7話
夢小説設定
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幼稚園の遠足で動物園に来ていた。保護者も一緒だ。
「ライオンだー!スゲー!」
『わぁ!大きいよ!』
「ちょっと恐い…」
いっくんがいっくんのお母さんの後ろに隠れる。
『恐くないよ?』
「あっち行くっ!」
ライオンの近くにいるのが嫌みたいで日本猿の方に行ってしまった。仕方ないので私達も着いて行く。
「猿よりライオンの方がいいじゃねーか…」
「まぁまぁ、出久くんがこっちの方がいいんだってさ。」
かっちゃんのお母さんがかっちゃんの頭をガシガシと撫でる。私はそれを横目に見ながら猿山を眺める。
『あれもお猿さんなのかなぁ…?』
「え?」
他の日本猿から少し離れた所で餌を食べている猿がいるのだが、日本猿と形状が違う猿がいた。私はあそこだと指差すがいっくんには見えていなかった。
「妖怪…かな?」
『そうかも。』
いっくんと手を繋ぐと、反対側もかっちゃんに繋がれた。
「…不細工な猿がいんな。」
「太ってるね。」
「出久くんも意外と言いますね。」
ぽつりと呟いたいっくんにウィスパーがツッコんだ。
その後フゥ2がアレはサルニャンだと教えてくれた。一応猫妖怪らしいがどう見ても猿にしか見えない。
─────
キリンの所に行くと親子のキリンがいた。子供は生まれてから5ヶ月らしく、沢山の人が見て写真を撮っている。
『キリンさんの上にゾウさんがいるんだ。』
「霊和ちゃんは面白い事言うね!」
私の声が聞こえたかっちゃんのお母さんが笑う。かっちゃんが私には妖怪が見える事を教える。どうやらかっちゃんは親に言ってなかったみたいで、かっちゃんのお母さんは驚いていた。
フゥ2とウィスパーとジバニャンがキリンの上のゾウを見て青冷めていたけどどうしたのだろう?