中編(タイトル未定)
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取り合えず、私の生活用品を買おうということになり、私達は歌舞伎町を廻っている
天人を見るたびにビクビクしながら買い物をしていた
この世界の服は和服が主要らしく、何着か買って貰った
そして歯ブラシや自分専用の茶碗等も買って貰った
あ、あとは…し、ししし下着さえ、買えばいいんだけど…
言い辛い…!
お金の持ち主は坂田銀時さんだから、坂田銀時さんに言わないといけないが、そんな言う勇気はない
「他に欲しいもんはねーか?」
「え、あ、は、はい…」
しどろもどろになってるのが、自分でもわかるゥ…
「銀ちゃん、あと下着買ってないアルヨ!女の子には一番大切な物ヨ。そんなんも察せないからモテないネ」
ブーッ!と吹き出す坂田銀時さん
坂田銀時さんは顔を赤くして、目をウロウロさせる
「バ、バカヤロ!女の子だったらもっと恥じらいっつーもん持てェ!!」
「銀ちゃんなんかに恥じらい持ってどーするアルカ」
「お前はまず、俺を男と見ろ!」
「オッサンとは見てるネ!」
このまま取っ組み合いが始まりそうになる
「(ど、どうしよ…)」
私がオロオロしながらみていると、神楽ちゃんが坂田銀時さんに手を差し出した
「あ?」
「霧雲の下着買って来てやるアルから金寄越せヨ」
「―~~…っ」
坂田銀時さんは苛立ちながらもお金を幾等か財布から出して神楽ちゃんに渡した
「霧雲、行くネ!」
「え、うん!」
「銀ちゃんはそこで待ってるネ!」
神楽ちゃんは私の手を掴んで走り出した
ランジェリーショップに入って下着を探す事にした
「霧雲サイズどのくらいアルカ?」
「え、あ、と…~~っ」
カップなんて他人に言えないよっ
私の顔が赤くなるのがわかる
「わからないアルカ?」
「あ、え…」
違うけど言えない
狼狽えてると神楽ちゃんはまた手を掴んで店の奥の方に引っ張った
「霧雲のサイズ測ってネ」
どうやら、店の人に測って貰うみたいだ
……て、私がっ!?
「で、でもっ…」
「霧雲はジッとしてるだけでいいアルヨ」
そのまま神楽ちゃんに万歳をされるみたいに腕を持ち上げられた
店員さんはセーラーの横のチャックを開け、腕を中に入れて測った。
メジャーを胸の一番高い処を一周させてメモリを見て、次に胸の膨らみがない処を一周させて、またメモリを見られる
「Gの70ですね」
前より大きくなってる…!
ただでさえ、太ってるのに胸が大きすぎて余計に太ってるように見えるのに…。
まだでかくなるのかと悲しんでいると神楽ちゃんが抱き着いてきた
「霧雲デカイアルナ!」
「ハハッ…」
神楽ちゃんに離れてもらい、神楽ちゃんの背中を押した
「あ、ありがとうございました」
私は店員さんにお礼を言い、その場を立ち退いた
(胸はCカップが理想です)(もったいないアル!せっかくのボインアルヨ!)((ボインじゃなくていい!))