46話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
かっちゃんと切島くんの戦いはかっちゃんの勝利となって終わり、私はまた控え室へと連れていかれた。
ウィスパーが撮ってくれた動画を観ていたのだが、お茶子ちゃんが上空に瓦礫を沢山浮かばせて一気に落とし、それをかっちゃんが大爆発をさせることで防いだところまでしか映っていなかった。
しかも映っている部分もウィスパーの声がうるさく、画面もブレまくっていた。
「──…ほんっと、役に立たない。」
「子供の方が綺麗に録れるニャンよ。」
「ブレは私のせいだとしても、爆破の後の故障は私のせいじゃないでしょー!」
確かにかっちゃんの個性でカメラの録画部分が壊れてしまったのだからウィスパーのせいではないだろう。
「壊れてるのにも気付かずにさっきの試合も録っていたんだからポンコツでしょ。」
フゥ2は仕方ない…とどこからかポップな形をしたテレビを取り出す。
この形は妖魔界で生産されているテレビだ。
「こんなこともあろうかと妖魔界でも放送されている実況放送を録画しておいたんだよね。」
『おお!』
勿論人間界の実況放送も録画してあるよ!と自慢気に話すフゥ2に拍手を送る。
倍速でだが見ていると、かっちゃんは結構個性を使っていた。
特にお茶子ちゃんとの最大級の爆破はかっちゃんの腕にも負担が掛かっているのが見える。
『今は腕が弱点かな。リカバリーガールに治してもらったとしても体力は削られてるはず。』
私は友達の力を使って戦いをする。だがかっちゃんといっくんは幼馴染みだし仲がいいので友達(妖怪)の事もよく知っている。
妖怪の情報を多く持っている二人は私の脅威となる。
その為にかっちゃんといっくんとのタイマン試合だけは事前に作戦を練って友達の皆と会議までした。
いっくんとの試合はなかったが、かっちゃんとこれから戦うのだ。
少しでも勝てる要素を探す。
それと、フユニャン…じゃなくてデカニャンとの協力もしてみたい。
『作戦では召喚する為に隙を作るのにジバニャンを行かせるつもりだったけどかっちゃんの個性もあるし心配だったの。
せっかくデカニャンもいるからちょっと作戦を変えてみたいんだけどいいかな。』
「オレっちじゃニャいニャン?」
『うん。ほんの少し時間を稼げばいいんだから安全な方を選びたいな。
試合始まってかっちゃんに向かって何か投げるからデカニャンの力でバッカでかくしてくれないかな?』
「いいでふよ。」
どんどん大きくなっている気がするデカニャンが私の腕の中で頷く。
「もうすぐ前の試合も終わるはずだね。」
『うん、行こう!』
「「「おお!」」」
轟くんと飯田くんの試合が終わり、ついにかっちゃんとの対戦になった。
ステージの上でかっちゃんと向き合う。
「手加減しねぇ。
テメェも本気で来い。」
『かっちゃんに勝てるかわかんないけど…、今ある力を出し切ってかっちゃんを倒すよ。』
「っ…、
とっとと始めろ!」
かっちゃんは口を開いたがすぐに口を閉じてミッドナイト先生に即する。
「ス、START!」
開始合図と同時にかっちゃんが飛んでくる。
『っ(やっぱり速い…っ!)』
ギリギリで避けて、回転蹴りを背中に喰らわせようとするが避けられてしまう。
バックステップして距離を取るが、すかさず間を詰めて殴ってこようとするのでしゃがんで避ける。
<<どっちも攻撃を喰らってねぇ!>>
マイク先生の実況が耳に入りながらかっちゃんの足をひっ掛けようとして私の足を伸ばすがそれも避けられる。
かっちゃんが掌を私の顔面に向かって出してきたので慌てて避けるが軽く吹っ飛ばされる。
ウィスパーとフゥ2に止められ場外は免れた。
今度は私から突っ込んでいき拳を振るう。
かっちゃんは避け、近距離で個性を使う。
予想出来ていたから軽々避けて、私は風下へとジャンプする。
私の姿が一瞬見えなくなったかっちゃんはそれでも前へ進んで近付いてくる。
だが私はこの一瞬で体操着を脱いでかっちゃんに投げ付ける。
『デカニャンお願い!』
風の抵抗で広がった体操着がデカニャンの取り憑きで何倍も大きくなった。
<<体操着がバッカでかくなったぞ!?>>
<<あいつ……(校長には好きにやらせろと言われてるが、言われていないことはやりたい放題だな)。>>
「目眩ましのつもりかよ。
何度も同じ手には乗んねぇぞ!!」
かっちゃんとお茶子ちゃんの試合でもお茶子ちゃんは体操着を囮にしていた。
かっちゃんは爆破で体操着を飛ばす。
「なっ!!」
本来ならば体操着がなくなり私がいた場所が見えるはずだった。
だが体操着がなくなった向こう側からバッカでかくなったシューズがかっちゃんに迫ってきていた。
私は体操着を投げてすぐにシューズも片方脱いで投げていたのだ。
