中編(タイトル未定)
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昨日買った和服の着方をお妙さんに聞きながら着替えた
「なかなか難しいですね…」
「銀さんにアナタの事を聞きましたよ。こういう服を着た事がなかったのでしょ?その内覚えていくわ。知識はあって不便なことはないわ」
「そう…ですね」
知識はあった方がいい
今、ここにいる理由も、もっと知識があれば知っていたのかもしれないのだから
着替え終わり坂田銀時さん達が待っている居間に行く
「可愛いヨ!流石霧雲アル!」
「そ、そうかな…」
「そうですよ!似合ってますよ!」
神楽ちゃんと新八さんから褒められ照れてしまう
着物が入っていた風呂敷を畳みながらお妙さんが質問をしてくる
「これから何処に行かれるのかしら?」
見て回るとは言ったが、何処に行けばいいのかわからない
「取り合えずは昨日霧雲ちゃんと会った所だろ」
お妙さんの質問には坂田銀時さんが答えてくれたが、彼処に何か手掛かりはあるのだろうか
ただの道端だった気がする
「あとは砂場があるとこか?」
坂田銀時さんが此方を向いたので頷く
此方の世界に来る直前にいた場所が公園の砂場だったからだ
「天人の仕業って線もあるからヅラん所も一応行っとくか」
ヅラ?面?…かつら?
鬘をかぶった人とかそんな感じかな?
鬘をかぶってるのがバレてるのかな?
それともオシャレウィッグが凄い事になってるのかな?
私がヅラという人について悶々と考えているうちに、お妙さんは用事があるとかで帰ってしまった。
私達も何時までも家の中にいても仕方ないので早速出掛けた
(本当に違う時代に来たみたいだなぁ…)(霧雲の世界はどんなだったアル?)(んー、都会は大きいビルが沢山あって皆忙しそうだったな)(瓦屋根の家ってありますか?)(瓦屋根はあるけど壁は木じゃなくてコンクリートだよ)(おいおい、ぶつかったら痛ェじゃねーか)(いや、ぶつかる事は余りないと思います…)