鬼1匹〜
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鬼5匹
咲はボロボロな格好の為、買い物をすることになった
「ネェネェ、こんなの、どうかな?」
「んぅ?」
咲は真っ赤な色に菊が描かれた着物を##NAME1##に見せる
「(嫌な組み合わせダネ…ι)」
赤とは血、菊とは葬式に飾る物。その二つの組み合わせは異様な物だった
「ネェ、これは?」
ナッポーは牛の着ぐるみを持ってきた
「…死ね」
「それはナッポーが悪い」
##NAME1##は冷ややかな目でナッポーを見ていた
「咲は黒とか似合うんじゃなーい?」
ナッポーは店の中をふよふよと飛びながら呟く
「そうだね!
あとは…ピンクかな?」
そう言いながら黒い生地でピンクの桜がちりばめられている着物を顔の横に置き、ニコッと微笑む
「それ、いい…////」
顔を赤らめながら頷く咲
「でも、こっち、が、いい」
色も柄も同じだが、丈が短いのを見せてきた
「うん。それでいいんじゃないかな」
手を顎に添え、うんうんと頷く##NAME1##
「こんなに短いとパンチラとかあるよね!
##NAME1##興奮しちゃわない??」
「何言ってんの!!」
男の話をしだしたナッポーに##NAME1##は顔を赤らめながらツッコんだ
##NAME1##達はその後、黒いブーツと一緒に買い、咲は着替えた
「似合って、る?」
「わぁ!凄い可愛いよ!」
「うん。孫にも衣装?」
「少し黙ってよっか?」
ニッコリと笑ってナッポーを見る
「あぃ……ι」
次にアクセサリーショップに立ち寄った
「ナッポー、リボン付けてみる?」
ふざけ半分でナッポーにリボンを薦(すす)める##NAME1##
「ナッポーは男だっっ!!!」
拒否されてしまった
「ん…」
店の中を回っていた##NAME1##は一角にあったゴムを見た
「咲、髪縛ってみない?」
「髪…?」
「ん。ポニーテール似合ってると思ってさ」
「似合ってる……?
縛るっ!!」
ニコニコ笑う咲
「そっか。じゃ、これにしよっ」
##NAME1##はシンプルだが、光によって光るゴムを買う事にした
##NAME1##はレジまで行こうとした時、何かが目に入った
「…………」
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「自分で縛れる?」
「縛れる!多分…」
「フフッ 頑張って」
咲は頑張って髪を縛り始めた
前髪と左横の髪だけを残して、後ろ髪を半分ずつ縛っていく
「何で左髪だけ残すの?」
「ん…オソロイ」
「お揃い?………嗚呼」
##NAME1##は左髪だけ長い自分の髪を弄る
「お揃いだね♪」
「うん!オソロイオソロイ♪」
「いーなぁー
ナッポーもお揃いにしーたーいー!!」
「フンッ 犬、だもん、ね」
"犬"の処を強調する咲
「犬馬鹿にすんなー!」
ナッポーの声が天に届いた
「咲、あのね、もう一つあげたい物があるんだ」
ナッポーの話を無視して咲の方を向く##NAME1##
「?」
「えっと、ね………これ」
##NAME1##はガサゴソと懐に手を入れ、袋を取り出す
咲は袋を受け取り袋を空ける
「! コレ…」
袋の中にあったのはオレンジ色の音符の形をしたピン止めだった
「いいの?」
「うん」
「ア、アリガト!」
「どーいたしまして」
咲は右目の上のところにピン止めをつけた
鬼5匹 終わり