中編(タイトル未定)
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所狭しと建物が並ぶ歌舞伎町だが自然も結構あり、公園も自然が溢れていた。その中の一角に滑り台やらブランコやら遊具があるところに来ていた
「何かありますかねェ?」
「んー…」
私はキョロキョロ辺りを見回しながら砂場に足を入れる
軽くジャンプしたり歩き回ったりしてみるが、元の世界に戻れる感じはしない
「霧雲は転んでこっちに来たって言ってたよな?なら転んでみりゃいんじゃね?」
「へ!?」
「銀ちゃんナイスアイデアネ!」
自ら転ぶのですか!?
「さあ!霧雲転ぶヨロシ!」
狼狽えていると、神楽ちゃんに背中を押されてバランスを崩し、顔面から砂にダイブした
うぇ…顔が砂まみれだし、口の中がジャリジャリする…
いきなりじゃ危ないでしょ!と、頭上で新八さんが神楽ちゃんに注意する声が聞こえる
「転んでもダメか…」
「もっと力強くした方がよかったアル?」
「転んでるというか、神楽ちゃんが突き飛ばしてただけだからね!?」
先に助けてほしいなァ…
身体を起こし、顔についた砂を取りながら、私の上でわちゃわちゃしている三人を眺める
それに気付いたのか銀時さんが、私の両脇を上げて服についた砂を払ってくれた
(成果なし…ですね)(もうちょっと情報がいりゃあなァ…)(ごめんなさい。私は役に立たないゴミです…)(これはちょっとした感想であってだな!別に霧雲ちゃんがアレとかじゃないから!)(またこの行(クダリ)ネ。皆飽きたアルよ)(ごめんなさいごめんなさいごめんなさい)(神楽ちゃん止めたげて!霧雲ちゃんガラスの心臓だって知ってるでしょ!!)