二重に物があることでかっちゃんはそちらに意識が行く。
その隙に友達全員を召喚した。
ウィスパーが撮ってくれた動画を観ていたのだが、お茶子ちゃんが上空に瓦礫を沢山浮かばせて一気に落とし、それをかっちゃんが大爆発をさせることで防いだところまでしか映っていなかった。
しかも映っている部分もウィスパーの声がうるさく、画面もブレまくっていた。
「──…ほんっと、役に立たない。」
「子供の方が綺麗に録れるニャンよ。」
「ブレは私のせいだとしても、爆破の後の故障は私のせいじゃないでしょー!」
確かにかっちゃんの個性でカメラの録画部分が壊れてしまったのだからウィスパーのせいではないだろう。
「壊れてるのにも気付かずにさっきの試合も録っていたんだからポンコツでしょ。」
フゥ2は仕方ない…とどこからかポップな形をしたテレビを取り出す。
この形は妖魔界で生産されているテレビだ。
「こんなこともあろうかと妖魔界でも放送されている実況放送を録画しておいたんだよね。」
『おお!』
勿論人間界の実況放送も録画してあるよ!と自慢気に話すフゥ2に拍手を送る。
倍速でだが見ていると、かっちゃんは結構個性を使っていた。
特にお茶子ちゃんとの最大級の爆破はかっちゃんの腕にも負担が掛かっているのが見える。
『今は腕が弱点かな。リカバリーガールに治してもらったとしても体力は削られてるはず。』
私は友達の力を使って戦いをする。だがかっちゃんといっくんは幼馴染みだし仲がいいので友達(妖怪)の事もよく知っている。
妖怪の情報を多く持っている二人は私の脅威となる。
その為にかっちゃんといっくんとのタイマン試合だけは事前に作戦を練って友達の皆と会議までした。
いっくんとの試合はなかったが、かっちゃんとこれから戦うのだ。
少しでも勝てる要素を探す。
それと、フユニャン…じゃなくてデカニャンとの協力もしてみたい。
『作戦では召喚する為に隙を作るのにジバニャンを行かせるつもりだったけどかっちゃんの個性もあるし心配だったの。
せっかくデカニャンもいるからちょっと作戦を変えてみたいんだけどいいかな。』
「オレっちじゃニャいニャン?」
『うん。ほんの少し時間を稼げばいいんだから安全な方を選びたいな。
試合始まってかっちゃんに向かって何か投げるからデカニャンの力でバッカでかくしてくれないかな?』
「いいでふよ。」
どんどん大きくなっている気がするデカニャンが私の腕の中で頷く。
「もうすぐ前の試合も終わるはずだね。」
『うん、行こう!』
「「「おお!」」」
轟くんと飯田くんの試合が終わり、ついにかっちゃんとの対戦になった。
ステージの上でかっちゃんと向き合う。
「手加減しねぇ。
テメェも本気で来い。」
『かっちゃんに勝てるかわかんないけど…、今ある力を出し切ってかっちゃんを倒すよ。』
「っ…、
とっとと始めろ!」
かっちゃんは口を開いたがすぐに口を閉じてミッドナイト先生に即する。
「ス、START!」
開始合図と同時にかっちゃんが飛んでくる。
『っ(やっぱり速い…っ!)』
ギリギリで避けて、回転蹴りを背中に喰らわせようとするが避けられてしまう。
バックステップして距離を取るが、すかさず間を詰めて殴ってこようとするのでしゃがんで避ける。
<<どっちも攻撃を喰らってねぇ!>>
マイク先生の実況が耳に入りながらかっちゃんの足をひっ掛けようとして私の足を伸ばすがそれも避けられる。
かっちゃんが掌を私の顔面に向かって出してきたので慌てて避けるが軽く吹っ飛ばされる。
ウィスパーとフゥ2に止められ場外は免れた。
今度は私から突っ込んでいき拳を振るう。
かっちゃんは避け、近距離で個性を使う。
予想出来ていたから軽々避けて、私は風下へとジャンプする。
私の姿が一瞬見えなくなったかっちゃんはそれでも前へ進んで近付いてくる。
だが私はこの一瞬で体操着を脱いでかっちゃんに投げ付ける。
『デカニャンお願い!』
風の抵抗で広がった体操着がデカニャンの取り憑きで何倍も大きくなった。
<<体操着がバッカでかくなったぞ!?>>
<<あいつ……(校長には好きにやらせろと言われてるが、言われていないことはやりたい放題だな)。>>
「目眩ましのつもりかよ。
何度も同じ手には乗んねぇぞ!!」
かっちゃんとお茶子ちゃんの試合でもお茶子ちゃんは体操着を囮にしていた。
かっちゃんは爆破で体操着を飛ばす。
「なっ!!」
本来ならば体操着がなくなり私がいた場所が見えるはずだった。
だが体操着がなくなった向こう側からバッカでかくなったシューズがかっちゃんに迫ってきていた。
私は体操着を投げてすぐにシューズも片方脱いで投げていたのだ。
二重に物があることでかっちゃんはそちらに意識が行く。
その隙に友達全員を召喚した。