本物の愛
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「霧雲っ!!」
『!』
私はその後、裏庭にいた
裏庭は私一人で静かな空間だった
しかし武君が来たことにより、それが一気に崩れた
『な、に…』
「泣いてたのか?」
『………』
私は鼻を啜る
『ごめんね… 私、嫉妬してた』
「嫉妬?」
『うん。武君はいつも野球で私はそっちのけだったような気がして
馬鹿だよね…野球に嫉妬したなんて…
武君は私だけを向いてほしい
私だけのものになってほしい』
「…………なんていやぁいいのかな…
オレは
オレは野球なんかより霧雲が好きだ
前、霧雲が野球頑張ってって言ってくれたことあったよな?それでオレ、一生懸命野球頑張っていられるんだ
霧雲の気持ちに答えられるようにってな…
でもそれで霧雲がヤだったんならオレは野球を止める」
『っ! ダメだよ!野球はやめないでっ!!』
「でも霧雲が嫌なら『ダメ!!
私は野球やってる武君も合わせて好きなのっ!』
私は頭を振り、必死に説得する
「霧雲……」
『だから…野球はやって?でも……
私から離れていかないで?』
「! おぉ!!」
私達はまだ未熟
お互い何もしらなくて時には人を傷付けてしまう
でも、本当に本物の愛があるのなら
壊れはしない
それがどうかは
アナタ次第だけれども
更新09.03.19