキさせる妖怪だからね~。」
『面白かったよ!』
彼処にも人に取り憑いている妖怪がいる~と言いながら進んでいると、前方に鼠がいた。
『ネズミさんが歩いてる。』
「そりゃ、ネズミならそこら辺にいても可笑しくないでしょう。」
ウィスパーは後ろ向きで浮いていたため鼠を見ていない。
「二足歩行で歩いてるニャン。」
「服も着てるね。」
「うぃす!?」
ウィスパーは二足歩行をしているネズミがどこにいるのかと振り向く。
「あんな妖怪いたっけ?」
「う~ん…思い出せないニャン。」
「うぃす!今こそ私の出番ですね!」
ウィスパーが何か知っているのかと思ったが、タブレット端末を取り出し検索し始めた。
『何してるの?』
私が見ようとするがウィスパーは離れて見せない様にする。
「ウィスパーは妖怪の名前を覚えられないから、その妖怪パッドで妖怪を探してるんだよ。」
『へぇ。』
「そそそそそんなことありやせんよ!!?私が知らないことなどありません!ただ間違っていたら申し訳ないので確認の為に探してるのであって、知らないということではございませんからね!!」
「必死過ぎニャン…。」
私はウィスパーを放っておいて鼠の所に行った。
『ネズミさん、ここで何してるの?』
「おや、君は近所の子かな?」
『そうだよ!』
調べていたウィスパーが慌てて飛んでくる。
「ちょっとちょっと私だけ置いていくなんてあんまりじゃないですか!」
『ごめん。』
「ウィスパーが遅いからじゃん。」
「霊和ちゃんに置いてかれるなんて~!」
ウィスパーが私の周りをグルグル回っていじけるからしっかりと謝っておいた。
その後もう一度鼠に何しているのかと聞くと、最寄り駅に向かっているとのこと。
『駅はあっちだよ。』
「あれ、そうだったかな?」
鼠が歩いている方向とはずれた方に駅はある。迷っていたみたいだ。
『連れてってあげるよ。』
「助かるよ。ありがとうね。」
「うぃす。宿題はいいんですか?」
『うん。ちょっと遅れるくらいなら大丈夫。』
「君も約束あるみたいだから道だけ教えてくれればいいよ?」
『んーん。困ってる妖怪がいたら助けたいんだ。』
「うぃす…!」
「ニャー…!」
「霊和ちゃん…!」
フゥ2達が感動して顔をキラキラさせる。
「…そうかい。ではお願いするとしようかな!」
『うん!』
鼠を連れて駅に向かうことになった。
少し遅れるけどかっちゃんなら許してくれるよね。
小学生は幼稚園より拘束時間が長くて大変だけど勉強は楽しい。
かっちゃんの家でいっくんも一緒に宿題をやることになり、フゥ2達も連れてかっちゃんの家に向かっている。いっくんは別に来るらしく今はいない。
「勝己くんのお家は初めてですね!」
『そうだっけ?』
ウィスパーがそわそわしている。
フゥ2達が来るまではよく行ってたが、フゥ2達という友達が出来てからはかっちゃん家ではなくいっくん家に行っていた。何でもウィスパーとジバニャンを家に入れたくないとのこと…。ジバニャンとかっちゃんはウマが合わなく、ウィスパーは何か嫌。とのことだ。ちなみにフゥ2とはそれなりに仲が良い。
なので家で遊ぶ時は私の家かいっくん家になっている。
だが今日はどちらも客が来る事になっているのでかっちゃん家になった。
「嗚呼、勝己くん家に行くだけなのに胸が高まっています!うぃす!」
「ウィスパー、ドキ土管が取り憑いてるよ…。」
「うぃす!?」
ウィスパーに古代の人が作ったとされるツボのような土管がくっついていた。
「アッチに行ってくださいっ!!」
「仕方ないな~。」
ドキ土管はそう言いながらウィスパーから手を離す。ウィスパーは浮いているわけで、ドキ土管は重力に逆らわず地面に落ちる。
割れる!そう思ったが身体は動かなかった。
「な~んちゃって!割れると思った?」
ドキ土管は着地間際に手足で衝撃を和らげて着地していた。身体にはひび一つ入っていない。
『うん…。』
「ドキ土管のイタズラ知ってるけどドキドキしちゃったよ…。」
「いつ見ても心臓に悪いニャン…。」
ドキ土管はイタズラが成功して満足げ笑いながらに消えてしまった。
「全く人騒がせな妖怪ですね!」
「まぁドキ土管はドキドキさせる妖怪だからね~。」
『面白かったよ!』
彼処にも人に取り憑いている妖怪がいる~と言いながら進んでいると、前方に鼠がいた。
『ネズミさんが歩いてる。』
「そりゃ、ネズミならそこら辺にいても可笑しくないでしょう。」
ウィスパーは後ろ向きで浮いていたため鼠を見ていない。
「二足歩行で歩いてるニャン。」
「服も着てるね。」
「うぃす!?」
ウィスパーは二足歩行をしているネズミがどこにいるのかと振り向く。
「あんな妖怪いたっけ?」
「う~ん…思い出せないニャン。」
「うぃす!今こそ私の出番ですね!」
ウィスパーが何か知っているのかと思ったが、タブレット端末を取り出し検索し始めた。
『何してるの?』
私が見ようとするがウィスパーは離れて見せない様にする。
「ウィスパーは妖怪の名前を覚えられないから、その妖怪パッドで妖怪を探してるんだよ。」
『へぇ。』
「そそそそそんなことありやせんよ!!?私が知らないことなどありません!ただ間違っていたら申し訳ないので確認の為に探してるのであって、知らないということではございませんからね!!」
「必死過ぎニャン…。」
私はウィスパーを放っておいて鼠の所に行った。
『ネズミさん、ここで何してるの?』
「おや、君は近所の子かな?」
『そうだよ!』
調べていたウィスパーが慌てて飛んでくる。
「ちょっとちょっと私だけ置いていくなんてあんまりじゃないですか!」
『ごめん。』
「ウィスパーが遅いからじゃん。」
「霊和ちゃんに置いてかれるなんて~!」
ウィスパーが私の周りをグルグル回っていじけるからしっかりと謝っておいた。
その後もう一度鼠に何しているのかと聞くと、最寄り駅に向かっているとのこと。
『駅はあっちだよ。』
「あれ、そうだったかな?」
鼠が歩いている方向とはずれた方に駅はある。迷っていたみたいだ。
『連れてってあげるよ。』
「助かるよ。ありがとうね。」
「うぃす。宿題はいいんですか?」
『うん。ちょっと遅れるくらいなら大丈夫。』
「君も約束あるみたいだから道だけ教えてくれればいいよ?」
『んーん。困ってる妖怪がいたら助けたいんだ。』
「うぃす…!」
「ニャー…!」
「霊和ちゃん…!」
フゥ2達が感動して顔をキラキラさせる。
「…そうかい。ではお願いするとしようかな!」
『うん!』
鼠を連れて駅に向かうことになった。
少し遅れるけどかっちゃんなら許してくれるよね。