帽子
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私は最近入ってきた蛙帽子を被った者の後ろに立っていた
『フーラーンッ!』
私は思いっきしダイブをした
しかしフランは軽々と避けた
当然ダイブした先は床で、
ビッターンッ
ゆ、床とキスをしてしまった…
「バカじゃないですか?まっちセンパーイ」
『バ、バカじゃなぃ…』
私は鼻を擦りながら起き上がった
「じゃー、アホですねー」
『違うっ!』
私は全力で否定した
まぁ否定してもフランの中ではすでにまっち=アホ(バカ)と決定してしまったのだろうけど(泣)
「それより何のようですかー?」
『別にようはない!』
「バカ」
『違うってば!』
フランを睨んだ
ん?
『フラン、帽子曲がってるよ?』
「んあ?…ホントだー」
フランは自分の蛙の形をした帽子を直す
『それ、ベルからでしょー?カワイイね』
「はい。あの堕王子、全く何考えてんでしょーねー
カワイイのは本の少しだけ認めますよー」
フランはそう言いながら自分の帽子を軽く叩く
『ベルもマーモンが愛しいんじゃない?
王子我が儘だからいきなり亡くなったら悲しいんだろうねー。今まで何でも手に入ってたっぽいからさー
認めるんかい』
「………」
『ちょっと聞いてんのー!?』
フランは私に背を向けてソファーに座っていた
「うるさい」
いーじゃーんといいながら何しているのか見ると本を読んでいた
『何読んでんの?』
「"王子を懲らしめる方法"っていう裏の方でしか売ってない本ですよー」
『なっ!?』
こいつ本気だ!!
本気でベルを殺るつもりだ!!!
『ちょっと!ファミリー内での抗争なんてやめてよ!!?
ましてや此処はボンゴレなの!』
「わかってますよー」
そんなこと言ってるけど、絶対に聞いてないな。こいつ…(怒)
『ハァ…
センパイは大切にねー』
私はフランの帽子を叩いて部屋から出た
更新10.02.21